年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

日本大通り:「PLAN」   寛げる喫茶店でのんびり過ごす日曜日

2010-01-31 23:30:26 | 関東
DSC_4460-a.JPG

のんびりとした日曜の昼
近所の喫茶店で、ランチをいただきながら寛ぐことにする
関内と言う街、平日は近隣のオフィスの方々で賑わうのだけど、週末ともなれば閑散としていて人っ子ひとり歩いてない状況
そんな中で営業しているこのお店、ある意味すごいです


DSC_4456-1.JPG
開放的な明るさのお店が多い中、こちらは寛げる優しい明るさ
レトロチックな店内も、のんびりとした時間をすごすには最適な雰囲気であります

昔はこういったお店がたくさんあったのですが、だんだん少なくなって今では探すのが大変なくらい
近所にこういったお店があるって幸せなのかもしれませんね


DSC_4461-1.JPG
10種類ほどあるスパゲッティのメニューには、ナポリタンやミートソースなど喫茶店ならではの懐かしいものも・・・
そんな中から、明太子とイカのスパゲッティをチョイス

注文が入ってから茹で上げるのでちょっと提供には時間が掛かりますが、喫茶店でこのレベル? と驚くほどのクォリティーであります
細麺であるにも拘らず、しっかりとしたアルデンテ
明太子もたっぷり使ってあって、期待以上のものでありました

セットに付くサラダには玉子とトマトがトッピングされ、ファミレスのソレとは一線を画したもの
懐かしいサウザンドアイランドがとっても美味しかったです


DSC_4463-1.JPG
珈琲はサイフォン点てのモノ
シアトル系のエスプレッソもどきの珈琲にうんざりしているワタシ
香り高いこちらの珈琲をいただき、心から寛ぐことができました

一緒にシフォンケーキが供されたことには驚きであります
ふた口ほどの小さなものでありますが、予期しなかったことだけに、ありがたく頂戴いたしました



洒落た雰囲気はありませんが、美味しい珈琲とスパゲッティをいただけるお店
日曜日は混んでいなさそうですから、のんびりとした時間を過ごしに再訪させていただきましょう



【PLAN】
神奈川県横浜市中区太田町2-22 建設会館1F
045-212-4131

東京:「喜助」     キッチンストリートの喜助で夜ごはん

2010-01-30 23:22:09 | 関東
DSC_4451-a.JPG

おとといに食べたばかりなのに、あのプチュッとした、あごを押し返すような食感が恋しくて・・・
今夜も牛たんであります


DSC_4449-1.JPG
今日は東京駅、キッチンストリートにある「喜助」
ココの牛たんも結構お気に入りで、ちょくちょくと利用しているお店であります

土曜日と言うことで、丸の内の会社はほとんどがお休み
となると当然、こちらキッチンストリートにも空席が目立つ
ターミナル駅の宿命でありましょう


DSC_4452-1.JPG
こちらのお店では、牛たんが塩焼かタレ焼を選ぶことが出来るのだけど、やっぱり塩が定番でしょう
と、塩焼をオーダー

利久ほどの厚みはないものの、決して薄くはない
プチュンとした食感を味わうには十分な厚みであります

塩水を潜らせたタンはしっかりとその旨みを含んでいて、噛むと、その肉汁にも塩分を感じる
コレが実に美味しいと思うワタシ


そう言えば最近、焼肉屋でタンをいただくことが少なくなった
と言うのは、お値段ばかり高くて、美味しさに欠けると感じるお店が多いからである
タン屋のモノはこんなに美味しくお手頃なのに、どうして焼肉屋のソレは高くて美味しくないのか?


