ポスターを作りPRする山田部長
日高町商工会青年部(山田周平部長)は26日、産湯海水浴場駐車場内で第5回納涼夏祭りを開く。ステージイベントはないが、子どもたちへ夏の思い出にミニ四駆教室を計画するなど4年ぶりにイベントを盛り込むことでコロナ禍前の催しに復活。中紀随一の美しさを誇る同浴場をバックにミニ花火打ち上げで締めくくる。
同部は、恒例だった「ひだかニッコリゆかたフェスタ」を地域振興へ新しく発展させようと、地域の観光資源である同浴場の有効活用に着目して平成29年に初開催。令和元年の第3回まで毎年続けたが、新型コロナウイルス感染症の影響で2年連続で中止となり、昨年、3年ぶりに開催。感染第7波を考慮し、町内の子どもたちに限定、時間も1時間半短縮し、ステージイベントもなくして、大々的に呼びかけず計画した。
3年ぶり開催の上、規模縮小したが、口コミで広がり、多くの子どもたちが訪れるほど。今年は、新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後、イベントへの制限がかからない状況で、少しでも多くの子どもたちに楽しんでもらおうと、企画した。
開始時間も午後3時からのコロナ禍前通り。「ゆかたコンテスト」はないが、できるだけ着て来てもらおうと、浴衣姿の小学生以下来場者のうち先着100人には、お菓子詰め合わせをプレゼント。焼きとうもろこし、かき氷、カレーなど昨年より食べ物のブースを増やし、射的やスーパーボールすくい、当てもののゲームコーナーも設営。ミニ四駆教室は当日受付の子どもたちを対象に先着20人で1人参加費1200円。参加者はミニ四駆の組み立て方を教えてもらい、コースを設けレースも。午後7時頃に、浜辺の一角からミニ花火を打ち上げる。
当日、食券・ゲーム券は正午から販売を開始。混雑にならないように、できるだけ早めの購入をと呼びかけており、山田部長は「夏休み最後の思い出づくりに、ぜひ遊びに来てください」と話している。
問い合わせは、町商工会(電話63・3611)へ。
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