54歳はまだ早すぎるように思います。
「アルマゲドン」にも出演されたとありますが、映画も見たのに印象がほとんどない・・・。
それだけ映画「グリーン・マイル」でのジョン・コーフィの印象がぼくには強烈でしたね。
ある農家の双子姉妹を殺害したとされ、死刑囚として刑務所にやってきた大柄の男、ジョン・コーフィ。巨漢でありながら臆病で繊細な心を持つ彼は、あるとき自身のもつ不思議な力で、主人公ポールの病気を治してしまう。その不思議な力は、叩き潰されたネズミを生き返らせたり、あとから刑務所にきた”ワイルド・ビル”を、事件真犯人だと透視し、ある形で制裁(?)する。
これで、彼は犯人ではないというポールら看守たちの疑念が確信へと変わったのだが、最後は電気椅子に縛られ処刑されてしまう。その前日、「映画が見たい」というコーフィのために、とある映画を見せる(そのフィルムが物語の冒頭で流れ、年老いたポールが回想をはじめる。以上軽くネタバレ・・・)。「このふたりはまるで天使のようだ」というキラキラした目で見続けていた。
・・・何回か見ているが、その度、主役のトム・ハンクスを押しのけ、こんな感動できる演技力を持つ俳優さんがいたとは、と思ってしまう。ほかにどんな作品に出ていたのだろうと思っていたのだが、以下冒頭の感想に続くわけでして(_ _;
今回のサブタイトルは、そんな彼をポールらが刑務所の所長宅へ連れて行き、奥さんの病気を治してあげたときの、コーフィと所長の奥さんとの会話から。「コーヒーじゃなくて、コーフィ」というなんでもない会話でさえ涙腺をゆるくさせてしまう。
・・・合掌。
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