17日から収穫が始まった清水ファームのピノ・ガール
印南町で特産の初夏の味覚「小玉スイカ」の収穫が始まっている。同町印南の「こだわり野菜SHIMIZU FARM(清水ファーム)」(清水章広代表)では17日から、種が小さく種ごと食べられる「ピノ・ガール」の収穫が始まり、清水代表らがハウスで収穫時期を迎えた小玉スイカを一つ一つ丁寧に収穫し、出荷に向けて選別作業などに汗を流している。
清水ファームでは、これまで日高地方で主流の「ひとりじめ7」を栽培していたが、一昨年から試験的に「ピノ・ガール」の栽培を始め、昨年から本格的に取り組み「種を気にせず食べれ、シャリシャリ感もあり甘くて美味しい」と好評なことから今年からハウス14棟(42アール)、露地30アールのすべてをピノ・ガールに切り替えた。
収穫したスイカは倉庫で大きさ別に選別、1個ずつきれいに拭いて、緩衝材のフルーツキャップをつけて箱詰めし、大阪や和歌山の青果仲卸業者に出荷するほか、県内のスーパー「マツゲン」でも販売される。 ピノ・ガールはシャリシャリ感はひとりじめ7と同じかそれ以上で、糖度も12・5度以上で13度を超えるのも少なくない。17日から収穫を始めたのはハウス物で、今月下旬からは露地物の収穫も始まり、7月上旬くらいまで続く。清水代表は「糖度も高く、種ごと美味しく食べられます。一度味わってみて下さい」とPRしている。
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