今野 敏 著 「義珍の拳」を読みました。
時は明治。
琉球の下級士族の家に生まれた富名腰義珍は、生来の病弱を克服するために門外不出の秘伝であった唐手を学びはじめる。
ひたすら同じ型を練り続ける日々の中で義珍の心身は強靱になり、修行にのめり込んでいく。
そして時は移り、教育者となった義珍は、唐手を青少年の育成に役立て、古伝の精神を本土に普及させることを決意する。
琉球秘伝の「唐手」を極め、本土に「空手」を伝えた男の生涯とは。
日本の本土に「空手」を普及させた船越義珍の一生を描くストーリー。
沖縄武士の秘技「唐手（トウーデイー）」が、時代の大きな流れの中で「体育（スポーツ）空手」として大衆に普及しながらその姿と質を変えていく様子が、切々と胸に響きます。
武道家のあるべき姿とは何なのか？
同じく沖縄から「手」を伝えに来た、『武士猿』本部朝基との対比も面白い。
空手をやる方のみならず伝統武道に興味がある方に勧め出来る良書です。
『武士猿』とセットで読む事をお勧めします。
昨晩のイラク戦、日本代表は勝つには勝ちましたが、まさに辛勝という感じでしたね。
得点は前田のこの1点だけ・・・
香川の代役で出場した清武をはじめとして個々には結構頑張っていましたが、やはり肝心の得点チャンスで決める事ができない・・・。
ディフェンスも安定感に欠けていました。
そんな中で唯一存在感があったのはＧＫ川島です。
再三の好セーブが光りました。
でもＧＫが目立つような試合内容じゃあ、まだまだです。
しかし、この勝ち点３は大きい！
これでＷ杯出場は７０％は確実でしょう。
Ｗ杯まで、あと２年。
さらなるレベルアップを期待したいものです。
「デンジャラス・ラン」
現在公開中
出演：デンゼル・ワシントン、ライアン・レイノルズ、ヴェラ・ファーミガ
南アフリカ・ケープタウン。
諜報活動の最前線から遠く離れたこの地で、CIAの新米職員マット・ウェストンは隠れ家の管理という閑職に辟易していた。
ある日、大物犯罪者が護送されてきた。
その男の名はトビン・フロスト。
元CIAの超エリート諜報員にして、今は国家機密を密売する危険人物として世界中から指名手配を受けていた。
そんな時、隠れ家が武装した男たちに襲撃される。
命からがらマットはフロストを連れ出すが…。
”デンゼル・ワシントン主演の作品にはハズレがない！”、と云う事で、公開早々に観に行きました。
冒頭からカーチェイス、銃撃戦、肉弾戦と、激しくリアルなアクションが満載です！！
さらにデンゼル・ワシントンの眼光鋭い凶悪な悪人役が見所です。
演技が上手いんだ～！！
ストーリーは在り来たりですが、この演技を観るだけ十分です！
やっぱり、デンゼル・ワシントンの作品にハズレはなかった！
この映画のお勧め度：☆☆☆☆ 
昨日は婚活は諦めてゴルフのスコアーアップに熱中するI川課長の誘いに乗って、またまたコースへ行ってきました。
場所は都心に近い埼玉県のゴルフ場の「戸田パブリックゴルフコース」です。 
Ｈさん、このコースを訪れるのは初めてです。 
クラブハウスは小ぢんまりとして、なにやら歴史を感じさせる佇まいです。
レトロやな～。
受付を済ませて、クラブハウスの前から出るバスに乗りイザ！コースへ！
クラブハウスから荒川調整池の彩湖の畔にあるコースまでは１５分ほどかかりました。
このコースは９ホールが基本で、ホールそれぞれに２つのティグランドと２つのグリーンを持ち、変化のある合計１８ホールとなっています。
９ホールと言ってもOUT3186ヤード、INは3098ヤードと距離はたっぷりあります。
飛ばし屋のＨさんとしてはチャレンジのしがいがありますね～！
しかも、砲台グリーンとなっていて周りには結構深いガードバンカーが待ち受けていて、アプローチも決して易しくはありません。
フェアウェイもグリーンも手入れが行き届いていてきれいです。
さて、そんなコースでプレー開始！
ＯＵＴコースの１番ホールはいきなり５４７ヤードと距離のあるロングホール。
このホールは寄せとパットが決まらずダボ発進！
しかし次の２３０ヤードＰＡＲ３では寄せがバッチリと決まり難なくパー！！
これで勢いに乗ったＨさん！
その後は、バーディー1回、パー１回、ボギー４回、ダボ1回と大叩きする事なくラウンド終了！！
ハーフスコアーは何と！４３！！ ついに４０台前半が出た！！
この勢いのままに後半も行けば夢の８０台に突入かも！？
ＩＮコースの出だしの５１８ヤードのロングホールはボギーながら、続く１７８ヤードＰＡＲ３ではピン傍１mにナイスオン！
このパットを難なく沈めてこの日２個目のバーディー！！
おい！おい！ このまま行っちゃうよ！！、と思ったのが甘かった・・・