【喜助】
東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅八重洲北口キッチンストリート内 
03-3215-2050

庚申塚:「ファイト餃子」     こんな餃子って見たこと無い そんな特徴的な餃子でランチ

2010-01-29 18:08:05 | 関東
DSC_4444-a.JPG

面白い餃子が食べたくって巣鴨へ行く
ココには、千葉に本店を持つホワイト餃子の支店があって、ラーメンやチャーハンなどの食事メニューもあると言うから、ココでお昼にしようってわけ


DSC_4435-1.JPG
巣鴨の地蔵どおりをテクテク歩いて、庚申塚を通り過ぎたらすぐソコ
お世辞にもキレイといえない店構えなんだけど、中を覗くとほぼ満席
ちょうど前のお客さまが帰ったばかりって感じで、一番奥のテーブルが空いていたので、ソコを陣取る

注文は取りに来てくれても、お水はセルフだし、混雑時の相席も当たり前
まっ、ココでは居心地やサービスを求めるってより、美味しいものを、お腹いっぱい食べさせてくれたらソレで良いか・・・って感じ


DSC_4437-1.JPG
パンでもお饅頭でもなく、コレがホワイト餃子
ゴルフボール大で、モッチリとした厚めの皮で包まれた餃子であります

深底のフライパンにたっぷりの油を入れて、揚げるように焼き上げていて、その食感はパリパリ
だけど、モッチリ感も残している皮には小麦粉の風味も残るモノ
かなり珍しい特徴的な餃子でありました


DSC_4442-1.JPG
特別美味しいと言うものではありませんが、フンワリとしたスクランブルエッグのような入り玉子

たぶん作り手としては、この方が簡単なんでしょうが、見た目にもキレイで、美味しそうで・・・
一石二鳥って、このことなんでしょうね



それにしても、こんなお店(失礼)に、小洒落た姿の女性客が・・・
近所に住んでるオバサンって感じがしないこの方々
間違いなく、ココを目的にワザワザ来ているのでしょうね

恐るべし看板料理!



【ファイト餃子】
東京都豊島区西巣鴨3-7-3
03-3917-6261

池袋:「利久」    都内で一番、いや日本で一番美味しい牛たんは並んででも食べたい

2010-01-28 20:12:18 | 関東
DSC_4427-a.JPG

かつてお世話になった方が講演すると言うので「焼肉ビジネスフェア」へ行く
折角池袋に来たのだからと、昨年末にオープンした「Esora」なる商業施設を視察することに

開店と同時に館内に滑り込みエレベーターで7階へ
と思ったのだけど、7階のボタンが押せないので、仕方なく5階を押す
たぶん、設定の時間差であったのでしょう、エレベーターが上がっていく途中でボタンに明かりが着き、無事に7階に到着することが出来ました

目標は「牛たん炭焼 利久」
牛タンと言えば仙台
その仙台に本店を構えるお店で、仙台では最も歴史が浅いにも拘らず、一番美味しいと評判のお店であるらしい


DSC_4422-1.JPG DSC_4425-1.JPG
コレが利久の牛たん
たぶん都内の牛たん屋の中で、最も分厚いのがココでありましょう

その分厚さゆえに、ジューシー感もバッチリ
きちんと隠し包丁を入れてあるから、固いという印象は全く受けませんね


DSC_4430-1.JPG
そして、仙台牛たんと言えば、テールスープ
じっくりとテールを煮込んでいるから、舌に纏わるような濃厚な旨みであります
そして、たっぷりのネギが、必要以上のコクをすっきりとさせてくれる優れもの
誰が考えたのか、この素晴らしいスープ
コレを味わうのも、牛たん屋の醍醐味でありますね


開店直後に伺ったので待つことなく席に着けましたが、料理が出てくる頃には、店頭に行列が・・・
ココ商業施設には似つかわしくない奥様方もたくさん来店
きっと、ココの牛たんをお目当てに、わざわざ来ているのでしょう
確かにその価値があるお店だとワタシも思います



【牛たん炭焼 利久】
東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola池袋7F
03-5952-0404

御茶ノ水:「豚野郎」     炭水化物と豚肉に溺れた一日

2010-01-27 23:49:25 | 関東
DSC_4416-a.JPG

店主は無愛想だ     でも豚丼は旨い!
3階まで階段だ     でも豚丼は旨い!
店が狭い        でも豚丼は旨い!
メニューが少ない    でも豚丼は旨い!
高級食材は使ってない  でも豚丼は旨い!
メタボが心配だ     でも豚丼は旨い!
炭焼豚丼は旨い!    でも炭焼豚茶漬けも旨い!

                 豚野郎 店主


DSC_4411-1.JPG
1階には、こってり脂のとんこつラーメン
2階には、400gまであるハンバーグと揚げ物のお店
そして3階が、ガツンとお腹にたまる豚丼のお店
まるで、ココに来ればメタボになれると言わんばかりの飲食ビルであります

そんなビルの3階が、今日のお目当てである「豚野郎」
北海道帯広の豚丼のようなお店は、先に書いた店主の言葉通りで、エレベーターも無いビルの3階へ狭い階段を上るしかないのであります


DSC_4419-1.JPG
その階段に書かれたメニュー

ワンコイン程度で、ガッツリとお腹にたまるB級グルメの本道を歩くお店であります
店内が狭いので、先に階段を上りながら、どれにするのか決めておきなさい
そんなことでありましょうか・・・


DSC_4416-1.JPG
中豚丼に味噌汁と、温泉玉子を付けて・・・
400gのごはんに200gの豚
しかも、こってり系の甘いタレでありますから、お腹一杯になること間違い無しであります

男性天国と言いましょうか
女の子のお客さまは皆無であります


御茶ノ水と言う、日本有数の学生街
そんな街だからこそ成り立つお店でありましょう
柔道かラグビーか、そんな体型の学生さんに混じったオジサン
身体の大きさは負けてなかったかも・・・


お昼にチャーシュー丼を食べたことなどすっかり忘れて、夜に豚丼
豚と炭水化物に溺れた一日でありました




【炭焼豚丼 豚野郎】
東京都千代田区神田駿河台2-6-15 3F
03-3219-9322

新板橋:「あぺたいと」      日本一美味しいと言う噂の焼きそば

2010-01-27 17:23:09 | 関東
DSC_4401-a.JPG

美味しい焼きそばがあると聞きつけ調べてみると、意外にも近くではないか
そうとなれば行くしかないでしょう
と、早速出掛けてみる

お昼のピークは敬遠して13:30前に新板橋駅を下車
駅から220mと言う情報だったのだけど、ちょっと迷ってしまって・・・
お昼は14:00(L.O)ではないかと、ちょっと焦ったけれど何とか無事に到着


DSC_4395-1.JPG
お店の前に来ると黄色い看板がお出迎え
店内に先客は居らず、ちょっと「大丈夫かな・・・」と不安が過ぎるも、その後だらだらと男性の一人客がやってきた
やっぱり人気店であるようだ


DSC_4408-1.JPG
メニューの基本は、焼きそばと味噌豚丼
それぞれにサイズが選べて、組み合わせも可能であります
たとえば、焼きそば(中)と味噌豚丼であるとか、特味噌豚丼と焼きそばであるとか・・・
さすがに、ばくはつ(3玉)と大盛り丼の組み合わせはメニューには載っていなかった

ワタシがいただいたのは、焼きそば(中)定食
プラス200円で、チャーシュー丼に変えられるというのでソレに変更

確かに噂どおりの美味しい焼きそば
その辺の、茹で麺をソースで合えたモノとは全く異なる
これぞ、焼きそばである

ココのウリである両面焼きとは、少量の油で麺の両面を焼くことから来ているようだ
麺と野菜を一緒に焼くのではなく、まず麺だけをしっかりと両面焼くことで、このパリパリ感が出るのであろう
そして、もやしを炒め、焼き上げた先ほどの麺を乗せ、ソースでほぐすように仕上げるから、もやしの水分で、水っぽくなることが無く仕上げられると言う訳だ


DSC_4397-1.JPG
サイドメニューであるはずのチャーシュー
コレがまた、なかなか美味しいモノ
豚の美味しい風味を残しつつ、薄味の醤油で煮込まれ、トロトロと言うほどではないけど、しっとりと柔らかい食感に仕上げられている



焼きそばの焼き方も特徴的で美味しさの秘密なのだろうけど、ワタシが一番驚いたのは麺ともやしのバランスである
最後の一口まで、麺ともやしが絶妙なバランスでお口の中に入ってくるのだ
コレはただ量の割合だけではないはず
きっと麺の太さや長さにも秘訣があるのだと思うが・・・

