30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

苦難を乗り越えてのブロッコリー

2008-11-05 | ブロッコリー

2日に歩いてきた八ケ岳・編笠山をHPにアップした。こういうのは手早くやらないと、いつまでもほったらかしにしてしまいがちだ。

 


きょうも秋野菜の収穫が続く。
野菜だって手をかけた分だけ結果が出てくるものと思いたいのだが、なかなかそうはいかない。菜園を始めたばかりの人は、努力が水泡に帰すことがよくある。どうしてこんなに手をかけているのにうまくできないのかと、思う場面がよくあるはずだ。NHKの野菜づくりの番組を見ていると、そんなに簡単にはいかないのだがと思うことがしばしばあるのだが、番組だからそう作らざるを得ない。頭や本で学んだことと、実践とは一致しない。栽培技術は一朝一夕には身につかないものだ。せめて3、4年は試行錯誤を覚悟しなければならない。そのうちに栽培のコツが知らずに身についてくる。そんなものかなと思っている。

最近は初めての野菜に挑戦してもまず失敗することはない。自分の口に入れるものは作れる。知らずのうちに栽培技術が身についてきた。そうだよな。四半世紀もやっているんだから、と思いたいのだが、それでも栽培技術については、機会あるごとに本を読んだり農家の方に尋ねて、いまも研さんは怠らないつもりだ。野菜づくりの本は、驚くほどの数だ。本の数ほど栽培技術があると思っていい。そのなかからこれなら自分でもできるかなと思えるものを選び、実践しながら自分なりの栽培方法を作っていく。だから試行錯誤で失敗があっていい。失敗から学び取ることはどの分野でも同じだ。

どうも年を取ったせいか、生意気なことを書くようになった。やはり努力は報われたほうがいい。喜びは明日への希望となる。きょうはブロッコリーだ。これは作りやすいし、ぜひ菜園に加えてもらいたい。こんなに重宝する野菜も珍しい。家庭菜園には必ず入れておくべき野菜だと思う。作りやすのだが、問題は虫だ。いまは毎年のことながら虫との戦いが続く。種まきから防虫ネットのトンネル掛けのなかで育てる。しかし先端がネットに届くとネットを取り外さなければならない。その時から虫をせっせとつかんでは潰していく。これがきでるだけの時間がない人は、無農薬でのブロッコリー栽培はあきらめたほうがいい。そんな苦難?を乗り越えて、頂蕾が収穫できるまでに大きくなった。 


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