切り絵

浮世絵を切り絵に

行書版 東海道五十三次之内 日本橋 曙旅立の図

2021年01月02日 | Weblog

行書版 東海道 日本橋 

保永堂版五十三次では大名行列の出立を描いたが、此処では庶民の旅立ちを描いている。「行書」といった気軽さがそのまま絵に出ている。「曙旅立の図」とあるように、のんびりとした旅立ちが、かえって爽快な朝を感じさせ、落ち着いた画面に成っている。天正十八年(1590)徳川家康の江戸入城後、江戸東部海岸を埋め立て、架橋した日本橋は、長さが約二十八間(50m強)あり、翌年諸街道に一里塚を設けるにあたり、ここを起点にした


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一年前のブログ | トップ | 一年前のブログ 保永堂版東... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事