景観を楽しめ、ゆったりとできるみちしおの湯
150万人目の入館者に贈る記念の黒竹ボールペン(イメージ)
日高町立温泉館「海の里」みちしおの湯は、平成12年6月1日の開館以来の入館者数が150万人に迫っている。これを受け町は、150万人目の入館者に記念品を贈るなどの達成記念イベントを企画して準備しており、メモリアルデイは今月中にも到来か?。温泉館では夕日が海岸線に落ちるシーズンもあるなど景観を楽しめ、町は「皆様にご愛顧いただき、ありがたく思います」としている。
みちしおの湯は、美しいリアス式海岸の方杭に、露天風呂や、うたせ湯、ゆったりとしたスペースのコミュニティルーム、広い駐車場などが完備した温泉館。目の前に広がる紀伊水道や漁港風景を楽しみながら、終日のんびりと心身をリフレッシュできるのが特徴として親しまれている。
入館者数はオープン2年目まで年間10万人があり、平成24年9月3日には100万人に到達し、記念イベントを開催。年々減少傾向だが、今は4万人程度の入り込みで落ち着いており、京阪神方面の利用も多く、町民の健康増進に加え、観光振興に一役買ってきた。
入館者数150万人目へのプレゼントとして、金崎竹材店=同町原谷=の黒竹ボールペン1本、温泉券25枚綴り、隣接する食堂部「みちしおの湯」で使える食事券3000円分を用意。黒竹ボールペンは希望すればレーザー加工で名入りにもできるようにし、達成者に意向を聞く。150万人達成後には、入館者先着1000人にタオルか、みちしおの湯の温泉の素(入浴剤)のどちから希望する方を贈る。
達成予想は今月中だが、9月1日から11月30日まで入浴1回につき1つずつ捺印してもらい、5個たまると応募できるクエ鍋を景品の目玉としたスタンプイベントを開催しており、駆け込みが多いとも考えられるなど、到達日はいつになるのか。
達成予想日には、職員が待機して、くす玉やクラッカーを利用して祝福する予定。町企画まちづくり課は「寒くなる冬のシーズンであり、美しい風景を楽しんでもらい、温泉に浸かってもらって温まってほしい」としている。
その他の主なニュース
● 人命救助で(株)中村建設(日高町)に日高広域消防が感謝状、6月の豪雨時に社員ら活躍
● 日高高校英語部が県高校総文英語部門で桃太郎のその後のドラマ演じ、最優秀賞
● 柑橘の「ジャバラ」が、年明けにも日高川町内で初収穫
● 「紀州鉄道と旧御坊臨港鉄道廃線部分」が「今年度選奨土木遺産」に認定