切り絵

浮世絵を切り絵に

名所江戸百景 金杉橋芝浦

2019年09月21日 | Weblog

金杉橋芝浦

汐留橋から高輪までを芝浦と云い、東海道で金杉川を渡る橋を金杉橋と称した。手前に描かれているのは橋上を行く日蓮宗の人々である。秋の命日の前後には御影式や報恩式が執り行なわれるため、一行は池上本願寺で行なわれる祭式に向かっているのだろう。

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東海道五十三次 藤澤

2019年09月11日 | Weblog

「藤澤」

藤沢は遊行寺の参詣者が多く、江ノ島への分岐点として賑わった。遠くに北条時宗の本山、遊行寺伽藍が描かれ、その右手にある家並は道場坂の存在を示し、大鋸橋を挟んで、江ノ島弁天の鳥居がある。お参りをすませた人々が山門をでて橋を渡り、鳥居をくぐろうとしている

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広重 行書版 東海道五十三次 程ヶ谷

2019年09月02日 | Weblog

「程ヶ谷」

初代広重の東海道物で「東海道」という文字が行書であることから、一般に行書東海道と呼ばれている。シリーズの内,程ヶ谷新町入口を描いたものである。此処でも帷子橋が描かれているが保永堂版保土ヶ谷(7月21日投稿)と違い視点が横に変わり、橋全体をとらえたものである。地名の保永堂版「保土ケ谷」と行書版「程ケ谷」は現在も双方が使い分けされている様だ。

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