おそるべし、あぺたいと
また食べたいぞ、あぺたいと



【あぺたいと】
東京都板橋区板橋1-45-6
03-3579-4200

関内:「味奈登庵」     つけ天をツルツル夜ごはん

2010-01-26 23:30:10 | 関東
DSC_4388-a.JPG

お昼のピザで胸焼け気味
やっぱり調子に乗って食べ過ぎたみたいであります
最近、ちょくちょくとこんなことがあって・・・
「やっぱり年齢なのかなぁ」なんて思ったりして・・・


DSC_4383-1.JPG
で夜は、軽めにお蕎麦でもと思うのですが、大手門駅から東京駅の乗り換え経路には、お蕎麦屋さんが無くて・・・
かと言って、八重洲口の方まで足を伸ばす気にもなれず、そのまま乗り換え、関内に到着
そして、いつもの北口ではなく南口へ回り「味奈登庵」へ向かいます


DSC_4390-1.JPG
お蕎麦はもちろん普通盛
ココで大盛りなんて頼んじゃうと、とんでもないコトになりますから・・・

茹でたてだから瑞々しくてツヤツヤ
これを、出汁にちょこっと浸けて一気に啜る
喉越しと歯応えが蕎麦の美味しさでありましょう


DSC_4392-1.JPG
で、天ぷら
こちらも当然揚げたて
そして、このタネの大きさであります
サックリとした衣にプリップリの海老、そしてしっとり甘いイカ
コレでもかってほどに、存在を主張しているかぼちゃ
どれもが主役であります



入り口で商品を注文し、番号札をもらって席に着く
しばらくすると、その番号を呼ばれるので商品を取りにカウンターへ行く
そんなファストフード店のような、半セルフサービス形態のこのお店
人件費を抑える代わりに商品の価値を高め、多くのお客さまの支持を得ている横浜の人気店であります



【味奈登庵】
神奈川県横浜市横浜市中区不老町1-6-10
045-662-8935

宅配:「ピザーラ」   ピザを囲んでランチパーティー

2010-01-26 16:39:01 | チェーン店
DSC_4377-a.JPG

出掛けるタイミング失った昼
みんなでピザをいただくことにした

会社の近くには、ドミノピザやピザーラって宅配のチェーン店があって、どちらが良いのだろうと迷うところ
それぞれにファンがいて、意見をまとめるのが大変だったりして・・・


DSC_4379-1.JPG
「ピザーラプルコギ」ってのが美味しいんだよ
って一言で、ピザーラに決定
「コレが美味しい」そんな一言には弱い集団でありました

で、そのプルコギ
ニンニクの風味と、甘辛い日本人好みのソースで仕上げられたモノ
薄切りの牛肉も加わり、その甘みと旨みで味を引き締めてくれます


DSC_4380-1.JPG
こちらは「カニじゃが」
ほくほくのジャガイモとホンモノのカニ
「本タラバ」「ホントならば」なんてコマーシャルを思い出して、ちょっと笑み

たっぷりのホワイトソースがかけられ、まるでパングラタンみたい
かなりボリュームあるひと品でありました



サイドメニューから、シュリンプミックスなるものを一緒にオーダーし、花を添えてみる
ポップコーンシュリンプとローステッドポテトの盛り合わせであるのだけど、それぞれの具体的な商品イメージできない・・・

ポップコーンシュリンプ
形がポップコーンに似てるから?
ポップコーンのように弾ける食感だから?

ローステッドポテト
油を使わずに仕上げたってこと?

