一夜明け、孫のゆめさん、幸代夫人とともに当選を喜ぶ日裏氏
11日投票の印南町長選で4選を果たした日裏勝己氏(73)=皆瀬川=は当選から一夜明けた12日、自宅で当選の喜びと抱負を語った。日裏氏は「『住民目線で町民総意の町政』との初心を胸に刻み、『希望あるまち』にするため勇往まい進したい」と日裏町政総仕上げに向けて決意を新たにした。13日に当選証書の交付を受け、14日に初登庁、4期目をスタートさせる。
「これまでと違って相手の姿が見えずやりにくかった。自分との戦いとの思いで取り組んだ」と急転直下の選挙戦を振り返り「多くの皆さんに投票していただき圧勝できたことをうれしく思うとともに責任の重さを痛感している。期待を裏切らないよう全身全霊、命懸けで頑張りたい」。
3期目の「希望を持てる5つのまちづくり」((1)住みたい、住み続けたい(2)子育て・教育(3)強靭で安全・安心(4)思いやりと安らぎ(5)地域産業が輝き賑わう)の取り組みをさらに進め「一歩・二歩・その先を見据えた希望あふれるまちづくり」をめざし各種施策に取り組む――との公約を掲げている日裏氏は「着手している中学校統合事業をはじめ、掲げた公約実現に向けて全力で取り組みたい。中学校統合は任期中に仕上げたい」とし「おごることなく、『住民目線で町民総意の町政』との初心を忘れずに住民の声をしっかり聞き、職員とともにワンチームとなって『希望あるまち』を実感できる印南町にしていくため死にものぐるいで頑張りたい」と不退転の決意で4期目に臨む。
幸代夫人(69)は「ご支援していただいた皆さまのおかげです」と感謝し「町民のために健康で仕事に取り組むことができるよう支えていきたい」と話した。
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