切り絵

浮世絵を切り絵に

東海道五十三次 江尻

2019年12月25日 | Weblog

「江尻」

江尻は現在の清水港である。徳川家康を祀る東照宮のある久能山から清水港を眺望した図で、此処から伊豆半島までを遠望し、その手前に三保の松原が見える。白帆をはらませた船と停泊している船、街並が描かれていて港の繁忙ぶりが伺える。江戸より約41里(164㎞)の地点で全体のほぼ三分の一経過した位置になる。

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東海道五十三次 興津

2019年12月16日 | Weblog

「興津」

江戸方向から薩埵峠を越えると、川底の浅い興津川につきあたる。馬と駕篭に乗っているのは相撲取。当時の力士は大名お抱えで、参勤交代と共に帰国してしまうため人気力士が全く出ない場所もあった様だ。興津宿の付近は風光明媚な平地が続き、近くには、かつて関所のあった清見関や清見寺などがあり、歴史が偲ばれる場所だ。

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東海道五十三次 由比

2019年12月11日 | Weblog

「由比」

東海道「由比宿」と「興津宿」の間に位置する薩埵峠を越えると富士と駿河湾が一望できる東海道で最も美しいと云われている眺めである。足のすくむ断崖からへっぴり腰でのぞく仕草をして、眼前に開けた風景を眺める旅人。岩肌をあらわにした山道の険しさと、静かで広々とした海上とを対比させ、立体的に見せた傑作といわれている。

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東海道五十三次 吉原

2019年12月02日 | Weblog

「吉原」

東海道を西に向かうと、富士は常に右手に見える。処が吉原の宿へ近づくと道は、大きく湾曲している為に富士が左側に見え、「左富士」の名所となっていた。富士を眺めながら、松並木を馬でのんびりと行く親子連れの様子が画面に見て取れる。三人が横に並んで馬の鞍に乗るのを「三宝荒神」と呼ばれていた。

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