任期満了に伴う由良町議会議員選挙(定数10)は5日間の選挙戦を終え、きょう17日に投票、即日開票される。定数2人超過の現職9人と新人3人の計12人が立候補し、8年ぶりの選挙戦はし烈な戦いを展開。当落線上の下位グループは票が読めない中、混戦のままゴールへ。今回の選挙戦は大きな争点がなく、盛り上がりに欠けたこともあり、投票率は前回の83・74%(平成23年)を下回るとみられ、79%前後が予想される。
昨夏に前議長が死去し欠員1となったが、「無投票はいけない」と昨年の秋から年末にかけ新人3人が手を挙げ8年ぶりに選挙戦に突入した。
知名度や実績でリードする現職相手に、新人勢も出遅れを取り戻そうと水面下で前哨戦を繰り広げてきた。現組職が上位・中位・下位の3つのグループに分かれ、新人組は健闘組と苦戦組に色分けされ、混戦のままゴールへ。上位争いも注目され、誰がトップ当選するか。
町議選の投票率は昭和50年の94・85%以降下がっており、平成11年には89・88%と90%を切り、同19年と23年は過去最低の83・74%だった。今回8年ぶりの選挙戦だが、大きな争点がなく有権者の関心もそれほど高くないことから、さらに下がるとの声も多く、前回より3~4低くなるのではとの見方が強い。
町選挙管理委員会は15、16日に町内の投票所で投票箱を設置、候補者名の一覧表を貼るなど準備作業を済ませた。
投票は午前7時から午後6時まで町内16カ所の投票所で行う。開票作業は午後7時30分から町役場3階大会議室で行い、午後8時10分に1回目の開票速報を発表し、以降20分ごとの発表で、午後9時ごろには大勢が判明する模様。11日現在の選挙人名簿登録者数は5092人(男2456・女2636)。
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