いずれにしても、ただのフライにしか思えないのだけど・・・



何はともあれ、大勢でテーブルを囲む食事は美味しいものであります
調子に乗って食べ過ぎたから、お腹が重たい
夜までお腹が空かないかも・・・


【ピザーラ】
東京都文京区白山3-3-5 文京食品ビル1F
03-3815-2600

有楽町:「三州屋」       銀座でいただく鯖の味噌煮

2010-01-25 23:56:07 | 関東
DSC_4371-a.JPG

簡単な夜ごはんをしましょうと銀座に寄り道
とは言え、最近うどんが多かったので、それ以外で・・・
となると、かなりの狭き門
しばし、どこへ行こうかと銀座をブラブラ


DSC_4374-1.JPG
洋食って気分でもなく、魚が食べたい
そうなると、ココが一番でありましょう

銀座と言う街
お洒落で格好良い街と言う側面もありますが、ちょっと中に入れば、古き良き時代を思い出させてくれる素敵なお店が多い街なのであります


DSC_4368-1.JPG
まぐろのぬた
ぶつ切りにマグロとわけぎ
それを酢味噌で和えたシンプルな料理でありますが、“ぬた”なんて、最近では、滅多に食べることが出来ない珍しい料理になってしまいましたね

噂の東京マガジンって番組の「やってTRY」ではありませんが、キチンと“ぬた”を作れる奥さんはどの位いるのでしょうか?


DSC_4364-1.JPG
海鮮丼であります
実はコレ、同行いただいた方と食べたいものが被ってしまったのであります
で、同行者にコレを譲りワタシは別のものを頼むことにいたしました


DSC_4370-1.JPG
鯖の味噌煮定食
家庭料理の定番であります

キチンと下処理をしているのでしょう
全く臭みを感じることが無いモノでありましたし、ごはんに良く合う味付けで、おかずの王道でありますね

炊き立てのごはん
それに、先ほどの海鮮丼から、いくつかのネタを分けていただき、プチ海鮮丼の出来上がり
美味しいものを分け合いながらいただく団欒
良いものであります


DSC_4373-1.JPG
冬の時期
このお店の大人気なのがカキフライ

ほとんどのお客さまが頼むからでしょう
ちょっと出てくるのに時間が掛かっちゃいました
「ご飯が食べ終わっちゃうよ」って声を掛けて、急いで作ってもらっちゃいました
おばちゃん、急がせてゴメンね


ワタシはカキフライには醤油が一番だと思うのですが・・・
(カキフライに限らず、魚系のフライには・・・)
今日同行していただいた方には、
「フライをソースで食べると脂の香りがおいしい。
けれど醤油をつけて食べると不思議と、脂の気配がなりを潜めて、素材の味が引き立ってくる。」
と共感をいただけ、コレも満足


コレだけいただいて、ひとり2000円掛からずに割り勘完了
銀座にありながらも、庶民的な大衆割烹
今の時代、見直されているのかもしれませんね



【大衆割烹 三州屋】
東京都中央区銀座2-3-4
03-3564-2758

白山:「松月庵」     ぐつぐつに焼かれた鍋焼きうどんの昼

2010-01-25 16:24:49 | 関東
DSC_4360-a.JPG

昼、白山の駅前にある「こむぎこ」へ向かう
テクテクと焼く10分の散歩道 
仲間と会話を楽しみながら歩いていると、10分なんてあっという間でありますね


DSC_4356-1.JPG
目的のお店は「こむぎこ」
何度か足を運んでいる、美味しいイタリアンのお店
夜は、ビストロ形態なんだけど、お昼は気軽なスパゲッティのお店で、それがとってもお気に入り

なんだけど、ソコが残念ながら定休日
ほんとに月曜定休ってお店が多くて困ります

気を取り直し、お向かいの「松月庵」ってお蕎麦屋さん
こむぎこさんへお邪魔するとき、いつも気になっていたんだけど、なかなかココを目的に来ることがなかったお店であります


DSC_4362-1.JPG
冬の季節、やっぱり暖かいモノが食べたくなる
そんなお客さまの心理を、かっつり掴んでしまうこのメニュー
どれも美味しそうでありますが、野菜を美味しくいただける「ちゃんぽんうどん」にいたしましょう


DSC_4358-1.JPG
ぐつぐつと沸き立った鍋焼き
見るからに美味しそうであります
が、想像とは全く異なる商品が提供され、ちょっとビックリ

キャベツやモヤシなどの野菜がたっぷり入った白濁のモノを想像していたのですが・・・
ピリ辛と書かれた、ここのちゃんぽんうどん
どうみてもコレ、ちゃんぽんってよりキムチ鍋うどんでしょ!
野菜も白菜(キムチ)だし・・・