１６番ホールでドライバーがチョロったのがケチの付き始め・・・
パットも決まらず初トリプル・・・
暑さで体力が奪われたのかその後もショットが乱れて・・・
ボギー３回、ダボ２回、そしてトリ１回と崩れた・・・
それでもＩＮコースも何とか４９で上がりました。
前後半とも４０台で回ったのは今季初！！
トータルスコアーも９２！！と、ついに９０台前半が出た！！
よっしゃ～！ 今度は河川敷じゃないコースでこのスコアーを出そう！！
道尾秀介 著 「ラットマン」を読みました。
高校時代から14年続いているアマチュアロックバンドが練習中のスタジオで遭遇した不可解な事件。
浮かび上がるメンバーの過去と現在、そして未来。
亡くすということ。
失うということ。
アマチュアロックバンドが練習中のスタジオで起こる殺人事件
さて、その犯人は・・・
バンドメンバーである主人公の痛ましい過去、複雑な家族関係、同じメンバーである姉妹の愛憎等々
静かな前半から事件後の畳み掛けるような展開が続きます。
犯人像も個々人の思い込みや勘違いから複雑に交差してしまう・・・。
そして、最後はどんでん返し的な結末！
ミステリーとしての面白さはもちろん、人間の悲しさ、愚かさ、そして優しさを読ませてくれます。
「ラットマン」という言葉の意味はこの作品を読んで感じて下さい。
時限」を読みました。
枯山水を望む老舗呉服屋の別邸で、若い女性の首吊り死体が見つかった。
京都府警五条署の片岡真子は、遺体の首筋に不可解な扼殺痕があると知り捜査を始める。
遺留品と女性の過去から容疑者が絞られていく中、真子はある“時限”に挑まなければならなかった。
花街育ちの女性新米刑事と京都府警のキャリア警部がコンビを組み事件解決を目指すストーリー。
ある女性の自殺を調べていくうちに時効のせまった事件にぶつかる。
京都弁のはんなりした雰囲気がいいね～。
タイムリミットがせまる中での被疑者との攻防・・・
引き金となった女性の自殺に隠された悲しい想い・・・
タイムリミットが発生してからクライマックスまで一気に読めました。
有川 浩 著 「三匹のおっさん ふたたび」を読みました。 
剣道の達人・キヨ、柔道の達人・シゲ、機械をいじらせたら右に出る者なしのノリ。
「還暦ぐらいでジジイの箱に蹴り込まれてたまるか！」と、ご近所の悪を斬るあの三人が帰ってきた！
書店万引き、不法投棄、お祭りの資金繰りなど、日本中に転がっている、身近だからこそ厄介な問題に、今回も三匹が立ち上がります。
ノリのお見合い話や、息子世代の活躍、キヨの孫・祐希とノリの娘・早苗の初々しいラブ要素も見逃せません。
「三匹のおっさん」の続編です。
定年を機に暇になったかつての幼馴染、悪がき三人組のおじさんが自警団を組み、ご近所の悪を退治する。
爽快感抜群の三匹のおっさんの活躍！
前作はこんな感じでしたが、本作はそんな三匹のおっさんの活躍ばかりではなく、彼らを取り巻く周囲の人たちにスポットが当てられています。
パートでの人間関係、しつけの悪い若い親、中高生の万引き、町内行事との関わり方などどれも身近にありそうな話ばかりです。
爽快な中に身近な現実への問題提起もあり、なかなか興味深い仕上がりとなっています。
それにしても有川さんの文章は読み易い！
又しても一気読みさせられました！
「あなたへ」
現在公開中
出演：高倉健、田中裕子、佐藤浩市、草なぎ剛、余貴美子、綾瀬はるか、三浦貴大、大滝秀治、長塚京三、原田美枝子
北陸の刑務所に指導技官として勤務する倉島英二は、亡くなった最愛の妻・洋子が生前にしたためた1通の絵手紙を受け取る。
そこには「故郷の海に散骨してほしい」と書かれてあった。
英二は洋子が生前には語らなかったその真意を知るため、キャンピングカーに乗り彼女の故郷・九州へと向かう。
その道中で出会うさまざまな人々。
彼らと交流し、悩みや思いに触れていくうちに、妻との何気ない日常の記憶が蘇ってくる・・・。
健さん久々の主演映画です。
昔から健さんファンのＨさん、ひょっとしてこれが健さん最後の作品！？
なんて思いたくはないのですが・・・
ひとまず、この作品を見逃す訳にはいきません！
内容は名作「幸せの黄色いハンカチ」を思い起こさせるロードムービーです。
旅の途中で出会う人々を北野武や佐藤浩市、草薙剛、余貴美子などがそれぞれに陰を持つ人物を好演しています。
しかし、やっぱり健さんのオーラの前にはその好演もかすんでしまう・・・。
まさに映画スターと云う感じです！！
その中で妻役の田中裕子がいい味を出しています。
作品の中で何度も歌う「星めぐりの歌」。
宮沢賢治作詞作曲の歌ですが、いい歌です。
いまだに耳から離れません。
そして、もう一人！
大滝秀治さんも久々にスクリーンで観ました。
