年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

『菩提樹』 プリっぷりの海老がおいしい「海老かつ」でお昼ごはん

2019-01-31 23:01:00 | 関東
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久しぶりの水道橋
もちろん10年ほど前から残っているお店もあるのだけど、白山通り沿いには新しくオープンしたお店もあって…
ちょっと街が新しくなったように感じます



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そんな中、お昼をいただこうとお邪魔したのは『菩提樹』ってとんかつ屋さんでありまして、近くに勤めていた頃にはよくお邪魔していたお店であります
地下へと下る階段に貼られた真鍮がいつもピカピカに磨かれていたことを思い出すのですが、今ではそのようなこともなく…
お昼どきを過ぎていましたのでお客さまも少なく待つことなく席をいただくことができたのですが、その接客もかつてのような自信に溢れたものではありませんね


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鹿児島で分厚いとんかつをいただいたばかりだと言うこともあって、プリっぷりの海老がおいしい「海老かつ」をいただくことにいたします
これは通っていた当時からのお気に入りでありまして、今でも系列である『かつ吉』へお邪魔した際にはほぼ確実にいただいているのでありますが…
やはりこちらでいただくものは、一段とおいしく思えます
別盛りで提供されるキャベツもみずみずしいもこでありますし、ドレッシングも爽やかでさっぱりといただけるのもうれしいですね
ご飯は紫蘇ご飯
もちろん白ご飯もおいしいのですが、この紫蘇の香りが忘れられずに毎回いただいています



食事を終えた頃にいただける赤しそ昆布茶
決してかつが脂っこいわけではないのですが、やはりそのすっきりとした飲み心地が食事の締めとして満足できるものでありますね



【菩提樹】
東京都文京区本郷1-14-3 東野ビルB1F
03-3818-1020



『麺屋ひょっとこ』 有楽町の名店が銀座にオープン スタイリッシュなお店は女性にも大人気

2019-01-30 22:21:31 | 関東
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有楽町の交通会館にある名店『麵屋ひょっとこ』
そこが銀座に2号店を出店したのは昨年6月のことでありまして…
気になりながらもお邪魔することが無かったのですが、柚子の香りが爽やかなラーメンが恋しくなった今日、今更ながらお邪魔させていただくことにいたします



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お店があるのは泰明小学校前から延びる泰明通り
泰明庵や東生園と言った老舗店が並ぶグルメ小路の一角でありまして…
目立つ看板も置かれていないことから思わず通り過ぎてしまいそうであるのですが、その雰囲気は本店のイメージを残すことなくスタイリッシュに仕上げられています
7人ほどが掛けられる半円型のカウンターがあるだけの小さなお店ではありますが、その雰囲気から女性おひとりでの来店も多いようですね


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提供される商品は「和風柳麺」に「和風柚子柳麺」それに「和風実山椒柳麺」を加えた3種類
ん? 実山椒柳麺?
銀座店開店に向けて開発されたのであろう新商品に心揺らぎますが、安定の柚子柳麺に焼豚を乗せて…
澄み切った美しいスープにキレイに折りたたんだ麺が浮かび、それを隠すかのように鎮座する大きな焼豚
実に見事なビジュアルであります
トッピングされた柚子をスープに溶かし麺を啜りますと…
鰹でとられたであろう優しい味わいと鶏ガラの合わせスープの香りと柚子の香りがお口の中に広がります
そしてメンマ
箸休めとしていただくだけでなく、大きくカットされていることでの歯ざわりはキチッと自分を主張しているようでお気に入りであります
焼豚の味付けも優しく和風のスープと良く合っていますし、その柔らかさも魅力でありますね



【麺屋ひょっとこ】
東京都中央区銀座6-3-15 銀座昭和イーティングビル1F
03-6263-8757



『うなぎの末よし』 創業から80余年 地元の方にも愛される老舗鰻屋さんでいただく大隅の鰻

2019-01-29 22:52:54 | 九州・沖縄
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東京へ戻る前に鹿児島らしいお昼をいただこうと思うのですが…
黒豚しゃぶしゃぶをひとりでいただくのも寂しいと、何をいただこうかと考えていますと、鹿児島は養殖うなぎの生産量が国内一位としで知られる町であることを思い出します