まぁ、それはそれとして、コクがあるスープで、それなりに美味しくいただけましたけどね


来るときは長い下り坂だったんだけど、帰りは長い上り坂
お腹も重たくなったし、ちょっと頑張って歩くといたしましょう



【松月庵】
東京都文京区白山5-31-18
03-5689-4488

桜木町:「グリル・ラクレット」     アットホームな雰囲気も美味しい街の洋食屋でいただくハンバーグ

2010-01-24 20:48:03 | 関東
DSC_4354-a.JPG

夕方、友人から「ランチにハンバーグが食べたくなって、5年ぶりに訪ねてみたら無くなってた」とのメールが来た
老夫婦でやってた洋食屋さんらしいのだけど、個人宅になってしまっていたらしい
体力的に疲れてしまって廃業したのか、それとも病気にでもなってしまったのか?
いずれにしても、そんなアットホームなお店が無くなることは残念であります


DSC_4344-1.JPG
そんな話をしていて、思い出したのがココ
こちらも60歳位の夫婦が頑張る洋食屋さんで、ハンバーグが美味しいお店であります

ワタシもこちらへ伺うのは一年ぶりくらいでしょうか?
ご無沙汰してしまいました


DSC_4352-1.JPG
肉汁を包み込むために表面をフライパンで焼き固めたら、オーブンで焼き上げる
それを熱々の鉄板に載せて、ジュージューと言う音と共に提供してくれる演出
ソースが焼ける香りが、食欲を掻き立ててくれます

ナイフを入れると、そこから噴出す肉汁
そして、ちょっと粗めのメッシュで挽かれているから、肉を噛みしめる食感も楽しめる
牛肉100%のハンバーグならではの味わいに大満足であります


DSC_4348-1.JPG
一緒にサラダ
「小さなサラダもありますよ」とおばちゃんが気を使ってくれたのだけど、サラダは好きだし、野菜も摂らないと・・・

オイルと酢、それに塩とポメリーマスタードを加えたシンプルなドレッシング
これが、レタスの味を邪魔することが無く、逆に塩分が味を引き立ててくれてるみたい
実にさっぱりと美味しいサラダでありました

作り置きをせず、注文が入ってから盛り付ける
それもレタスを千切るところから・・・

小さなお店だから出来ること
それをキチンとやってるこのお店はステキです



きっとメールをくれた友人が行こうとしたお店もこんな感じだったのでしょう
こちらのお店にはもっともっと長く頑張って欲しいですね



【グリル・ラクレット】
神奈川県横浜市中区花咲町2-77-2
045-252-8158

伊勢佐木長者町:「てんや」      春の美味しさを先取りする夜ごはん

2010-01-23 21:25:01 | チェーン店
DSC_4336-a.JPG

なぜか、丼が食べたい夜
サクッとした天丼がいただける「てんや」にするか、それともトロトロ玉子の親子丼がいただける「なか卯」にするか
どちら捨てがたく、迷いに迷った夜ごはんでありますが・・・


DSC_4328-1.JPG
決め手になったのは、店頭に貼られた「春待ち天丼」のバナーであります
「春待ち天丼」
なんとも美味しそうなネーミングではありませんか・・・

「てんや」ってチェーン店
コマ目に色んな季節メニューを提案してくれていて、ちょくちょく利用させていただいているお店であります
天ぷらも、かなりしっかりしていて、お値段のわりに本物っぽいモノを提供してくれるからお気に入り


DSC_4337-1.JPG
天丼をいただくつもりで入店したのだけど、よりサクサク感を味わいたくて定食を注文


貝柱と百合根のかき揚げ、長崎の天然真鯛、海老、穂先竹の子、菜の花、冬椎茸
~春を待ちわびる季節の素材を集めました~
と言うだけあって、どれも美味しい旬先取りの素材であります

