切り絵

浮世絵を切り絵に

名所江戸百景 神田紺屋町

2019年04月21日 | Weblog

神田紺屋町

江戸時代同じ職種に属する職人たちは、一ヶ所に固まって住み、その職種を町名にしてた。染物の町 神田紺屋町の風景である。紺屋町は、江戸初期より、幕府お抱えの職人が住み、江戸を代表する藍染の浴衣や手ぬぐい等の大半は紺屋町一帯の染物屋で染められて屋根の上の干し場で乾燥させてた。

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広重 六十余州名所図会 因幡加路小山

2019年04月11日 | Weblog

「因幡加路小山」

小山とは、鳥取県鳥取市湖山町にある。此処の砂丘の内側に湖山池があり、湖山池は日本海から分離してできた池で、周囲が16km、面積が6.8平方キロもあり、日本最大の池である。池には、青島、猫島、津生島、団子島など大小様々な島が浮かび、一番大きな島は瓢箪形をした青島である。手前に爛漫に咲く桜と松の木を配して、木の向こうに見える布施村の集落を描くことで現す遠近法である。

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名所江戸百景 隅田川水神の森真崎

2019年04月02日 | Weblog

隅田川水神の森真崎

向島から隅田川の対岸の真崎水神の森を望んだ風景。この水神は、水難、火難除けの神であり、船頭たちばかりでなく庶民の間でも厚い信仰を得ていた。真崎は、品川の御殿山や王子の飛鳥山と並ぶ桜の名所となっている。奥には筑波山も見え手前には八重桜が美しく咲き乱れ、春爛漫の景色ある。 

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