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ならばと、そんな地元産のうなぎがいただけるという『うなぎの末よし』を訪ねます
鹿児島県随一の繁華街と言われる天文館で創業して80余年
観光のお客さまだけでなく地元の方にも支持される老舗店でありまして、お邪魔した11:00過ぎには店内のお客さまだけでなくお弁当を買いに来られる方も絶えませんね


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提供される商品は「うな重」と「うな丼」それに「蒲焼き」でありまして…
それぞれにうなぎのボリュームが異なる松・竹・梅と用意されるほか、一品料理として白焼、肝串焼などがあるだけのシンプルなもの
となれば、迷うことなくうな重の松をいただきます
うな重は2段のお重で提供され、上段にはうなぎの蒲焼き、そして下段にはご飯と分けられていて…
これまでこんなスタイルで提供されるうな重と出会ったことが無かったのですが、鹿児島では一般的であるようですね
使われるうなぎは大隅半島産
志布志湾で採捕されたシラスウナギをシラス台地で濾過された地下水で育てているらしく全く臭みを感じることが無く、そのふっくらとした身の柔らかさは見事なもの
そんな上質な鰻を更においしく仕上げるのが創業から継ぎ足されれているという甘すぎることの無いタレと、備長炭で焼き上げられることでの芳ばしい香りなのでありまして、程よい硬さに炊かれたご飯に合わないはずがありません
そして味噌汁
ここでは肝吸いではなく味噌汁なんだと思いながらいただいていますと…
なんとのその中には肝が入っているではないですか
肝味噌汁なんて初めていただきました



おいしい鰻
そして気持ちが良い接客
また鹿児島へ出張することがありましたら、またお邪魔させていただきたいお店であります



【うなぎの末よし】
鹿児島県鹿児島市東千石町14-10
099-222-1525


『とんかつ川久』 1961年創業 精肉店直営のとんかつ屋さんでいただく30mmほどの厚みがある「上黒豚ロースカツ」

2019-01-28 22:41:20 | 九州・沖縄
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新幹線が鹿児島中央駅に着いたのは11:29
せっかく鹿児島へ来たのだからと、おいしい黒豚とんかつをいただくべく、急ぎ『とんかつ川久』へと向かいます
今日の鹿児島は16℃ほどだそうで、コートは羽織ることなく小脇に持って…



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歩いて5分ほどではありますが、11:30にオープンしたばかりのお店は既に満席に近い状況でありまして…
相席ではありますが、なんとか待つことなく席をいただくことができました
開店時間を狙ってくる方の大半は観光客であるようですが、お店を後にした12:00過ぎには近隣のビジネスパーソンたちがお店の外に列を作られています


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普通の〝かつ〟の2倍ほどあるとのことで、揚げ時間に20分ほど掛かるとのことではありますが…
予定までの時間にも余裕があることから「上黒豚ロースカツ」をいただくことといたします
厨房前に掛けられた暖簾に〝肉は厚く、衣は薄く〟と書かれている通り、30mm以上あろうかと思われるお肉は薄ピンク色を残すほどに揚げられていて…
その身の柔らかさと噛みしめることで滲み出る肉汁を余すことなく楽しむことができるのであります
ソースは濃厚でありますが、さっぱりとしたものが好みである方には〝ゆず味噌〟〝醤油ダレ〟と言ったものも用意されていますので、お塩やソースだけでなく色んな味わいを楽しむことができることも楽しいですね



【とんかつ川久】
鹿児島県鹿児島市中央町21-13
099-255-5414



『チャイナ梅の花』 ゆったりとした空間でいただく中華料理はやさしいお味でありました

2019-01-27 22:17:05 | 九州・沖縄
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日曜日のお昼
おいしいお魚料理提供してくれるお店があるからと久留米へと出かけたのですが、お昼の営業は予約のお客さまでいっぱいだとのことで…