中でもお気に入りは、冬椎茸(どんこしいたけ)
大分県名産で、冬の椎茸の代名詞とも言われるモノで、寒い季節に旨みをたっぷりと蓄えた、身の厚さが美味しさであります


定食の小鉢は、菜の花のおひたし
子供の頃、とっても苦手なモノであったおひたしですが、今ではこの素朴な優しい味わいが、とっても恋しい料理の一つになりました

ほうれん草、小松菜、菜の花
緑が濃い野菜で、ちょっと灰汁が強いものほど、美味しくいただけるおひたし
身体に優しい、ステキな料理であります


コレからが、寒さも本番
そんな季節でありますが、その先にはポカポカと和やかに暖かい春が待っている
そう思えば、この寒さもガマンできそうですね




【天丼 てんや】
神奈川県横浜市中区伊勢佐木町2-92
045-250-1987

倉敷:「パパの台所」     素材の持ち味を活かすことが最高の料理

2010-01-22 23:38:23 | 中国
DSC_4319-a.JPG

岡山での仕事終わり
とっても気軽に、美味しいフレンチがいただけるお店があると言うので、倉敷まで出かけて夜ごはんとする

料理をする人がオーナーだけであるようで、メニューはコースメニューの4種類
どれも美味しそうであります


DSC_4310-1.JPG
まず最初に出されたのがコレ
卵の黄身に味噌を乗せた一品
とてもシンプルなこの一品はかなり印象的でありました
濃厚な黄身はオレンジ色で、見るからにカルシュームたっぷりって感じですね


DSC_4313-1.JPG
続いて・・・
とっても大きなホタテ
それにセップ茸を乗せて塩ゼリーで包んだモノ
このホタテがとっても甘くって美味しくって・・・
思わず笑みが出るほどでありました


DSC_4316-1.JPG
魚料理はスズキのポトフ
想像以上に身が厚いスズキは、きっちりと塩が打たれているので、ピシッと味が決まっているモノでありました
添えられた、牛バラもとっても柔らかい上モノですね

優れた素材を探す
そして、素材の美味しさを十分に活かすために、余分な調理をしない
ソレが、ココの魅力のように思えますね



DSC_4323-1.JPG
赤ワインのシャーベットで口直しの後、肉料理
鴨のモモ肉をオレンジソースで煮込んだモノと牛ロースのグリル

これまでフレンチって、大きなお皿の真ん中にチョコっとだけ料理盛り付けられていて、見栄えだけで実が無い
どれもが前菜のようで、お腹にたまらない
そんなイメージで敬遠していたのだけど、ココは違いますね
魚料理も、肉料理も、かなりのボリュームで、目でも、お腹でも大満足でありました


DSC_4326-1.JPG
〆のデザート
イチゴや、無農薬みかんのコンポートが美味しいこと
終わり良ければ全て良し
正に、その言葉通りでありますね



飲食店の場所としては、決して良いところとは言い難い場所
そんなところにあっても、きちんと繁盛している
それだけ、お客さまにとって魅力があると言うことなのでしょうね




【洋食工房 パパの台所】
岡山県倉敷市川入751-23
086-426-6885

徳島:「阿波恋しぐれ」     阿波尾鶏のモモ焼きに感動する夜ごはん

2010-01-21 23:45:52 | 四国
DSC_4292-a.JPG

打ち合わせが終わったのが22:00過ぎ
こんな時間だと、美味しいものは諦めるしかないだろうから、チェーン店にでも行くしかないかな
と、思っていたのだけど・・・


DSC_4277-1.JPG
徳島の美味しいものが満載と言う噂の居酒屋が、24:00までやっているとのこと
早速向かいましょうと車を走らせる
途中、ちょっと迷ったりもしたけど無事に到着することが出来ました


DSC_4281-1.JPG DSC_4282-1.JPG
コレがお通し
コレが運ばれてきたときには、飾り付けの派手さに驚かれました
つかみはOKってトコでしょうか(笑)


DSC_4286-1.JPG
刺身5種盛り
これまた、飾りはなかなかですね
が、徳島の魚と言うことに対する期待が大きすぎたからなのでしょうか・・・
ちょっと身に締りを感じない、ダラっとした感じで残念でありました


