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日高川町オートキャンプ場、今秋開園へ 〈2022年7月8日〉

2022年07月08日 08時30分00秒 | 記事


8区画のオートキャンプ場を整備する
第2鳴滝キャンプ場前の芝生広場


 日高川町が高津尾の鳴滝キャンプ場周辺の新たな行楽施設として期待を寄せるオートキャンプ場の入札を行い、地元の(株)清水=清水達成代表=が719万4000円(税込み)で落札。まもなく着工し、今秋(工期9月末)のオープンを目指す。目の前に日高川が流れ、吊り橋を渡った対岸には温泉施設「あやめの湯鳴滝」などがあるエリアで、風光明媚な景観に加えてアウトドアブームの中で都会からの利用者らに人気を呼びそうだ。
 オートキャンプ場を整備するのは、高津尾の「きのくに中津荘」上流にある第2鳴滝キャンプ場バンガロー前にある約1600平方メートルの芝生広場。同所は、旧中津村時代にまちづくり総合支援事業で開発が始まり、合併後も5カ年計画で「あやめの里ふれあい地区」として、アヤメ園や駐車場などとともに整備した行楽エリアの一角にある。
 計画では、芝生を活用しつつ、公園内にある池などを埋め、砕石で車両が進入できるような区画整備を施し、1区画約150平方メートルのサイトを8区画を確保。このうち半分の4区画に電源設備を設けるという。芝生公園には既存のトイレ棟があり、炊事場棟は道を挟んだ第2鳴滝キャンプ場を共同利用する。
 日高川を挟んで位置する鳴滝第1と第2キャンプ場にはログハウス風バンガロー合計14棟が設けられており、川辺インターチェンジから日高川沿いを車で約20分の大自然に囲まれた環境から、行楽シーズンには満杯状態の人気が続いている。以前は第1キャンプ場前の日高川河川敷にオートキャンプ場を整備して人気だったが、日高川の増水被害に度々見舞われて復旧を繰り返したが、最終的には紀伊半島大水害で壊滅状態となって閉鎖された。


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