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それで、豆腐料理を提供するチェーン店『梅の花』が手がける中華料理のお店へと移動いたします
個室をメインとしたお店ではありますが、予約をすることなく飛び込んだワタシは広間のテーブル席へと案内されましたが、ゆったりとした空間や小さくはありますがお庭を眺めることができる、落ち着いた雰囲気が素敵であります


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そんなん空間でもありますので、アラカルトではなくコースでいただこうと…
土鍋麻婆豆腐をメインとし海老チリなどポピュラーなお料理がいただける「笹百合コース」をいただくことといたします
前菜2種として提供されたのは、コリコリとした歯ざわりがおいしいクラゲとトロッと煮込まれたチャーシューでありまして、器づかいも素敵なものでありました


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優しい味わいの卵スープとサクッと揚がった春巻きと大根もち
そして蒸籠で蒸された海老シウマイと豆腐シウマイ
豆腐料理をメインとする会社らしくスープには生湯葉が入っていますし、豆腐シウマイもおいしくいただけます


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熱々に焼かれた土鍋で提供される土鍋麻婆豆腐
お豆腐のおいしさを引き立てるためかトロミに優しい味わいを感じるものでありまして…
四川風のような辛みや痺れを感じるものではありませんので、どなたでもおいしくいただくことができますね


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プリっぷりの海老がゴロゴロとした海老チリに入っているのは生麩でありまして…
豆腐料理屋さんらしいアレンジにユニークさを感じていたのですが、いざいただいてみますとチリソースとの相性が良いものでありました


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サイコロ状にカットされた豚肉をカリッと揚げて…
そんな酢豚が一般的であるのですが、こちらでいただく「まきまき酢豚」は薄くスライスされた豚バラをくるくるっと巻いたものでありますので、ジューシーであるだけでなく、柔らかく食べやすいことから年配の方でもおいしくいただけそうです


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食事はチャーハンかラーメンのいずれかを選ぶことができるとのことですし、2人が異なるものをチョイスしても構わないとのことで…
流石にこれだけの量のチャーハンを炒めることは難しいのでしょう
作り置きされたと思われるチャーハンはイマイチでありましたが、ラーメンのスープは実においしく、ミネラル豊富なお塩の旨みを楽しむことができました


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デザートの杏仁豆腐
これがなかなか秀逸なものでありまして…
これまでいただいたものとは異なるもちもちな舌ざわりにハマってしまう人も多いのだそうで、一緒にお邪魔した食いしん坊もわざわざこれを買いに来ることもあるほどにお気に入りなのだとか
それも納得であります



【チャイナ梅の花】
福岡県久留米市城南町5-26
0942-40-0111




『姫松屋』 島原の郷土料理〝具雑煮〟は出汁がおいしさが光るものでありました

2019-01-26 23:08:56 | 九州・沖縄
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湯布院へと出かけようと計画していたのだけど、大分道にはチェーン規制が出ていたり通行止め区間もあったりと、大雪の影響を受けそうだと予定を変更して島原へ
長崎道をぐるりと回って行くこともできるのですが…
それでは面白みがないと一旦熊本へと南下し、一時間足らずではありますがフェリーの旅を楽しみます



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せっかく島原へ来たのだからと…
島原の乱で天草四郎率いる信徒たちが籠城した際に、農民たちに貯えさせたお餅に、山や海の恵みを加えて作った雑煮が始まりとの説がある郷土料理〝具雑煮〟をいただこうと『姫松屋』を目指します
特に観光をするつもりはなかったのですが、お店が島原城の傍にあったことから400年近い歴史に触れることができました



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目的とした〝具雑煮〟にはシンプルにそれだけをいただくもののほか、お刺身などが添えられる御膳メニューが松竹梅と用意されていまして…
一番豪華な「松」をいただくことといたします
メインとなる具雑煮は椎茸 鰻 凍み豆腐 蒲鉾 ちくわ 卵焼き ごぼう 白菜 白味魚 蓮根などなど本当に具だくさんでありますし、出汁の旨みは特出すべきものでありました
また海に囲まれた町であるだけに添えられたお刺身も新鮮さが見てわかるほどのものでありまして、シコシコとした身の歯ごたえと九州醤油の甘みを堪能させていただきました



