草若葉

シニアの俳句日記
 ~日々の俳句あり俳句談義あり、そして
折々の句会も

今日の俳句  栗食みこぼす / 九分九厘

2020-10-07 | Weblog
          


  紅葉の綺麗な11月中から12月の初めにかけて、毎年京都で大学寮の同窓会が行われる。4学年ほど重なった同じ年頃の連中が集まる。二十年以上続いてきた会も、コロナのお陰で今年は中止となる。「今日の俳句」は思い出をたどる京都の俳句である。実際の吟行ではなく、with コロナのヴァーチャル吟である。写真は四条木屋町筋を少し上がったところの古い酒屋の店先と、その少し手前のところ、高瀬川を渡る橋の先にある小料理店「瓢正」。ここは「笹巻寿司」を名物としているが、二階に8人ほど入れる部屋がある。ここで二次会をするのが楽しい。

    獺祭の酒と句吟の秋日和
    十四代大吟醸 新酒かな?
    笹巻きでちょいと一杯秋の暮
    先斗町秋の夕そら細長く
    荒神橋そよと秋風過ぎ行きし
    鴨川の飛び石健在小鳥来る
    門前で栗食みこぼす金閣寺   ・・・現在大修理中
    実相院床に写像の紅葉あり   ・・・岩倉にて
          
                       以上
コメント (8)
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