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全日本女子学童軟式野球大会で「和歌山ハーモニーズ」が優勝、メンバー入りの管内勢も活躍 〈2022年8月6日〉

2022年08月06日 08時30分00秒 | 記事


優勝旗、盾、賞状を手に喜ぶ
中本さん、木下さん、竹山さん(右から)


 学童女子野球日本一を決めるNPBガールズトーナメント2022全日本女子学童軟式野球大会は5日、金沢市民球場で決勝が行われ、日高地方の中本美咲さん(湯川6年)、竹山愛瑠さん(志賀同)、木下青葉さん(上南部同)、外川結愛さん(御坊同)がメンバー入りしている県選抜チーム「和歌山ハーモニーズ」が岐阜選抜ドリームスを7―1で下し初優勝、日本一に輝いた。
 和歌山ハーモニーズは初回、2番・竹山が三塁打を放ち、3番・中本がセーフティーバントを決め、竹山が返り先制。2回に同点に追いつかれたが、3回に一死後、竹山が四球、中本は左前打で出塁すると、4番打者の5球目に重盗を成功させた。二死満塁となり、ここで三塁走者の竹山が果敢に本盗を決めて勝ち越した。4回に3点、5回にも2点を加え突き放し、最終回の岐阜選抜の攻撃を三者凡退に打ち取り、7―1で下した。過去2回準優勝と頂点にあと一歩届かなかった和歌山ハーモニーズ、念願の初優勝となった。
 決勝で先制点を上げた中本選手は主将としてチームをけん引。3番・捕手で全試合に出場した。竹山選手は決勝で本盗を決めるなど今大会最多の8盗塁、打率・455と打撃でも貢献。木下選手は全試合で6番・中堅手で出場し、すべての試合で抑え投手として登板、無安打の好投を見せた。1試合のみベンチ入りした外川選手は出場機会はなかったが声援で仲間を鼓舞した。
 閉会式後、メダルを胸に中本、竹山、木下選手は「みんなで勝ち取った優勝でとてもうれしい」と喜びを爆発させていた。


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