10月に茨城県で開催される第74回国民体育大会・陸上競技に出場する県選手団が発表された。メンバーは少年(中学・高校)が21人、成年8人の計29人で、日高地方からは少年が男子5人と女子1人、成年女子1人の計7人が選抜入り。県選手団の壮行会は28日正午から南山陸上競技場で開く。少年、成年とも選考会を兼ねた5月の県春季陸上競技選手権や7月の県陸上競技選手権などで目標記録を突破した選手らを対象に選考した。
管内から選ばれたのは、少年男子で井戸良君(日高高2年)、木下裕介君(紀央館高3年)、小林聖君(同校1年)、家吉新大君(和歌山北高3年・御坊市)、浜田優介君(箕島高3年・御坊市)、少年女子で森美優さん(紀央館高3年)と成年女子で酒井梨々華さん(東京女子体育大4年・御坊市)の7選手。
井戸君は少年男子共通円盤投で出場。今季は県春季選手権で40メートル51、県高校ユースでも41メートル59をマークし優勝した。木下君は少年男子A(高2・3)ハンマー投での出場で、県選手権では54メートル02を出し優勝。小林君は少年男子B(高1・中3)砲丸投の出場で、県選手権では少年B砲丸投で14メートル52で優勝、日高記録会では14メートル76をマークした。
家吉新君は少年男子A5000メートルでの出場。県春季選手権で15分09秒39で優勝したほか、西日本ジュニアでも14分20秒81をマークし優勝。浜田君は少年男子共通110メートルハードルでの出場。県選手権は14秒85で優勝。リレーでも県選抜チームに選ばれている。
森さんは少年女子共通円盤投で出場。県選手権は37メートル90をマークし準優勝、近畿高校総体では40メートル46をマークし4位。酒井さんは成年女子円盤投での出場。県選手権は44メートル97をマークし優勝、第2回東京女子体大競技会では48メートル93をマークした。
井戸君は3年連続、森さんと酒井さんは2年連続。あとの4選手は初の選抜入りで、地元選手の活躍が期待される。国体・陸上競技は10月4日から8日まで、茨城県ひたちなか市・笠松運動公園陸上競技場で行われる。
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