切り絵

浮世絵を切り絵に

木曽海道六十九次 長久保

2021年09月26日 | Weblog

「長久保」

笠取峠を超えるとあとはなだらかな下り坂が続き、やがて長久保宿に入る。夕暮れ時の依田川に架かる和田橋を中心に描かれたものだ。馬上の客は首を深くうなだれ、長い旅路の疲れを見せている。両掛けの男も馬子もシルエットで描かれ木曽路の侘しさを訴えている。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一年前のブログ

2021年09月22日 | Weblog
 
東海道五十三次 石薬師
「石薬師」石薬師宿の名は石薬師寺にちなんで宿場名が付けられた。規模の小さい宿場で農化を営む人も多く、休憩をする旅人の多い所だった。一休禅師が「名も高き誓いも重き石薬師、瑠璃の光......
 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木曽海道六十九次 あし田

2021年09月16日 | Weblog

「あし田」

芦田宿の近辺になると、突起の激しい地形に成り、此処から長久保宿に至る街道は、笠取峠を越さなければ成らない。右辺の頂にある出茶屋と、左下の出茶屋の二つ在った事は明らかで実際を描かれたものだ。駕籠が二つ描かれ前方を行くのは供の者が杖を突いて従うのに対して後方の山駕籠は茣蓙が垂れて無く、道中風俗に変化を付けている。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一年前のブログ

2021年09月10日 | Weblog
 
東海道五十三次 四日市
「四日市」四日市宿には伊勢神宮へと向かう追分街道があり、伊勢へ行く人と東海道を進む人と両方の旅客で賑わっていた。宿の近くを流れる三重川(三滝川)のあたりの様子で、二人の旅人や柳......
 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木曽海道六十九次 望月

2021年09月05日 | Weblog

「望月」

望月宿から東へ向かい中山道瓜生坂から松並木越に浅間山を描いている。この宿場の東北にある御牧ヶ原は馬の飼育が盛んで,8月15日満月の日に優良な馬が朝廷に献上されていた。望月の地名はこれより起こったという。月明かりに照らし出された夜道を進む人馬。樹齢を重ねて樹幹を太らせた松並木は奥行き感させ、街道がひたすら続いていく。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一年前のブログ

2021年09月02日 | Weblog
 
東海道五十三次 桑名
「桑名」桑名は揖斐川の河口の港町として発展しており、港の入口には浮き城のように見える桑名城があった。木曽三川の河口の重要な港であった様子が、大型船の描写に偲ばれる。城下は、18......
 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする