横浜市民の台所とも呼ばれる「よこはまばし商店街」
その入り口付近に、デカ盛天丼として名を馳せるお店がありまして、お昼時ともなれば行列が出来るほどであります
ずいぶんご無沙汰してしまったのですが、今日はちょっとこちら方面に所用がありまして・・・
厨房を囲むL字型のカウンター7席だけの小さなお店でありまして、その奥の席に出入りするときには、「お客さまを通してあげてね」とのマスターの声で、お客さまは椅子を引き身体を前に倒して通路を確保してあげなければならないほどなのです
それほどに窮屈なお店はデカ盛で有名なところでありますから、そこへやってくるお客さまには身体が大きい人も多くって・・・
そんな人が集中したときには大変なことになるのであります
天丼600円もかなりのボリュームですから、それで十分に満足できるのでありますが、今日はこちらの一番人気だという黄金丼をいただくことにいたします
近くに黄金町(こがねちょう)という駅がありますから、てっきり“こがねどん”と読むのかと思いきや、“おうごんどん”と読むのが正しいようですね
大振りの海老が2本と、野菜が6種類
こちらのお店で最も豪華なものであります もちろん味噌汁も一緒に・・・
目の前の厨房では、大将がふたつの天ぷら鍋を見事に操りながら、ドンドンと天ぷらを揚げているのですが、その姿は丁寧と言うよりは豪快
低音の油で具材に火を通し、高温の油で衣をカラッと揚げるといった作業を見ているだけで、ワクワクしてきます
そして提供される天丼は、やっぱり豪快
大きめにカットされた具材が、丼の上に山のように積まれているのです
丼と言えば男性の食べ物
だから、豪快かつデカ盛 味だってちょっと濃い目でありますね
美味しい天丼がボリュームたっぷりであると言う魅力とともに、もうひとつの名物がこちらの大将が放つ親父ギャグでありまして・・・
今日も隣に座られたカップルに対して炸裂でありました
【横浜天丼 豊野丼】
神奈川県横浜市南区真金町2-18-48
045-251-4740