草若葉

シニアの俳句日記
 ~日々の俳句あり俳句談義あり、そして
折々の句会も

今日の俳句 / 白梅 (四捨五入) 

2017-02-28 | Weblog

 
とうとう二月も最後となりました。梅は二月の季語ですから滑り込みです。
このところ快晴が続きますが、今日も青空が美しいので、梅の木の一部を切り取ってみました。
後段はさる句会で詠んだ句を集めてみました。

  白梅や句会十年ひとむかし
  巡り来る時期を違へず梅の花
  細枝を遡りつつ梅咲けり
  憂きことを吸い取るごとく梅咲けり

  薄氷や池のさざ波拒みをり
  吹かれつつ解けつつ流る薄氷
  薄氷やわれ関せずと甕の魚
  薄氷を跨ぎ一番バスに乗る
  節分や現世の鬼はグローバル
コメント (8)
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