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志帥会研修会で二階幹事長げき、感謝の集いで世耕経産相決意 〈2017年7月27日〉

2017年07月27日 08時30分00秒 | 記事

次期総選挙へげきを飛ばす二階幹事長


 自民党の二階俊博幹事長(78)=御坊市島、当選11回=率いる志帥会(二階派)夏期研修会は25日に大阪市のリーガロイヤルホテル大阪、世耕弘成経済産業大臣(54)=新宮市、当選4回=の感謝の集いは同日、和歌山市の和歌山市民会館でそれぞれ開いた。二階幹事長は「政治は実行」と政策集団に磨きをかけ、次期総選挙での全員当選に向けてゲキを飛ばした。世耕経産相は安部内閣の信頼回復に向けて「今は仕事に全力投球し、結果を出すことが大事」と決意を述べた。

 夏期研修会は25日、26日に開き、政財界や支持者ら2400人が参加し、各界著名人の講演を聞き、大阪万博会場予定地などを視察した。基調講演で二階幹事長は「政治は実行。政策集団として互いに英知を絞り、切磋琢磨しながらいろいろな政治課題に取り組み、政策を提言し、それを国政に反映させることが大事。志帥会の代議士を当選させたら、よその代議士の倍働くという声が出てくるようにお互いに頑張ろう」と奮起を促した。
 任期満了まで1年半を切った次期総選挙について「そう遠くない日に必ずある」と述べた上で「よく立ち後れたという人がいるが、立ち後れてはダメだ。常に頑張らないといけない。見えないところで頑張ってくれている同志に感謝し、次の選挙では現役はもちろん、チャンスを待っている同志、志を果たせず再起を期している同志も一緒に全員当選できるよう、みんなで力を合わせて全力を尽くし、国民の負託に応えよう」とげきを飛ばした。

全力投球と決意を述べる世耕経産相

 感謝の集いには尾花正啓和歌山市長、尾崎太郎県議会議長ら来賓、支持者ら2500人が出席。世耕経産相は安倍内閣の支持率急落について「命を削って大臣の仕事をしているのに、こんな悔しいことはない。安部さんは友達だからといって便宜を図ることは絶対にしない」と述べた上で「慢心があったのかもしれない。丁寧な説明をしてこなかったことは反省しないといけない。今はやるべきことをやり、仕事できっちり結果を出し、信頼を回復するしかない」と述べた。
 地方の中小企業対策や自動車の自動運転・自動走行など第4次産業革命に向けた政策強化などを説明し「3日の内閣改造で交代か、続投かは分からないが、どんな立場になっても脇目もふらずに与えられた仕事に全力投球し、結果を出したい。その結果として来賓の方が言われていたような話(将来は総理)がくるかもしれない。アベノミクスの果実が和歌山に届き、元気になるよう一生懸命頑張りたい」と決意を述べた。


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