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晩夏飾る御坊市花火大会に4・5万人 〈2024年8月27日〉

2024年08月27日 08時30分00秒 | 記事


色あざやかな花火が夜空を飾る


 日高地方の晩夏を彩る御坊市花火大会は24日、例年通り日高川河川敷で行われた。観覧エリアの堤防道路をはじめ会場周辺には昨年より5000人多い4万5000人(主催者発表)の見物人が集まった。大玉の連発や乱れ打ち、仕掛け花火などが間断なく打ち上げられ、ラストは圧巻のワイドスターマインが飾り、見物人から大きな歓声や拍手がわき起こった。
 花火大会は見物人のカウントダウンで午後8時にスタート。「祝御坊市市制70周年」の文字が入った仕掛け花火を皮切りに大玉20発乱れ打ち、鑑賞玉15連発など趣向を凝らした色とりどりの花火が次々と夜空に打ち上げられ、集まった見物人から「すごい」「きれい」と歓声が上がった。
 昨年から中止の水上花火に代わり、ラストを飾るワイドスターマインは、市制70周年記念で昨年の5カ所打ち上げから2倍の10カ所に増やし、迫力ある大音響と光がクライマックスを飾り、ボルテージは最高潮に達した。会場周辺には浴衣姿の若者、家族連れらが詰めかけ、人でごった返し、露店もにぎわった。
 トラブルなどもなく盛況のうちに終了。実行委員会は「多くの市民の皆さんのご協力、ご支援で今年も盛大に開催でき、無事に終了したことに感謝とお礼を申し上げます」とした。

お笑いや大道芸楽しむ
市制70周年特別イベント
 市制施行70周年記念事業で花火前に堤防道路で特別イベントが行われ、家族連れらでにぎわった。イベントを行うのは平成23年の東日本大震災被災地支援物産販売以来13年ぶり。
 吉本興業によるお笑いステージではモンスターエンジン、わんだーらんど(MCも担当)ぐろう、もっちが出演、それぞれ持ちネタで観客を楽しませた。路上パフォーマンスは4組の大道芸人がファイヤー、パントマイム、ジャグリング、マジックを披露、大きな拍手を受けた。


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