【姫松屋】
長崎県島原市城内1-1208
0957-63-7272



『井手カツ丼』 武雄本店でしかいただけなかった井手ちゃんぽんのかつ丼が福岡空港に登場

2019-01-25 21:59:42 | 九州・沖縄
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ひとっ飛びして来た福岡空港
移動前に先ず腹ごしらえをと二階にある〝the foodtimes〟へと向かい、カレーの香りに引き寄せられながらも、かつ丼好きな知人に勧められた『井手カツ丼』をいただくことにいたします



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昭和24年に佐賀県北方町で創業した『井手ちゃんぽん』
そこがちゃんぽんと並ぶ2枚看板として提供していた「かつ丼」を切り出し、かつ丼専門店として出店したお店でありまして…
その知名度からか、10店ほどが並ぶフードコートの中でも人気が高いようですね


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温玉が乗せられた「至福のカツ丼」なんて商品もありましたが、ここはノーマルに普通の「カツ丼」をいただきます
固まりすぎることのないトロトロの卵だけでもおいしそうなのですが濃厚な黄身のコクが際立っていますし、創業期からこだわり続けているという〝カエシ〟の甘みも見事であります
1,000円近いお値段である割にお肉に厚みがないことだけがちょっと残念でありましたが、全体的にはかなり満足なものではありました



【井手カツ丼】
福岡県福岡市博多区下臼井778-1 福岡空港国内線ターミナルビル2F 「the foodtimes」内
092-710-6520




『天丼てんや』 30周年記念の目玉として提供される〝天然車海老〟の天ぷらそば

2019-01-24 20:26:41 | 関東
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出張から戻った羽田
予定ではこの足で田町へと向かいロールキャベツをいただくつもりだったのですが、便の遅れによりお昼の営業時間に間に合わないだろうと東京駅へと向かいます



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ワンコインほどで提供される天丼が魅力的な『天丼 てんや』が、30周年記念の目玉として〝天然車海老〟を使った天丼を提供しているとのことで、同店の一号店でもある八重洲地下街のお店を訪ねることにいたします


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車海老の天丼を単品でいただくも良し、それに小そばをセットにするも良しなのですが…
天ぷらそばとしてもいただくことができるとわかり「ザ・天然車海老 天ぷらそば」をいただくことにいたします
さすがにこれだけ大きな車海老が2本も鎮座しておりますとインパクトは抜群なのでありますが、通常メニューの2倍ほどのお値段をいただくにもかかわらず安っぽい器に乗せられていることには些か興醒めでありまして…
そんな気分からか、いつもだとおいしくいただいているサクッと揚がった衣も何かが違っているような気になってしまいましたが、これだけのものが1,500円足らずでいただけることを考えますと、その価値は十分でありますね



【天丼てんや】
東京都中央区八重洲2-1 八重洲地下街南1号
03-3275-2706



『味皆美 ふじな亭』 120年以上の歴史がある老舗旅館の家伝料理「鯛めし」

2019-01-23 23:02:58 | 中国
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米子空港から車で1時間ほど
天気に恵まれたこともあり、海岸線から臨む美しい日本海に見惚れながら、〝水の都 松江〟へと移動いたします



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お昼は市内で銀座や日本橋にも支店を出されている松江の有名料亭『皆美』の家伝料理「鯛めし」をリーズナブルにいただくことができる『ふじな亭』であります
一階はフリーで気軽に利用できるテーブル席、そして二階には宴会場があるそうで…
その全席から宍道湖の絶海を眺めることができるとにことであります
ちょうどお昼どきにお邪魔させていただきますと、観光のお客さまだけでなく地元の方たちも多く利用されているようですね


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いただくお料理は〝家伝〟とある鯛めしをメインとした御膳料理「ちどり」
大きな角盆には彩り良い器に盛られた、食前酒、前菜、お造り、 焼物、蒸物、蓋物と隙間がないほどの並べられていまして…
そのビジュアルに豪華さを感じることはできるのですが、蒸物である茶碗蒸し以外は焼き物であるお魚も含めて冷たくなったお料理であったことが残念に思えます
そうしているうちに揚げ物である天ぷらがやってきまして…
もちろんそれは揚げたてで熱々なのですが、小さな海老を一生懸命に伸ばしたのでありましょう
細い身を太らせて見えるようにふっくらと衣もがつけられたものでありました


