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県学童野球選手権大会で御坊がコールド勝ちの初優勝 〈2016年7月20日〉

2016年07月20日 08時30分00秒 | 記事

県大会連覇を飾った御坊少年野球クラブ

御坊初回2死3塁、岡久の左越え本塁打で2点を先制


 第46回県学童選手権大会兼第10回ダイワマルエス杯学童軟式野球大会兼第40回ほっかほっか亭カップ近畿少年軟式野球大会は16日、御坊小学校グラウンドで決勝が行われ、御坊(日高1位)がみさきストロングス(東牟婁1位)を8-1の5回コールドで下し初優勝。スポーツ少年団交流大会に続く県大会連覇で地元開催に花を添えた。御坊は県代表としてみさきストロングスとともに27、28日に滋賀県東近江市で開催される近畿大会に出場する。

 御坊は打線が爆発、9安打8点を奪う攻撃で5回で試合を決め、投げては先発・大前が10奪三振1失点の好投。投打ががっちりとかみ合った戦いぶりで快勝した。
 御坊は初回、先頭の大前が中前打で出塁。橋本、上山優の連続犠打で2死3塁と好機を広げ、岡久が左越え2点本塁打を放って先制。3回は大前が四球で出塁するとすかさず2盗。橋本の犠打で1死3塁から相手バッテリーにミスが出て1点を追加した。2点差に迫られた4回は小川の中前打や相手バッテリーのミスなどで再びリードを3点に広げた。
 5回は上山優の右前打、2盗などの1死2塁から、大川の適時2塁打で1点を追加。2死となって小川の左中間突破の2塁打でもう1点。さらに山村玲が四球を選び2死1、2塁とし、浜崎が三塁打を放って2走の小川、1走の山村玲も生還し、この回一挙4点。コールド勝ちを決めた。
 投げては先発の大前が4回に1点を奪われたものの、伸びのある直球でみさき打線を圧倒。5回まで許した安打はわずか2本、毎回10奪三振を奪う力投。5回は三者連続三振の圧巻の投球を見せ、優勝に貢献した。
 中島功監督は「地元開催で応援してくださる地域の皆さんと一緒に戦えて、選手たちが持っている力以上のものを見せてくれた。試合を重ねる度にどんどん成長しています。本当にすごい子どもたち」と選手をたたえ、近畿大会に「スポ少で経験しているので落ち着いてプレーしてくれると思う。強豪が揃うが、県代表としていい試合ができるよう頑張る」と話し、大前圭右主将は「多くのミスがあったが攻撃でカバーできた。僕たちの基本は守る野球。近畿大会ではミスをなくし、完ぺきな守備で一戦一戦大切に優勝めざして戦いたい」と闘志を燃やしていた。この日準決勝2試合も行い、御坊は四箇郷(和歌山市1位)を4-1で下した。
 御坊少年のメンバーは次の皆さん。
 代表者=大前裕▽監督=中島功▽コーチ=橋本拓也、山田直哉▽選手=大前圭右、岡久魁里、橋本昊也、大川悠之介、山村玲、成田翔大、山田吏玖、上山優和、小川青剛、田渕柊登、岡田未来、浜崎喬道、成田悠大、岩崎琉晟、大川和志、柴田流行、橋本美音、山村祐麻、林侑輝、上杉太進、川崎颯汰、成田陽菜、上山秀和。


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