DSC_4297-1.JPG
今日の一押しのお勧めと言う鮑
大ぶりのものから、小ぶりのものまで
大小3段階あるというので、中サイズのものを刺身でいただきました
バター焼きにも引かれたのですが、焼かれて身が小さくなっても悲しいからと、刺身を頼んだのですが、コレが大正解
磯の香りと、コリコリとした食感が、堪らない美味しさであります


DSC_4291-1.JPG
阿波尾鶏のから揚げ
昨今の地鶏ブームの中、最も多くの流通をしていると言う阿波尾鶏であります
希少という価値観はありませんが、それだけ多くお人に好まれていることに頷ける、食べやすい地鶏であります

ニンニク醤油の味付けは、ご飯が食べたくなるような美味しいものでありました


DSC_4295-1.JPG
同じく阿波尾鶏のモモ焼き
食べやすく開いてくれた鶏モモを、炭火でパリッと焼き上げたモノで、たっぷりのニンニクが、強烈にその存在をアピールしているような香り
表面はカリっと、そして中はジューシー
一緒にビールなんて最高でしょうね


メニューを見る限り、和食のお店ってイメージだったのですが、
「ココの料理長は洋食が得意なんだろうなぁ~」
なんて、思ったりいたしました




【阿波恋しぐれ】
徳島県徳島市沖浜東1-6
088-655-5149

千駄ヶ谷:「CHACOあめみや」      楽しい仲間と肉の塊を食す夜ごはん

2010-01-20 23:07:22 | 関東
DSC_4251-a.JPG

仕事終わり
ひとつ隣駅の千駄ヶ谷で夜ごはんとする
少し前から気になっていたお店なんだけど、人数を集めないとココの看板商品が食べられない
ってことで、ようやく今日、4人で伺って参りました


DSC_4237-1.JPG
千駄ヶ谷の駅から徒歩5分ほど
東京体育館を左手に見ながら、住宅街へ入る手前辺りってトコロでしょうか
赤いテントに、控えめながら味がある看板
目的のステーキハウスであります


DSC_4263-1.JPG
入り口を入って直ぐのところでお肉が焼かれていますから、お店に入った瞬間から、その香りで期待感が高まると言う演出
自ずと期待感が高まります


DSC_4249-1.JPG
お肉は、こうやっていただくことが一番美味しい!
それがお店からのメッセージであるかのようなブロックステーキ
リブやヒレ、サーロインを1KGの塊でいただくのであります

1KG以上であればお好みで・・・
とありましたが、今日は4人ですので1KGのリブをオーダーいたしました

待つことしばし
ドーンと肉の塊が運ばれてまいりました
店頭にあるチャコールで表面をカリッと焼き固めたモノを、テーブルで切り分けてくれるのですが、その豪快さは圧巻
中の赤身が肉々しくて美味しそうで、思わずよだれが・・・


DSC_4256-1.JPG
それを、熱々に焼かれた取り皿に乗せ、自分好みに仕上げていただく
普通のお店だったら、コレ1枚で一人前ですよね

美味しいお肉だから特別なソースなんかは必要なくて、ココでの流儀は醤油でいただくこと
タラタラっと垂らした醤油が鉄板で焼ける香りで、更によだれが・・・

もうココまで来たらガマン出来ません
ガッツリと頬張りましょう

最近では、お肉にサシが入っていること
それが美味しさのように言われてますが、コレをいただくと、赤身がどれほどに美味しいものかと、再認識させていただけます


DSC_4265-1.JPG
一人前では決して味わうことが出来ない、この肉塊
折角仲間が集まったのだから・・・
美味しいものが食べたいから必死で仲間を集めて・・・
わざわざ、このお店へやってくる

そして、ほかでは体験できない肉塊に話が弾む
そんな楽しい食事の場であります
一人前で頼むより割安でもありますし・・・



割安にサービスすることで、お客さまの価値観は増すことになりますし、仲間で来てくれたらテーブル単価が上がる
つまり、お客様にとっても、お店にとっても、うれしいサービスってことですね



【CHACOあめみや】
東京都渋谷区千駄ヶ谷1-7-12 B1F
03-3402-6066