最近気分がのらなくて、流されるまんま一週間過ごしてたのですが。
気分を持ち直すことと、かねてから興味あったので、久々に映画館へ行き、「これでいいのだ!!映画☆赤塚不二夫」を観た。ちょっと時期は遅いけれど。
終わって最初に思ったこと・・・もうひとヒネリ欲しかった~。
(以下ネタバレ注意)
前半のハチャメチャぶりに比較すると後半の展開が・・・ねぇ。それでも、新人編集者役で原作者のモデルになった堀北真希さんの「シェー」ポーズはよかったなぁ。あと、原作のエッセイを少しだけだが読んでたので、劇中でかなりハデに展開されたあんなシーンや、泣けるあんなシーンも、あ、本のとおりだと一瞬ニヤリとなったり・・・感想おわり。
少し昔の時代、とくに昭和の時代をテーマにした映画やコミック作品を他にも見ているが、こういうジャンルに面白さを感じるのは、きっと、登場する人物やキャラクター(動物含む)に、ウラオモテがないからだろうと思う。今の時代は誰もが誰もをだまし合い、必要以上に神経をすりへらし、結果心もどんどんすさんでいく。また、そんなテーマの映画やTV番組やマンガばかりで、もはや娯楽が娯楽でなくなってきている、そんな気がするからで。
映画での時代設定の舞台となった60~70年代は、まだ高度成長期の途上にあり、一方で学生運動の類はだんだん影を潜めていく時代だった。そんな時代の最末期に生まれたぼくは、ぼくのいなかったこの時代についてもっと知りたいという欲求がどこかにあったのかもしれない。余談だが、一時期、年上の人に「昭和50年生まれです」というとなんだか別人を見るような視線をされることがたびたびあった・・・。
「これでいいのだ」のオチで有名な「天才バカボン」は、アニメ再放送&平成版はリアルで見ていたし、単行本は、小学生のときに通院していた病院内に置いてあって先生に呼ばれても治療を受けながらでも読んでいた。今も手品師のエピソードはよく憶えている。
ところで、今回のサブタイトルは、映画を見た人でないと分からないようにしてみた。意味を知りたきゃ、映画館へ行くのだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます