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年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

青森:「おさない」      正直なお店でいただいたウニはトロンとして美味しかった

2010-03-25 23:21:11 | 東北
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今日の青森は雪
昨日は、そんなに寒さを感じることが無くて、ちょっと拍子抜けしていたのだけど今日は寒い
やっと青森に来ているんだと実感できて、ちょっとうれしいかも・・・

ランチを楽しんで帰ろうと、帰りのフライとちょっとゆっくり目にしていたので、朝をホテルでのんびりと過ごし、チェックアウトタイムぎりぎりまで寛ぐことができました
市内で美味しいランチがいただけるお店はどこなのでしょうと“食べログ”さんに聞いてみると、その答えは意外にも近いところにあるとのこと
早速、そちらへお伺いいたしましょう


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青森駅から直ぐ近くにあるお店で、1Fが定食屋で2Fが居酒屋になっている様子
店頭には「ほたてが美味しいお店」との看板があり、かなり観光客を意識しているようでありますね
この手のお店は外れることが多いのでありますが・・・


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サンプルを覗いてみると「本日入荷の生うに 色が悪くて安かったので・・・」と30食限定ではありますが、通常価格1500円が1200円だとのこと
こんな正直なお店だから、きっと間違いは無いだろうとココに決定


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メニューはこんな感じ
津軽の美味しいモノを食べさせていただけそうですね

“ほたて貝焼みそ”て料理に惹かれたのでありますが、初志貫徹ということで“うにほたて丼”をいただくことにいたします


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色が悪いと書かれていたので、もっと黒ずんだものが出てくるのだろうと思いきや、キレイな立派なウニではないですか
これでも、地元では色が悪いと言うのでしょうか・・・?

トロンとしていて甘みがたっぷりで、変な薬品臭さや、苦味は全く感じられません
これが本物なんですね


だんだん強くなる雪に、ちゃんとフライトしてくれるのか心配になりながらも、近所にあった鳴海珈琲店で時間を潰し、空港へ向かいます


楽しかった青森、美味しかった青森
また機会を見つけて遊びに参りましょう
やっぱり、七夕のねぶた祭りかな・・・




【おさない】
青森県青森市新町1-1-17
017-722-6834

青森:「たか久」     ねぶたの盛り上がりそのままの居酒屋で過ごす楽しい時間

2010-03-24 23:21:53 | 東北
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青森と言えばねぶた祭り
その、ねぶたをテーマにした居酒屋があると言うので行ってみる

聞くところによると、地元のお客さまはもちろん、遠方からお客さまが来ると必ずココへ連れてくるお店なんだとか・・・
楽しそうであります


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繁華街を歩いても人通りが少なく、大した繁盛店も無い様子
そんな街からちょっと外れた場所にこのお店はあるのだけど、ココだけはしっかりとお客さまを集め、お店の外にまでその賑わいがこぼれてくるほどであります


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ねぶたの飾りがキレイな店内では、三味線の生演奏があり、さらにはねぶたの太鼓などを体験できたりもする
そんな参加型のイベントが毎日行われると言うからスゴイし、その演者は皆さんプロでありますから、楽しませ方も抜群でありました


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エンターテーメント型のお店ではありますが、料理もキッチリとしていますね

あの美人過ぎる県議が好きだと言っていた“いちご煮”
もちろん苺を煮たものではありませんよ

貝で出汁をとった澄まし汁に、ほんの少量の醤油で調味した吸い物でありまして、その具材はなんとウニであります
ウニが大漁だったとき、浜辺で簡単に作って食べていたと言われる郷土料理で、ウニのブツブツが苺のそれに似ていることから、そう呼ばれるようになったのだとか・・・

これ、感動的な美味しさです
青森に来たなら、絶対いただいてみて欲しい一品ですね


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青森のホタテはとっても美味しいんだと聞かされ、フライと焼きホタテをいただいてみる
こちらでホタテと言えば生が当然のことですから、その美味しさも格別でありますね
解凍するときに旨みが出てしまうなんてことがないので、ホタテの甘みが違いますし、凝縮された海のエキスを楽しむことが出来ます


