診断機 修理 アレコレ

BABYMETALをこよなく愛すポンコツ整備士の修理日記

準備万端

2017-12-17 02:29:53 | 趣味
趣味とか色々です。







トリシティ積雪バージョン完成。
リヤタイヤのスパイクは去年、廃盤になってしまい
スタッドレスタイヤとなりますが、スパイクなんか必要か?と言われたら
たぶん必要ないんですよ。
ええ、たんなるアホなんですよ。大目に見てください。



尖ってる部分が何か悪さしそうであまり興味が無かったのですが
ホースで苦労することが多いので思い切って買いました。



泣きたくなるほど超便利・・
この角度が絶妙なんですよ
なんで今まで拒否ってたんだろ。



朝カギの複製を注文したら夕方には届いたんです。
純正ですよ?
キーナンバー伝えて製作ですよ?
なんだかんだ言ってやっぱりイスズなんですよ。



画像、わかりづらいですが車検で入庫されたXZU720デュトロ。
ローター、パッド交換し、車検に行かせ合格したんですが
帰ってきてから納車準備するでもなく、タイヤ外してゴソゴソしてる。
エア抜き工具が見えたので「なんかやらかしたな」と思うが、状況の説明もしてこないから
自分で解決しろやと放置。
結局終業時間までずっとやってるから仕方なく聞くと
「少しづつペダルが奥に入ってしまう」と新人みたいな失敗してる。

自分で考えない人だから、時間だと帰らせ、夜一人で原因探ったら
ブリーダー緩めた瞬間に解決の糸口が。
ただ単にガタが多すぎてワンウェイバルブ使っててもペダルを戻した時に
エアを吸ってしまうんです。
バキューラー使えば瞬時に解決するんですが、かたくなにペダル踏んでの
エア抜きにこだわって使わないんですよこの人。
当然のように次の日には原因すら聞いてこないから助ける気も失せる。
ぶっちゃけ、来年からこの人の給料3分の1カットです。
状況によっては更に削ります。
生々しい話ですみませんが、めまぐるしく変わる環境を否定してきた結果です。
受け入れてもらいましょう。



ガラッと変わって炊き込みご飯作ってみました。
鶏肉忘れて物足りないですが、やっぱり美味しい。

新しい仲間

2017-12-17 01:07:53 | 診断機
トリシティを購入してから1年半、色々な所へ連れ回すことが多くなり
走行距離も13000キロ。
近々、スロットル関係の洗浄でもしたいと思い始め
整備書(ファイネス)で調べるとキャリブレーションにはやはり
専用の診断機が必要とのこと。

改善対策の時、ヤマハサービスエリアの方にツールの事を根ほり葉ほり
聞いたり、運用に際し当社でもできると言うことだったので
注文しました。
ま、部品番号の変更などでなっかなか手に入らなかったんですけどね。
バイクもとうとう・・というかやっと診断機という時代に入ってきました。



というわけで事前に用意していた中古専用パソコンにインスコ





インスコはすんなり
ただ、販売店情報などを入れないと先に進めないようで
どうしたもんかと考えながら、ふと改善対策の作業発注書にコードが
書いてあったな・・・



コード入力したら先に進めたので





もろもろアップデート。
親切に作業店として登録してくれたのね。
このへん、ホンダさんはガッチガッチに固くてツールキットも
正規代理店の認定資格者じゃないと販売しないし、そもそも名も知らぬポンコツ工場
には依頼書すら出さないでしょう。
ヤマハの柔軟さは異常、というかヤマハサービスエリアはめちゃくちゃ親切でした。
バイク買うならぜひヤマハさんで!



グローバルOBDなのでカプラの加工、端子配列さえできれば
車用の汎用スキャンツールでも故障コードやライブデータの確認は可能です。
でもねえ、やっぱり見て修理して消すだけじゃダメなんですよね。
一番とは言わないけどやはり作業サポートが大事な部分を占めると思います。
だから導入を決意したのです。
で、独自色の強いバイクのカプラはよくわからないから手当たりしだいにつなぐ





まさかスクーターごときにコンピューターつなげる時代が来ようとは・・・
まず、最初につないだものはABSの診断カプラだったようで





操作方法は独特・・
キーを入れたり切ったり。
最初はそんな手順省いていたから通信不能になったりして
わけがわからなかった。





この日、ディーラーに診断機を引き取りに行く途中、スピードが0キロのまま
ABSチェックが点灯、丁度いいwと思いながらイグニッションをON/OFFしたら
回復しちゃって何かのバグだったと思いたい。
ツール上では過去故障として残っていますね。





一過性と判断し消去。



エンジンのコネクターはどこかなーと





配線一本!
KラインCANラインって整備書に出てたからこんなもんでいいんだろうな。
あ、ダイアグソフトから



整備書にアクセスできます。ファイネスからも見れますがこれは便利~







ライブデータ





ダイアグモードからレ点の付いたもののアクティブや作業サポートが可能。
ISCの測定値が「2」だと洗浄が必要。
近いうちにやるのでひとまずリセットできるか試したらできた。



興味深いのが排ガス調整項目。
燃料の増減で排ガス濃度を規定値に収めるって事だと思うのですが
簡単に言うと燃料噴射アップで多少のパワーアップが期待できる?
元々ステップ0だった数値を2に変更し、テスト走行したら
中間域のトルク感がアップ!・・・しているような気がする・・・

そんなこんなで使用感を確かめつつ、整備に大いに役立ってくれるでしょう。
アップデート絡みで一般の人には扱いが難しいですが
下町工場でもこれからはスクーターでさえ診断機をつなげる場面が出てきますよ。




トリシティ屋・・・ヤリタイナァ・・・・・・・