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そして鯛めし
鯛のそぼろに、蒸された卵白と卵黄、それに刻みネギと海苔、大根おろしがお皿に盛られていて…
御櫃から装ったご飯の上に乗せて出汁をかけてお茶漬けとしていただくと言うもの
鯛とご飯を一緒に炊いたものやゴマだれが掛けられたお刺身でお茶漬けにするスタイルは知っていたのですが、このスタイルをいただくのは初めてでありましたが鯛そぼろの旨みに出汁の香りが加わって…
これはこれでご当地名物の一品としておいしくいただけますね



【味皆美 ふじな亭】
島根県松江市玉湯町布志名21-1
0852-62-0227



『叙々苑 游玄亭』 会合のあとは游玄亭で焼肉会席をいただきます

2019-01-22 22:42:47 | 関東
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会合でお邪魔した游玄亭
昨日、狙撃事件があったばかりだというのに歌舞伎町はいつもと変わらぬ賑わいでありまして…



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いただいたお席は地下にある個室でありまして、キチンとテーブルセッティングがなされた姿がはもはや焼肉店とは思えませんね


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まずはいつもの通り、前菜の3種盛りに始まり、有田焼かと思われる美しい大皿に盛られるキムチ
叙々苑が最も力を入れている商品のひとつでありまして、盛りの美しさだけでなく、ブレることのない味わいは見事であります
そして、スーパーなどでドレッシングが売られるほどに人気の叙々苑サラダと甘みがおいしいチャプチェと続きます


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そして塩ユッケ
まだ通常メニューとしては提供されていないとのことで、ワタシたちにためだけに特別に…
ユッケにレモンを絞ったあと、塩ダレにつけられた卵黄を加えて混ぜるのだそうで、それをサラダ菜の上に乗せ梨を添えていただきます
甘みは梨が持つフルーティな甘みのみであることで、とってもスッキリとした味わいであることからこれから暑くなってきた頃に商品化されるのでしょうかね?


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予算の都合もあって、特上クラスのお肉をいただくことはできませんが…
塩焼きものとしてオマールテール、タレ焼きものは定番のカルビとヒレをいただきます
お料理の中に一品あるだけで豪華さを演出してくれるオマールはプリップリの食感を楽しませていただき、タレ焼きでは叙々苑らしい甘みのあるタレを味わいます
そしてホルモン特別に脂身が厚いと言うものではないのですが、香ばしく焼けたタレの香りやプリップリ ぷるんぷるんの食感をいただきます


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〆は「あわび粥」
濃厚なコクを感じるお粥はトロトロであることから滑らかな舌ざわりを楽しむことができ…
あわびのコリコリっとした歯ざわりがアクセントとなっておいしくいただくことができました



【叙々苑 游玄亭】
東京都新宿区歌舞伎町1-10-7 叙々苑ビル
03-5285-0089



『莉苑』 名店中國飯店出身のシェフが腕を振るうモダンチャイニーズは女性オーナーらしさを感じるステキなお店

2019-01-21 22:16:45 | 関東
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先週のこと
13:00近くにお邪魔してみたら、目的とした上海蟹のお料理が売り切れていまして…
それでリベンジとばかりに開店時間を狙ってお邪魔してみます



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エレベーターで昇った4階
扉が開いた先には綺麗なお花が飾られていまして…
如何にも銀座らしいなぁと思いながら客席へ
40席ほどと大きくはないお店でありますが、その席はゆったりとしていますし、 上品なテーブルクロスが掛けられていたりと落ち着いて食事を楽しむことができる空間でありまして…
12:00を前にしてご婦人方で満席となりました
常連さんからは〝ママ〟と呼ばれる女性が接客を担当されていて、その優しい物言いや立ち振る舞い、そしてお客さまとのフレンドリーな会話と、これまた楽しい食事の場を演出してくださいます



