切り絵

浮世絵を切り絵に

木曽海道六十九次 宮の腰

2021年12月22日 | Weblog

「宮の腰」

木曽山中の、宮の腰には「谷中狭きゆえに、田畑まれにして村里少なし、寒気激しきゆえ土壁無く、みな板壁なり、竹と茶に木まれなり寒甚だしきゆえ栽ふれど枯る」気候寒冷に加えて貧困の中に生活する人が多かった。霧深くうるんだ月影に親子五人家族の夜道を歩む姿が描かれている。この木曽谷には、明治時代に野麦峠を越えた「糸引き女工」物語もある。

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2021年12月17日 | Weblog
 
東海道五十三次 大津
「大津」東海道最後の宿駅 大津は、北国街道と出合い、琵琶湖南端にあって、陸上・水上交通の要地で在った。矢橋から湖水を船で行く水路もあり東海道の中でも最も栄えた大きな宿場だった。......
 

 

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木曽海道六十九次 藪原

2021年12月11日 | Weblog

藪原」 英泉

藪原は木曽路最大の難所ともいわれた。頂上からの眺めは最高。西に御嶽山、南に駒ケ岳、そして眼下に木曽川の清流。柴を刈り里へ下る女人二人、これから難所を越えてやすらぎの宿場向かう旅人。鳥居峠周辺の風景を一つにまとめて描いている。現状は明治頃まではこの絵と殆ど変らなかった。

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2021年12月07日 | Weblog
 
東海道五十三次 草津
「草津」石破の宿場に続き、土地の名物を食べさせる休憩どころ矢倉の立場の風景である。店の前では大きな荷物を運ぶ飛脚、早駕篭にのっている旅人と、店内にも多くの客が描かれていて、人の......
 

 

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木曽海道六十九次 奈良井

2021年12月03日 | Weblog

「奈良井」 英泉

木曽の御岳を遠方の望んだ奈良井宿の「名物お六櫛」と看板をさげた店先である。奈良井の名物は曲物や塗り物で、蕎麦屋が使用する蒸篭や湯桶などが売られていた。「お六櫛」は頭痛持ちの、お六と云う娘が御岳山のお告げで柘植の櫛をさしたところ全快したとの事で名物土産になった。

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2021年12月02日 | Weblog
 
東海道五十三次 石部
「石部」街道沿いにあった立場(たてば)という、茶屋よりも規模の大きい休憩処の風景である。目川ノ里(栗東市)の名物は茶飯と田楽豆腐だった。京都から東へ9里半(約40km)の石部宿......
 

 

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