年賀状多子済済の影を見る
年賀状巳の百態を知り尽くす
めでたさも小吉なるや初詣
破魔矢持つ老いの夫婦に鈴の音
元旦や何のいはれか朝の酒
ごまめ食ぶ酒の肴の語りあり
新年明けましておめでとうございます。かつては、生田・湊川・長田の三つの初詣をしていたものですが、最近は生田さんのみにしています。近いのが何よりです。穢れをおとし、今年も元気でと祈ってきました。株の値上がりと円安の動きの速いのに驚いています。日銀で輪転機を回せば、いくらでも円は発行できるので、行先をいささか危惧して見守っています。ことしもよろしく! 写真は昨年末旅行した台北の圓山ホテルです。
年賀状巳の百態を知り尽くす
めでたさも小吉なるや初詣
破魔矢持つ老いの夫婦に鈴の音
元旦や何のいはれか朝の酒
ごまめ食ぶ酒の肴の語りあり
新年明けましておめでとうございます。かつては、生田・湊川・長田の三つの初詣をしていたものですが、最近は生田さんのみにしています。近いのが何よりです。穢れをおとし、今年も元気でと祈ってきました。株の値上がりと円安の動きの速いのに驚いています。日銀で輪転機を回せば、いくらでも円は発行できるので、行先をいささか危惧して見守っています。ことしもよろしく! 写真は昨年末旅行した台北の圓山ホテルです。
年賀状巳の百態を知り尽くす
九分九厘様
明けましておめでとうございます。今年もお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
年賀状の2句を頂きます。
毎年年賀状を書いているとどうしてもマンネリになってしまいますが、年賀状をこのように見て下さる方がおられると、もっと工夫をしなければと反省しています。九分九厘様の年賀状讃歌ですね。
話変わりますが、多士済済をタシサイサイと読んでいましたが、タシセイセイが正しい読み方であると初めて知りました。遅きに失しますが。
あけましておめでとうございます。いつも年賀状の数の多きの嬉しさと、出すときの負担の辛さの間を、振れ動きながらこの年に至りました。今年は、年賀状に蛇の絵を作るのにとても難しいのが分かり、頂いた賀状を見るのについつい蛇の形態の観察をることになりました。一番上手だったのは、絵のうまい孫娘の手書きのものでした。蛇は全く簡単に書くことが出来るのですが、蛇らしくかくのがとにかく難しい! いまさらながらの悩みでした。コメント有難うございます。
明けましておめでとうございます。本年もよろしく御願いいたします。
新春2句頂戴いたしました。
”年賀状多士済済の影を見る”ー影という言葉がいいですね。様々なことを思い浮かべます。知人、友人の影とは? 有能なひとたちにも、影があるんですね。禍福はあざなえる縄の如し、でしょうか。
”元旦や何のいはれか朝の酒”ー元旦に酒はぴったりです。でも朝から酒を呑めるのは健康の証拠。家庭平和の証拠。悩みなきことの証拠。九分九厘さんの、すこし赤くなった顔が浮かんできました。小生も真似してみました。
明けましておめでとうございます。
いずれの御句からも新年を迎えての静かな感慨、新たな気持ちが伝わってきます。以下を頂きました。
年賀状多子済済の影を見る
毎年届く賀状も正に種々様々で、又同じ人でも年を追うごとに変わって行くでしょう。作者はその一人ひとりの有り様に感慨深いものを感じておられのでしょう。
めでたさも小吉なるや初詣
一瞬一茶の句を思い出しましたが、何事にも枯淡の境地入りつつあるような作者の姿勢が伝わってきます。人生わずかの幸せに満足するという事でしょうか。小生も今年は小吉でした。
二句をお選びいただき有難うございます。「多子済済の影」の影とはいささか縁起の良い話でもないのですが、現役を離れて年月を過ごすと、このような表現になってしましました。高度成長の時代より走りに走ってきた先輩後輩からの年賀状です。
今年は二人だけの正月ゆえに静かで黙々と飲んでいました。やはり酒は皆でお祭り騒ぎで飲むのが一番かな?!
二句をお選びいただき有難うございました。「同じ人でも年を追うごとに変わって行くでしょう。作者はその一人ひとりの有り様に感慨深いものを感じておられのでしょう」のコメントに新たに感謝します。私の意を汲みあげて頂きました。
初詣の御神籤は毎年ひきますが、印刷物とは分かっていながら、さて今年はと開けるときに一寸気になります。大吉はあまりなく吉か小吉にしてあるようです。ところが、いつも一月中旬に神プラの連中と清荒神にいくのですが、これが結構「凶」「大凶」が出てくるのです。そうなると「吉」が出るまで何度も挑戦します。水商売の神様ですから甘くないですね。
改めまして、明けましておめでとうございます。
昨年は色々お世話を頂き、大変有難うございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
☆年賀状巳の百態を知り尽くす
干支の中でも巳年ほど、年賀状に書きづらい図柄はないようですね!!。リアルに描けば気持ち悪く、漫画チックに描けば先方に賀状の改まった雰囲気が伝わらないようです。沢山の知己お持ちの九分九厘様ならではの数多の賀状に
「巳の百態を知り尽くす」との、中七以下の措辞が感嘆するほど冴えていますね!!。
☆破魔矢持つ老いの夫婦に金の鈴
鈴の音は古代より、魔除けの道具として使用されて来たようです。山に入り猟を行う狩人、旅の道具として腰に鈴を付ける・・。或いは神社の巫女様の神楽踊りなど必ず鈴の音が必要なようです。このように破魔矢に付ける、金の鈴は華麗なる音を楽しむばかりではなく、重要な意味を持つようですね!!。老いても健やかに、日々穏やかに過ごす為には「金の鈴」は必要ですね!!。
☆元旦や何のいはれか朝の酒
元旦の朝の酒とは「お屠蘇」のようですが、古くは中国から伝わった生薬を効かした薬用酒であり、元旦に邪気を払い一年の健康と長寿を願い呑むお酒ですね!!。我家では今年の正月元旦に家内がセットの袋入り生薬を購入し、一人で作り、呑んでみて悦に入っておりました。
しかし、九分九厘様がこのように俳句にされますと、お屠蘇につづく日本酒を連想し(ご免なさい1!)俳諧味溢れる素晴らしい句となりますね!!。大変大人の味わいのある好きな一句です。
新年あけましたおめでとうございます。コメントを有難うございます。
お屠蘇のいわれを、教えていただきました。薬用酒とは知りませんでした。私は就寝前に養命酒を飲みます。直前に飲むと興奮して眠れませんが、一時間くらい前に飲むと良く寝れて、続けていると効果はあるようです。お勧めします。来年で我が夫婦は金婚式を迎えます。とても早いものです。金の鈴の音は如何なるものか今から楽しみにしておきます。