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もちろんいただいたお料理は「上海蟹肉入りホタテの炒め」
中華鍋でホタテを炒め、中華スープを加えた後にたっぷりな蟹身とミソを投入
紹興酒や中国醤油などで調味した後に片栗でとろみをつけたかと思われるお料理でありまして…
コクがある上海蟹の味噌の風味が活かされていますし、ミディアムほどに火が通された分厚いホタテの甘みが実においしくて…
ママから「ご飯に乗せてもおいしいですよ」と声をかけていただけましたので、堂々とオンザライス
事前にこうしたらおいしいに違いないとは感じていたものの、それを超えるほどに旨みにご飯のお替わりをしたいほどでありました


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デザートはタピオカミルク
直径3mmほどの小さなタピオカがプチプチとして…
爽やかな甘さのココナッツミルクとともにサラサラっといただきます



もう一回くらい異なった上海蟹のお料理がいただけないかと尋ねますと、今週一杯くらいでお昼に提供する上海蟹は終了だとのことで…
おいしい上海蟹は来季までお預けとして、次はフカヒレをいただきにお邪魔させていただくことにいたします



【莉苑】
東京都中央区銀座6-7-6 細野ビル4F
03-3573-8788



『INFINI』 創業から32年 銀座のど真ん中にあるイタリアンダイニングバーでお昼

2019-01-20 22:48:00 | 関東
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日曜日のお昼
1週間ほど前にもスパゲティをいただいたのでありますが、それがどうにも納得がいかないものであったために…



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1985年創業だと言う『アンフィニ』
以前、お邪魔しようとした平日にはワンコインほどでいただけるスパゲティランチを提供されていて…
それではおいしいお料理をいただくことはできないだろうと敬遠していたのですが、路肩に置かれたメニューにあった「蟹とウニのトマトクリームパスタ」に惹かれて半間ほどの狭い階段を下ります
ドラマなどの舞台として使われることも多いと言う店内は、照度が落とされていることやソファー席を中心としていることで、お昼であってもバーやクラブのような空気が流れるムーディーなものでありまして…
カップルを中心としたお客さまに紛れて、ひとりスパゲティをいただくことといたします


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いただいた「蟹とウニのトマトクリームパスタ」には想像以上にたっぷりなズワイの身と雲丹が使われていることでの贅沢感もありますし、トマトクリームの濃厚なコクにも満足なのですが…
ボイラーに入れられるお塩が少なかったのでしょうか、麺そのものの塩味が足りないように感じますし、アルデンテを感じられないことが残念でありました



【INFINI】
東京都中央区銀座4-4-2 フォースタービルB1F
03-3564-0731



『ハンバーグ&洋食 ベア』 しっとりと柔らかなハンバーグはデミグラスソースのおいしさが決め手

2019-01-19 23:06:43 | 関東
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ハンバーグが食べたくなって錦糸町
駅から徒歩圏内に昔ながらの洋食屋さんから新宿御苑にある人気ハンバーグ屋さんの姉妹店まで20軒ほどのステーキ・ハンバーグ店が集中する魅力的な町でありまして…



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お邪魔したのは『ハンバーグ&洋食 ベア』ってお店
蔵前や馬喰町にも同名のお店があるのですが、チェーン店ということではなく、上野御徒町にある『レストラン ベア』からの暖簾分けなのでありましょう
いずれのお店もハンバーグをメインとした洋食メニューを提供されていますが、その内容は異なっているのであります
開業からは10年以上が経っているのですが、お店は綺麗にされていて…
オーナーの真摯な姿勢を窺い知ることができ、いただくお料理への期待が高まります
平日のお昼どきには多くのビジネスマンで賑わうのでしょうが、今日は土曜日ということもあって若い女の子の姿もありますね


