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日本一長い藤棚ロード「みやまの里森林公園」15日開園 〈2023年4月14日〉

2023年04月14日 08時30分00秒 | 記事


まもなく満開を迎える早咲きの紫色のフジ
(10日の観光協会開花情報から)


 日本一長い藤棚ロードがある日高川町初湯川、椿山ダム湖畔のリフレッシュエリアみやまの里森林公園では、3月の暖かさと今週初めからの気温上昇でフジの開花が例年以上に早く、見頃は今月中となりそうだ。新型コロナ感染まん延以降、「ふじまつり」などの催しは中止しているが、5月初旬までフォトコンテストを開催する。

 例年、4月中旬から開花が始まり、ピークとなる4月下旬から5月の連休にかけては旧美山村当時から「ふじまつり」として地元物産展やくじ引きなどの催しを開催していた。コロナ禍前までは連休中に毎年約1万人の来園者が県内外から訪れていたが、コロナまん延以降は催しを中止し、今年も花の観賞がメーン。
 町観光協会ホームページの「観る」コーナーでは、実行委員会がフジの花の開花状況を毎日更新中。入園口付近から中腹のふれあい広場など1646メートルの藤棚ロード5カ所の状況を写真入りで紹介している。開花情報によると、今年のフジ開花が早く、日当たりの良いふれあい広場付近やミステリーハウス周辺では開花が進み、来週初めから見頃を迎える場所も。入園口付近から山頂に通じる健康階段の「だるまふじ」と呼ばれる早咲きの白い花も開花が始まり、中腹にある九尺フジと呼ばれる中咲きや遅咲きの花も蕾が大きく膨らんでいる。「早咲きの白い藤の開花が始まりました。例年より早い開花となっています。中咲き、遅咲きも順次開花が進みそうです」と、4月中の来園を呼びかけている。
 駐車場は産品所前グラウンドを無料開放。入園料は大人700円、小中学生200円。入園券の半券があれば、猪谷の美山の湯(旧美山療養温泉館)と高津尾のあやめの湯鳴滝が100円引きで利用できる。藤棚ロードフォトコンテストも開催。今年の4月15日から5月5日までに撮影した作品が対象で、問い合わせは、5月5日までの午前8時30分から午後5時まで、美山温泉愛徳荘内みやまの里森林公園(電話57・0180)へ。


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