やっぱり、演技に味がありますね～！
各ロケ地の映像も美しい！！
じっくりと落ち着いて鑑賞できる大人の作品でした。
この映画のお勧め度：☆☆☆☆ 
土曜日の夜は職場が一年間無事故無災害で過ごせたと云う事で職長会主催による懇親会でした。
場所は品川にある「船清」です。
懇親会で「船清」の屋形船を借り切るのは昨年に続き二度目です。
昨年に引き続き幹事役を任されたＨさん。
昨年はご覧の様な通常の屋形船を利用しました。
今年も同じ屋形船では船内の雰囲気も、出てくる料理も想像が付きます。
それでは芸がないな～！ 何か目先を変えた趣向を凝らしたい！
と云う事で、Ｈさんが今回選んだのがこちらです！！
４６名乗りのクルーザー。
定員が４６名と言っても、実際に定員一杯になるとかなり窮屈だと云う話を聞き最終的に参加者は４０名までとしました。
１９：００には全員が揃い、いよいよ船着場を出港！！
船内はまるでレストランのようです。
出される料理も洋食のパーティー料理です。
船は品川からお台場へ、その後レインボーブリッジをくぐり、隅田川を上り勝鬨橋をぬけて永代橋で東京スカイツリーを眺め再び品川へと戻る2時間半のコースです。
まずは、レインボーブリッジが見えてきました。
船内では飲み放題でカクテルカンウターもありました。
懇親会が和気藹々と進み、出港から1時間あまりがたちました。
禁煙の船内ではそろそろ愛煙家の人たちがニコチン切れのご様子・・・。
一人二人と席を立ち向かう先は船尾にある屋外の喫煙コーナーです。
ちなみにＨさんはかっては一日２箱は吸うヘビースモカーでしたが７年前に禁煙しました。
こちらの階段で２階のデッキへと上がってみます。
１階の客席の屋根の上はご覧のような展望デッキになっていました。
船外に出ると潮風が気持ちがいい！！
ここでもグラスを片手に仲間同士で語り合ったり、周りの景色に見とれる人たちが・・・
お台場の夜景がきれいです！！
懇親会の途中ではＡＫＢ４８ばりのジャンケンゲームやカラオケで大いに盛り上がり好評の内に終了！！
再び、船着場へと戻ってきました。 
先に出港した屋形船はすでに戻っています。 結構な台数が出ていたんですね～！
下船する時に参加者から”Ｈさん来年もまたやりましょう！！よろしくお願いします！”と声を掛けられて、やれやれと安堵したＨさんでした。
先週の日曜日は久々に常総カントリークラブでゴルフでした。
常総カントリーはＨさんの自宅からも比較的近く、河川敷ながら林間コースの味わいがあります。
しかも、料金がリーズナブルなのが魅力です。
ここでプレーするのは今年に入って４回目ですがスコアーは１０９，１１４，１０２と一度も１００を切っていない・・・。
今回のメンバーは・・・
Ｈさんが暑いから早朝のハーフラウンドだけにしようと言うのに、最近ショットの調子がいいからとどうしても１ラウンドやりたいと言って聞かないＩ川課長。
次回の事務所のコンペに向けてもくもくと一人練習をしているらしいＹ本課長。
さらに、Ｈさんとはいつも同じくらいのスコアーで回ってるのにもかかわらず、年齢のハンディーをよこせと言うＳ藤さんです。
スタート時間は朝一番の７：００！ まだ気温も高くなく木陰では爽やかな風が吹きます。
やっぱり夏のゴルフは早朝に限る！！
さて、Ｈさん今回こそはハーフ４０台、トータル９０台を目指してプレー開始！！
スタートホールはフェアウェイの２３０ヤード付近にクリークが横断する４５８ヤードＰＡＲ５。
１打目は無理せず５番アイアンでクリークの手前へナイス！ショット！
しかし、２打目をミスり、３打目にグリーンオンを狙いますが、左のクリークへ入れて１ペナ・・・。
結局、スタートホールはダボ発進・・・。
その後も要所要所に設けられたウォーターハザードに捕まり、スコアーがまとまりません。
最終ホールも２打目をクリークに入れて万事窮す・・・。
１ペナを４回もやってしまってはスコアーも伸びる訳もなく、ＯＵＴホールは５２でホールアウト！
昼食は夏定番の冷し中華を。
10：００に昼食を取り、10:45にスタート！
すでに日は高く、芝生の上は暑い事この上ない・・・。
ティーグラウンドに立ちボールを見るのに下を向いた途端に額から汗がボタボタと・・・
熱中症にならないように小まめに水分を補給しながらのラウンドです。
そんな環境にもかかわらず、ショットが安定してきたＨさんは絶好調！！
パー３回、ボギー３回、ダボ３回でＩＮコースは何と！４５！！
トータルスコアーも今季最高の９７でホールアウト！！
ＯＵＴコースの１ペナ４回がなければ、９０台前半も夢ではない・・・。
春先の不調と比べるとかなり調子が上がってきたな～！
秋のコンペは優勝しちゃうかも！？
