「コスモス祭り」の会場のすぐ脇に小川が流れていました。
川の中には小魚が泳いでいるのが見えました。
そこへ地元のおじさんが持っていた投網を一閃!
魚を捕るのをみせてくれましたが・・・
どうやら、魚の逃げ足の方が早かったようです。
ふと遠くを見ると、畑の中に何やら「藁葺き小屋」のような物が・・・。
何だろう?と思い行ってみる事にしました。
途中に「大谷ホタルの里」と云う沼があり、水辺で子供達がザリガニ捕りをしていました。
この辺にはまだまだ自然が残されているようです。
「藁葺き小屋」のある所にもコスモスが咲いています。
「藁葺き小屋」に着きました。
小屋の横に置かれた看板の説明書きに拠りますと、これは「フナノ」と呼ばれる物だそうです。
「フナノ」とは、かつて、農村の風物詩だった藁を保存するための積み藁(藁塚)で、さいたま市の見沼田んぼで米作りをしている市民団体「見沼ファーム21」が、農家の協力で田んぼに積み藁(高さ約3メートル、幅約2・5メートルから約4・7メートル)の「フナノ」を復元したものだそうです。
昔は、農家の庭先や家の前の畑に作られていて、下方から順に抜いていく藁はムシロや縄の材料にしたり、牛の飼料などに使われたのだそうです。
私の田舎でも、刈り取りが終わった田んぼの中に沢山の藁の山が築かれていた事を思い出しました。
藁の中は暖かいので、よく蛇の棲家になっていましたね。
そんな昔を思い出した秋の一日でした。