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第26回本社旗日高地方ゲートボール大会、管内26チームで熱戦展開 〈2018年4月1日〉

2018年04月02日 08時30分00秒 | 記事

来賓らで始球式

選手宣誓する新浜チームの浜正一さん


 本社主催、御坊市・日高郡両ゲートボール協会主管の第26回紀州新聞社旗日高地方ゲートボール大会=大会長・源地温勇紀州新聞社代表=は31日、「エンジョイ・スパーク」を合言葉に御坊市野口専用ゲートボール場で開き、管内26チームが参加。12歳から88歳までの幅広い世代が競技を楽しみ、親睦と交流の輪を広げた。

 開会式は午前8時30分から行い、二階俊博代議士秘書の二階俊樹氏、田中達也日高振興局長、龍神康弘御坊市副市長、中村裕一、冨安民浩、坂本登各県議、森下誠史郡町村会長(美浜町長)、堀口晴生郡町議会議長会長(印南町、選手でも出場)、森口詠士郡町村会事務局長らを来賓に迎え、小田実実行委員長が大会宣言。国旗、社旗掲揚のあと、前回準優勝の新浜チーム(美浜町)が準優勝盾を返還し、レプリカが手渡された。
 本社・山本俊一編集長は「少子高齢化と言われるようになり、健康寿命の言葉が使われるようになりました。ゲートボールを通じて元気に体を動かし、よくしゃべって健康寿命を伸ばしてください。地域のリーダーとして周りの皆さんも元気にしてほしい。今日1日、相手チームの皆さんと交流してゲートボールを楽しんでください」とあいさつ。二階氏、田中氏、中村県議、龍神氏が「あふれる情熱と笑顔でプレーを」「仲間と一緒に楽しい1日を」などと祝辞を送った。
 選手を代表して前回準優勝の新浜チーム、浜正一さん(69)が「日頃の練習の成果を十二分に発揮し、今日1日けがなく〝エンジョイ・スパーク〟、競技することを誓います」と力強く宣誓した。
 来賓らが始球式を行ったあと、26チームが4チーム(第5、第6コートは5チーム)ずつ6コートに分かれて予選リーグ戦で熱戦を展開。各コート1位6チームが決勝トーナメントに進み頂点を競った。
 選手らは「あのボールを狙って」「失敗怖がらずに思い切って」「ボールを寄せて」などと声をかけながら、はつらつとプレー。コート外からも声援が送られた。

ひとこと
 ◯皆さんの日頃の行いのお陰で絶好のゲートボール日和の下、開催することができました。紀州新聞社旗大会を機に、もっとゲートボール人口を増やしていきたい(実行委員長・小田実さん)
 ◯とってもいい天気に恵まれて最高です。チームワークが一番のチーム。みんなで協力して1勝したいです(御坊Bチーム・辻本光子さん)
 ◯タッチしたりゲートを通したりして和気あいあいと楽しめるのがゲートボールの魅力。日頃の練習の成果を発揮して勝ちたいです(いなみチーム・水野あきさん)


最年長は谷口さん(江川A)88歳
最年少は田井さん(美浜煙樹)12歳

 今大会参加最年長は、江川Aチーム(日高川町)の谷口愛子さん(88)。「友人らとの交流の場があれば」とゲートボールを始めたのをきっかけにのめり込み、今では「友人とゲートボールをするのが何よりも楽しいです」と笑顔を見せた。週3回、江川のゲートボール場で練習に励んでいる。ゲートボール歴は20年ほどで、さまざまな大会に友人らと出場しているという。試合を控えて「勝ち負けにこだわらず、仲間と話しながら、楽しくプレーしたいと思います」と話した。
 最年少は、美浜煙樹チーム(美浜町)の田井兎心さん(12)=松洋中新1年=。小学3年生の時に、和田学童保育の友遊クラブで職員や友人らとともにゲートボールを始めた。
 今でも週1回の練習に参加し、仲間と汗を流している。試合に向け「楽しんでプレーし、優勝を目指して頑張りたいです」と意気込んだ。


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