切り絵

浮世絵を切り絵に

一年前のブログ

2020年11月26日 | Weblog
 
広重 東海道五十三次 原
「原」  現在の静岡県沼津市にあたる。最も富士山が美しく見える所がこの地、原である。富士山の美しさと大きさが強調されており、画面の枠を飛び出している。右側に寄生火山愛鷹山を配し......
 

 

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東海道五十三次 水口

2020年11月21日 | Weblog

「水口」 名物干瓢

当時どこにでもあったような風景の中に,夕顔の皮をむく女、それを干す女の手仕事のなかに、夏の佇まいを描く事で広重は水口宿らしさを表現した。自然と人間との係わり合いを描く風景画は心温まりまる。干瓢作りは、当時水口城主であった加藤氏が下野(栃木県)から移入してきたおりに奨励し、特産物にしたといわれている。

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一年前のブログ 沼津

2020年11月14日 | Weblog
 
広重 東海道五十三次 沼津
「沼津」 東海道五十三次の内で唯一の月景である。大きな満月が上がり、明るくなった狩野川沿いの道を親子の旅人と金毘羅参りの旅人が、沼津の宿場を目前に歩いている。背中の天狗を拝んだ......
 

 

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東海道五十三次 土山

2020年11月11日 | Weblog

「土山」

土山は京に向かう最後の難所で八百八谷といわれた鈴鹿峠を越えた所に在る。宿場の東側を流れる田村川沿いを、雨の中大名行列が通っている。田村川は鈴鹿山脈に続く細く急な川である。土山宿は伊勢湾からの風が入り、雨が降りやすい地域で、歌にも「坂は照る照る 鈴鹿は曇る あいの土山雨が降る」と歌われている。土山宿への道は箱根に匹敵するような難所で、明治時代に鉄道を開通される時には、鈴鹿峠を避け迂回して線路が敷かれた。

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一年前のブログ 保永堂版東海道

2020年11月07日 | Weblog
 
東海道五十三次 三島
「三島」三島宿は箱根越えをする旅人で賑わった宿駅であった。朝霧の中、三島神社の前を行く旅人と駕籠に乗る人物、馬に乗る人物を描き、鳥居・人家・遠くの旅人などは線を用いず、ぼかしの......
 

 

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一年前のブログ

2020年11月05日 | Weblog
 
東海道五十三次 箱根
「箱根」東海道一番の難所が箱根越えである。岩肌をあらわにした険しい山の間をぬって、狭い道を大名行列が行く。関所を無事通過し、「天下の険」を更に先へ進む箱根八里である。山並の向こ......
 

 

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東海道五十三次 坂之下

2020年11月01日 | Weblog

「坂之下」

日本画の巨匠・狩野元信が、この場所を通りかかった時、山並みの美しさを描こうとしたが、納得のいく画にならず筆を捨ててしまったことから筆捨山(現在は岩根山)と呼ばれるようになった山の景色を眺めて旅人たち休息している。旅の途中での茶屋の一服は、疲れた足を休めてくれた様だ。坂之下宿は宿場町として栄えていた面影はなく山里で集落数も少なかった。

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