切り絵

浮世絵を切り絵に

六十余州名所図会 周防 岩国錦帯橋

2018年04月22日 | Weblog

周防 岩国錦帯橋」  

周防(すおう)は山口県の東南部にあたり、防州(ぼうしゅう)とも呼ばれていた。岩国市を流れる錦川にかかるアーチが美しい錦帯橋(きんたいきょう)は1673年岩国藩主吉川広嘉によって創建された木造の橋で、1950年の台風で流されるまで実に270年以上も耐え抜いた頑強な橋である。その後も昔ながらの木組みの工法で再建され現在もその美しい姿を我々に見せてくれている。

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広重 名所江戸百景 亀戸天神

2018年04月11日 | Weblog

亀戸天神

亀戸天神は江戸郊外の観光地で、境内の大小二つの太鼓橋と、池の周囲の藤棚が名物である。学問の神様として親しまれ、九州太宰府天満宮から神像を勧請し社殿も模して、庶民からの信仰が厚かった。境内は多くの絵師によって描かれている。

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名所江戸百景 せき口上水端はせを庵椿やま

2018年04月02日 | Weblog

せき口上水端はせを庵椿やま

目白台近くを蛇行する、江戸最古の.上水・神田上水を描く。江戸では人工の上水の設置にも力が入れられ、神田上水をはじめ、承応三年(1654)に玉川上水、万治二年(1659)に亀有上水、万治三年(1660)に青山上水、寛文四年(1664)に三田上水、さらに元禄九年(1696)に千川上水の整備を進めた。関口の名称に関しては、奥州道中の関所が置かれていたことに起因するという説と、此処に井の頭からの水流を江戸川と神田上水に分流する堰の口が設けられたことによるとする二説がある。図の右側にある建物は、寛保三年(1743)の松尾芭蕉の五十年忌に、上水道の整備に携わった芭蕉を記念して建てられた芭蕉庵である。

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