診断機 修理 アレコレ

BABYMETALをこよなく愛すポンコツ整備士の修理日記

改善対策

2017-11-19 00:29:07 | 趣味
トリシティ125(MW125/MW125A)に関する改善対策について

動力伝達装置において、ベルト駆動用プーリの締付け部の構造が不適切なため、走行中に当該プーリの締付けナットが緩むことがある。そのため、当該プーリがケースカバーと接触して異音が発生し、そのまま使用を続けると、ナットが脱落し、最悪の場合、エンストして再始動できなくなるおそれがある。



リコール
ではないんですよね
走行不能ならリコールでしょってみんな思ってることでしょうけど。





トライク仕様ということでディーラーさんでは受付不可
メーカーさんに相談したら認証工場ってことで作業依頼を出してくれました。
こういう柔軟なヤマハさんが好き。



というわけで、左が交換部品、右が対策部品。



じつは対策発表前にプーリーが外れてエンコしてますw
原因がわからず、とりあえず再組み付け、ちょい増しで締め付けて
様子見だったところです。
新しく用意していたプーリーも返金してくれるのですが
安いものですし、作業を任せてくれたのでそれは辞退させてもらいました。







今回の原因のそれ。
ケースカバーも削れてますが支障はないのでスルー。



再組み付けの際、規定トルクで島たらポンチで印を付けちょい増し締め
分解したらポンチの穴が平行になってたから若干緩んでるんだね。
おおこわ・・・





ついでなんでクラッチやらもO/H





G/Wに駆動系O/Hしてるのでジャダーが少し出てた以外特に酷いところは無し。
ただ、クラッチの動きは渋かったな。



ゆっくり丁寧に修理したら組み付け。
実は組み上げた後にクランクケースカバーのパッキン入れ忘れたのはナイショ。



















元の締め付けトルクから相当増えてますが
座面やナットの深さ考えたら妥当な数値かな。







手順通りに作業したら対策済みのシールとペイントして自分自身に納車。
エンコしてしまう不具合ですが、ますますトリシティが好きになりました。
友人に売った物も対称なのでそれは本日対策予定です。

ヤマハさんの対応、goodです!

無事納車

2017-11-19 00:04:54 | 産業機械








色塗って組むだけだったキャンターの方もバラバラに分解。
こちらもグリスを塗りたくって再組みつけ
もちろん決めた納車日に間に合わず怒られた怒られた。
ただただ申し訳ないです。

3枚目、写りがおかしいですがちゃんと塗れてます。
コラムポスト曲げた方は一部部品待ちですが、特に問題なく
納車できるでしょう。

これが木曜日までの出来事ですが
気が抜けまくって、ワコーズの営業トークをうわの空、あくびしながら
聞いてたら(耳に入ってこない)疲れてまくってますねーなんて
心配されちゃった。
事情知ってるのでごめんねと雑談しながら適当に相槌を打つ。

今回はマジ疲れた・・・





クレーンの頭当てたとかでとんでもないところをヘコませてくる。
方々助けを求めたがどこも一杯で断られる・・・
まだだ・・・まだおわらんぞー