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御坊日高博覧会「出会い」テーマに51プログラム 〈2017年3月12日〉

2017年03月13日 08時30分00秒 | 記事

完成したパンフレットを手に実行委員会メンバー


 4月1日から5月7日まで37日間にわたり御坊市、日高郡全域を舞台に開催する御坊日高博覧会「御博(おんぱく)」2017のプログラムが決まった。春の開催にちなみ「出会い」をテーマにおいしい、楽しい、学べる、出会える、御坊日高の魅力がいっぱいに詰まった51の体験交流型プログラムを提供。新たな試みとして地元食材を生かした料理を楽しめる「御博レストラン」や複数のプログラムをセットにした「御博パッケージ」なども用意しており昨年より質量ともに充実。初日はオープンニングイベント、最終日にはエンディングイベントもあり、今年も多くの人でにぎわいそうだ。

 御坊、日高地方の有志でつくる実行委員会(谷口光委員長)が主催する地域活性化イベント。3回目となる今回は昨年より5日間期間を短縮したものの、11多い51のプログラムを用意した。
 地域別のプログラム数は御坊12、由良4、美浜・日高川・印南各7、日高6、みなべ10(2地域で開催するのもある)。「学ぶ」のプログラムでは「クヌッセン海難遺徳60周年記念!講話&上映&特別展示」「御坊祭の乗子化粧体験」「銅板レリーフ体験」など、「遊ぶ」では「夢ケーキを作ろう」「体験ダイビング」「シーカヤック乗り」「胡蝶蘭アレンジメント」など、「食べる」では「うどんの食べ比べ」「船長と魚屋さんが提供する楽しさとおいしさの感動体験」「川原レストラン」など御坊日高の魅力がぎっしりと詰まったイベントが盛りだくさん。キッズ向けのプログラムとして「おじいちゃん・おばあちゃんと体験!御坊プチ鉄道博」「堤防大壁画プロジェクト」「かわいい蒸しパン作り」など用意している。
 今回から導入の御博レストランと御博パッケージはより一層の飲食関係のプログラムの充実と地域外の集客をめざすための試み。御博レストランは地元食材をつかって御博ならではの期間限定メニューを提供。期間中に旬彩喜多、ペンションヒラオカ、和風花紋、創造Diningみやき、カフェスプラウト、古民家カフェれん、みちしお亭、雲水、カフェ・ド・マンマ、いろはcafeの10店舗で味わえる。御博パッケージは中紀バス観光社がコーディネートしたプログラムを、参加者に日帰りや1泊2日のコースで楽しんでもらう新企画。御坊・日高地域以外から多くの参加者が訪れていることから、御坊・日高をあまり知らない人でもプログラムで迷うことなく気軽に参加できるように御坊・日高を満喫する複数の体験プログラムと飲食、観光地めぐりをセットにした内容になっている。
 オープニングイベントは初日午前11時から道成寺境内で開催。500個の風船を飛ばし、開幕を祝う。エンディングイベントは今回初めての試みで最終日午前10時から午後2時まで白崎海洋公園で開催。ハーレーダビッドソンが集結するほか、ライブイベント、フリーマーケットなどもあり、盛大にフィナーレを飾る。
 プログラムを掲載したパンフレットが完成した10日、御坊の町屋Minoricaで完成記念イベントを開き、プログラムを企画・提供するパートナーや高校生おんぱく部のメンバーら30人が参加。御博に協力している和歌山大学経済学部の大澤健教授の講演を聴き、開催に向けての意気込みなど語った。谷口実行委員長は「パートナーも増えてきて着実に輪が広がっている。みんながやりたいことをやるのが御博。みんながやってよかったと思える御博にしたい」と話している。


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