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印南SA日高観光物産センター(株)売上、入場者とも過去最高確実 〈2018年3月14日〉

2018年03月14日 08時30分00秒 | 記事

業績が好調な日高観光物産センター
(平成27年にリニューアルした上り線施設)


 印南町西ノ地、阪和自動車道印南サービスエリアで運営する日高観光物産センター(株)の業績が好調だ。今年度の2月までの総売上高は上り線施設が1億8775万円と前年度比16%増で過去最高を記録した前年度の1億9443万円を上回るのは確実な状況。入場者数もすでに過去最高の前年度を上回っており、上下線合わせた入場者数40万人突破は微妙なところだが実現すれば初の40万人達成となる。

 同センターは平成18年4月に上り線をオープン、下り線は4年後の22年4月にオープンした。業績は順調だったが、平成27年に上り線施設をリニューアルしたことや高速道路がすさみ町まで延伸、またテナント業者の営業努力などもあり27年以降はこれまで以上の好調ぶり。前年度は上下線施設ともに売上高、入場者数とも過去最高を記録したが、今年度はさらに上回る勢いだ。
 特に上り線の業績が好調で、売上高は6月が前年度比30%増だったのをはじめ全月で前年度比を上回った。入場者数も8月の3万5299人を最高に2月までの累計が21万6792人で、過去最高だった前年度の21万452人を1カ月残してすでに上回っている。
 上下線合わせての入場者数40万人突破をめざしているが、2月末現在で36万7120人と達成できるかは微妙なところ。年度ではなく年間実績となる県に提出する観光客動態調査報告では平成29年は40万人を突破している。
 業績が好調となっていることについて、代表取締役の日裏勝己・印南町長は「みんなが努力している結果で本当にうれしい限り。私たちの目指すところは、設立目的である日高地方の振興であり、地元特産品の全国に向けての販路拡大や観光名所、伝統文化の伝承である。今後もさらにより充実した事業展開を進めていきたいと思っている」と喜んでいる。


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