夜の食事、ただ美味しいものをいただくだけではつまらない
そこで過ごす時間を楽しみたい
そんなことをお客さまは望んでいるのではないか?
そんなことを考えさせられるお店でありました




【ねぶたの國 たか久】
青森県青森市本町5-6-11
017-723-4416

東青森:「カルビ広場」      カルビが自慢の美味しい焼肉屋さんでパワーランチ

2010-03-24 18:12:38 | 東北
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青森発上陸
生まれて初めての青森に、ちょっとした緊張と期待で心地よい感じ
ワタシが乗る飛行機の1便前が、整備不良で引き返したとのコトで、そのお客さまも一緒になったので満席状態でフライト
1時間ちょっとのフライトではありますが、窮屈感たっぷりでありました


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真っ先に伺ったのは“カルビ広場”という焼肉屋さん
青森市内の比較的郊外にあるお店であります
ランチタイムと言うことで、比較的スローな営業
ゆったりと、打ち合わせを兼ねた食事をするには良い環境であります


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カルビ広場と言うからには、カルビが自慢なのでしょうと、ソレを数点いただくことに・・・
国産牛のカルビや、オースト牛のカルビなど、予算に合わせていただけるように数種類が用意されていて、どちらもとっても柔らかくってお値段以上の満足感でありました


TOP画像の“つぼ漬けカルビ”には、硬さを感じないように包丁が入れてあって職人仕事が施されています
強火で豪快に焼いて、はさみで切り分けながらいただく分厚いカルビは「あー 肉を食ってるなぁ」って本能を掻き立てられる満足感であります


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こちらはお肉だけでなく、料理モノもしっかりしていて、いただいたカルビスープは、牛骨の出汁が効いた本物の味
野菜の旨みもたっぷりでありました


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珍しいのはキンパという、韓国海苔巻きであります
韓国料理屋さんに行くと目にすることがありますが、焼肉屋さんでコレを見ることは滅多に無いのではないでしょうか?


最近は、サシが入ったお肉が美味しいと評価される風潮があるようですが、タレが美味しくってごはんが進む焼肉こそが、本来の焼肉なんだとワタシは思うのですが・・・



【カルビ広場】
青森県青森市浜館5-3-5
017-744-9229

会津若松市:まるやま       名物と言うジャンボ海老に感動

2008-02-02 23:21:27 | 東北
折角ココまで来ているのだから、どこか話題のお店によって帰ろう・・・
ってことで「まるやま」
このお店、ジャンボ海老を提供することで有名であるらしい

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昔は、会津若松の商店街にある、小さなお店であったらしいが、このジャンボ海老との出会いで、県下に8店舗を構える、堂々たる会社に成長したと言う
それほどの海老、食べてみたいではありませんか

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コレが噂のジャンボ海老
大きさの比較のために、お箸を並べてみました
30cmはあろうかという大きな海老であります
この手の海老は、大味で美味しくないことが多いのですが、ココのは違う
しっかりと海老の香りがして、感動的に美味しい
添えられたタルタルソースも自家製であろう、良い味を出している

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カツに付けるソースは2種類
甘味のあるものと、ちょっと辛口なもの
大人から子供までが楽しめる、日常の中でのチョットした贅沢
そんなお店なのである

このジャンボ海老
美味しさを提供するためは、一日にある一定量を売り切ることが必要であるとのコト
翌日に持ち越すと、海老の香りが失われるのだと言う
そんなこだわりが地元のお客様に信頼され、繁盛を続けているのだと感じた

地域密着、名物商品
口では簡単に言えるコトであるが、ソレを実現するには大変な努力が必要なのである



【旨いとんかつ 名物ジャンボ海老 まるやま】
福島県会津若松市北青木2-57
0242-29-9111