KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

18のやくそく

2013-01-11 23:16:08 | デジタル・インターネット

今朝見たニュースで、「子供向けスマートフォンを発売」のあと、アメリカで、スマートフォンを持たせた息子と母親との18もの約束、というのが紹介された。

 

アメリカで話題の母から息子へ、スマホを使う為の「18の約束」

 

親子間での約束事ではあるが、スマートフォンやネット環境に慣れきった自分にも当てはまりそうだと思い、いくつか紹介したいと思う。

(1)これは私のiPhoneです。私が買って、あなたに貸してあげています。

子供自身が管理するのではなく、あくまで親が貸してあげるという形に最初からしてしまう。あなたのおもちゃじゃないのよ、という最初の約束事は大事です。

 

(3)これは電話です。鳴ったらマナーを守って必ずでて下さい。
案外忘れがちだが、phoneというからには、いくらPC並みの機能を持っているとは言え、「電話」。スマートフォンだとそれをつい忘れがちになる。ぼくはスマホ持って1年経ったが、未だに電話の操作にまごつくことがある(_ _;

 

(8)人に面と向かって言えないことを、この携帯を使いメールで言わないでください。
(9)友達の両親の前で言えないようなことをメールでしないこと。

(8)と(9)は、メールに関する約束事だが、ほかの発信媒体、特にSNS系で、人に言えないような悪口雑言まがいなことを書き残すのを見かけるが、そういうのは読むのはおろか、記事を読むのさえ辛くなる。顔を知っている人ならなおさらのこと。

しかしその一方で、ブログなどで発信するときに、うっかり間違った言葉遣いや誤解を招く文章、仕事でオフラインの情報を流してしまうこともたまにやらかす。仕事のメールでやってしまうとあとが大変。なので、このへんは常に肝に銘じておきたいと思っている。

 

(12)あなたや他人のプライベートな写真を送ったり受け取ったりしてはいけません。バカにしてもだめです。あなたは賢いですが、そういうことがしたくなる時期がやってきます。それはとってもリスクが大きく、学校生活だけでなく人生さえも壊してしまう可能性があります。サイバースペースはあなたより巨大で強力です。一度広まってしまったら、解決するのはとっても難しいです。

(12)は長いが、あえて全文載せました。ブログにばんばん写真載っけてアップする自分としては少々耳の痛い内容だ。

 不用意にアップした写真やコメントが自分の知らないうちにどんどん転送されて、ブログなら「炎上」なんて事態になりアカウントを削除せざるを得なくなった、という悲惨な結果を招くこともある。「そういうことをしたくなる時期がやって来る」というのは、思春期の子供を持つ親ならではの言葉だと思う。

 

(16)言葉ゲームや難しいパズルを解いて、脳をきたえなさい。

 絵合わせゲームをやりすぎて高額請求されたケースが多い、なんていうニュースがこの間もありましたね。もっとも、ぼくはスマホではゲームやりませんけど。

 

(17)あなたの周りで起きることを良く見てください。窓の外を見て鳥の声を聞いて、散歩に出かけ、知らない人とも話すようにしなさい。

 ネットやゲームの仮想的な世界閉じこもらないで、ネット上だけが情報の全てではないよ、というメッセージだと思います。スマホに限らず、コンピュータに興じる人ならだれにでも当てはまりそうな気がします。(11)項の「ときにはiPhoneを家においていきなさい」というのと通じている。

 

(18)問題があるようなら、iPhoneを没収します。そして一緒にそのことについて話し合います。またやり直しましょう。あなたと私はいつも何かを学んでいる。私はあなたのチームメイトです。一緒に答えを出して行きましょう。 

 約束が守られなければ没収、というのは、おそらくどこの親子の約束事でもありそうだが、その理由が知らされないまま、曖昧なまま、って案外多いのかなと思う。だからまず話し合い、ルールに不都合があればそれを直し、またやり直す。これは仕事で言うところの「カイゼン」にも近いのかな?

 

 本当は全部載せたかったが、とくに自分が反省すべき(!)約束事に絞って書いた。しかしよくよく考えると、こういった「文明の利器」(古い言葉だな・・・)も、使う人の使い方次第だなというのがよくわかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする