切り絵

浮世絵を切り絵に

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2022年04月30日 | Weblog
 
木曽海道 新町
 「新町」新町宿の背景に富士山にも似た上州の赤城山が描かれており、伸び伸びとした広大な自然が広がってる。新町の温井川に架かる弁天橋を渡る荷を背負う二人を描く。此れから間もなく山......
 

 

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木曾海道六十九次 御岳

2022年04月27日 | Weblog

「御岳宿」

障子には「きちん宿 みたけじゆく」とあり、御嶽山の御神灯を軒に吊るしている。木賃宿は自炊をして木賃すなわち燃料代だけで泊まれる所との意で、普通の宿屋より安く泊まれた。大きな茶釜をかけた囲炉裏をかこんでいるが、笈摺姿の女巡礼も見える。御嶽山は富士山や白山などと並び古くから信仰の対象とされ、北は野麦峠を経て乗鞍岳に、西の裾野は高山盆地まで延び、日本三大美林に数えられ、藩政時代には特に林政に力が入れられた処である。

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2022年04月21日 | Weblog
 
(木曽街道) 支蘓路ノ驛 本庄宿 神流川渡場
「本庄宿」 神流川渡場神流川は武蔵と上野の国境をなし、武州側より対岸の新町を望むところを描く。両岸に立つ、常夜燈は3代目戸谷半兵衛こと光寿が寄進したもので、夜に川を渡る人のため......
 

 

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木曾海道六十九次 細久手

2022年04月18日 | Weblog

「細久手」

細久手宿は大久手と御嶽の間が長かったため、間の宿として創られた当初から天保頃まで戸数が殆ど変わらなかった寒村である。細久手宿への入り口付近の坂の上から描いたものである。人物描写に動きがなく、人形のように描かれているが、背負木を負う男や鎌を持つ男女の土地の者に加え、荷を振り分けて坂を登ってくる者と、細長い筒を肩にする者との二人の旅人を配するなど広重らしい。

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木曾海道六十九次 大久手

2022年04月10日 | Weblog

「大久手」

大久手は大湫とも書く。この宿を過ぎると平坦な道が続き、左側には母衣岩・烏帽子岩など露出した岩石が数か所見える。美濃平野の平坦な野に松が、か細く立ち広々と感じさせる。柴を背負う夫婦の姿が中央に描かれ侘しさを出している。

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2022年04月08日 | Weblog
 
岐阻街道 深谷
「深谷」深谷宿は、木曽街道六十九次のうち、江戸から数えて九番目の宿場。 現在の埼玉県深谷市にあたる。深谷宿は中山道で最大規模の宿場で、本陣1、脇本陣4、旅籠80余有り。商人が多......
 

 

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2022年04月02日 | Weblog
 
栄泉 岐阻道中 熊谷宿
「熊谷宿」木曽街道9番目の宿 画面右側の杭に「右おしげうだ」(忍行田道)「左深谷二里廿丁」と刻まれている熊谷宿に入る手前の別れ路を描いている。吹上を過ぎると此の絵のように、くね......
 

 

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木曾海道六十九次 大井

2022年04月01日 | Weblog

「大井」

雨や雪を表情豊かに描き分ける事では広重に勝るものはいない。大井宿では、山間にしんしんと降り積もり、冠雪した松樹の合間を人馬がうつむいて歩む表情のため、古風な印象を受けがちだが、その画面構成には明確に近代的な造形を感じる。

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