KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

ニュースを斜めよみ

2013-01-18 00:49:04 | ニュース

 今週、ひいひい言いながら仕事している合間に、世の中では大きな事件、動きがあるらしい。

 

 今、アルジェリアにて、邦人を含む30人以上もの人がテロリストに拘束されたという事件を報じる番組を見ながら書いている。つい2時間ほど前、人質救出のためにアルジェリア軍へ攻撃をしたと伝え、人質の安否について、解放されたとか、多数の死傷者が出たという情報が入り乱れ、錯綜している。仕事のためとはいえ、現地へ赴き、今回の事件に巻き込まれた方々の無事を祈るしかない。

 

 最新鋭飛行機、ボーイング787が、ここ数日、燃料漏れや発煙などのトラブルが続き、安全が確認されるまで機体の使用を認めない決定を国土交通省がだした。その影響で、航空会社も機体をやりくりできず、運休のやむなきに至っているという。初期故障とかいう話もあるが、新しい技術には予期せぬ問題も潜んでいる。発煙に関しては、日本メーカーのバッテリーが原因とされているが、今回を契機に、徹底的に調査し、場合によっては設計へのフィードバックも期待したいところだ。

 

 映画監督の大島渚さんが亡くなられた。

 究極の愛、男色といったタブー的なテーマの映画を数多く作られたという。代表作の「戦場のメリークリスマス」は、10年ほど前に見たが、最初はよくわからなかった。デヴィッド・ボウイに坂本龍一、そしてビートたけしという、ふつうならどう考えても結びつかないこの3人が同じスクリーンに登場する、太平洋戦争末期のころの物語。捕虜と日本軍との交流(?)が物語の柱になっているが、史実に基づくというよりは、戦争とは全くかけ離れた、どこか異空間の世界の物語に感ぜられ、そのことで氏のテーマがより強く引き出せたように思う。

 「戦メリ」の撮影で、演技をミスをした坂本さんやたけしさんを叱れず、隣のエキストラ俳優に「お前が下手だから彼がうまく芝居できないんだ!」と怒鳴ったエピソードは、当人たちにとっては笑い話かもしれないが、人間愛をテーマとしてきた監督の人柄だとも思う。

 

おつかれさまでした。

コメント
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