切り絵

浮世絵を切り絵に

葛飾北斎 冨嶽三十六景 保土ヶ谷 

2013年05月24日 | Weblog

「保土ヶ谷」 

程ヶ谷は現在の横浜市保土ヶ谷区。程ヶ谷宿近くの品野坂は松並木が見事であったという。休む駕駕籠、そしてどこへ行くのか虚無僧の後ろ姿。これら人物の配置もよく、東海道中の姿をなつかしむ心が湧いてくる。遠方の富士もよく見ると南側(画面左側)の斜面の雪が解けていて、描かれた季節が晩春であることがうかがえる。

[ジグソーパズル]

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葛飾北斎 冨嶽三十六景 穏田の水車

2013年05月16日 | Weblog

 「穏田の水車」

現在の明治神宮のあたりに当るが、その昔は江戸の郊外であった。水車小屋が主体であり、さまざまな水の流れの形態がとらえられている。籾をかつぐ農夫2人、流れ水で米をとぐ農夫、亀の子をもつ子供、それらの人物が遠く望む富士を千変万化する水の流を背景に、心地よい田園の風景を作り上げている。

ジグソーパズル入口

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