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メニュを眺めますと、ハンバーグをメインにカレーやフライもの、それにソテーなどがズラリと並んでいて…
どれもが手頃なお値段でありますので、迷うところではありますが「ジャンボハンバーグ」をいただくことにいたします
注文を済ませた後にもメニューを眺めていますと「ハンバーグ&カジキフライ」なるものを見つけ、ジャンボハンバーグにカジキフライを添えていただくことにいたします
ジャンボだということで大判なハンバーグはしっかりと捏ねられているにもかかわらず柔らかい食感が楽しめるものでありまして、細かなメッシュのミンチに粗みじんの玉ねぎが加えられています
カジキのフライもおいしく、注文が入ってらパン粉がつけられたであろうこと感じるさっくさくな食感
タルタルソースも良いのですが、ハンバーグに掛けられたデミソースとの相性も抜群です



調理場に立つのは年配の男性2人でありますが、手が空いたときにはステンレスが張られた壁を拭かれていたりと、きっちりと修行をされた方であろうことも伺えますし、ピカピカに磨かれた厨房は傍目からも気持ちが良いものであります



【ハンバーグ&洋食 ベア】
東京都墨田区太平3-11-2 ツチヤビル1F
03-5619-1081



『喜多方ラーメン 坂内』 お店仕込みの焼豚と平打ち縮れ麺 それにスッキリとした醤油スープがお気に入り

2019-01-18 23:30:21 | 関東
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出張先から戻った夜
ちょっと小腹が空いた感じだったので宝町で夜ごはんをいただくことにいたします



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21:00近い時間でもありますし、1人でもあることから簡単にラーメンで済ませようと『喜多方ラーメン 坂内』
これまでに何度もお邪魔しているお店でありますが、いつも多くのお客さまで賑わっていまして…
今夜も近隣にお勤めであろうビジネスマンでいっぱいであります


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いただくのはいつもの「ねぎ焼豚ラーメン」
1,040円と高額ではありますが、お店仕込みの焼豚が15枚ほど並べられることからコストパフォーマンスが抜群でありまして…
スッキリとした飽きがこない醤油スープにはシコシコ モチモチとした食感がおいしい平打ち縮れの多加水麺
それにシャキッとしたネギが良いアクセントなんですよね



昭和33年に福島県喜多方市で生まれた坂内食堂からの暖簾分けを起源とし、今では全国に60数店と海外にも…
店舗での仕込みを大切にしていることから他チェーンのような店数はありませんが、1店舗1店舗がキチンとした商品とサービスを提供することで繁盛の継続ができているようですね



【喜多方ラーメン 坂内】
東京都中央区京橋2-11-5 パインセントラルビル1F
03-3535-0007



『えびめしや』 今では岡山市民のソウルフードと呼ばれるまでになった創業メニュー「えびめし」

2019-01-17 23:04:54 | 中国
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出張先でのランチはご当地グルメでもある〝えびめし〟をいただくことにいたします
1966年に開業した『えびめしや』が提供したことから人気に火がつき、今では岡山市内でも多くのお店が提供するまでになった岡山市民のソウルフードであります



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であれば、その元祖のお店へお邪魔しようと『えびめしや』
残念なことに創業店は無くなってしまったようですが、市内の2店舗だけでなくお隣の倉敷市にも店舗があり、ソウルフード発祥のお店としての根強い人気は健在であるようで…
年季が入ったファミリーレストランのような店内は年配のお客さまで占領されていて、そのほとんどが何らかの形で〝えびめし〟召し上がっています


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〝えびめし〟にはシンプルなものからオムレツを乗せたものなどバリエーションがありますが、やはりそれだけでは寂しいと、メインとなる〝えびめし〟にハンバーグやクリームコロッケ、チキン南蛮、チキンカツと言った一品が添えられる「えびめしプレート」からハンバーグをいただくことといたします
たっぷりな〝えびめし〟には満足なのですが、添えられたハンバーグが既製品感満載で…
だったら、ハンバーグをメインとしたえびめしセットをいただけば良かったと後悔しました



フライパンで炒められる〝えびめし〟をほとんどのお客さまが召し上がられている姿を見ると、それを作っているコックさんが腱鞘炎になりはしないかと心配になるほどでありまして…
しかし、そこに妥協をしないことが50余年続く繁盛店となる秘訣なのでしょうね



【えびめしや】
岡山県岡山市北区万成西町2-53 
086-251-6221