『くずし鉄板 あばぐら』 気取らずにお邪魔することができる鉄板焼き店でいただくリーズナブルな国産牛サーロイン

身体がタンパク質を欲しているように感じますので、お昼はお肉をいただくことにいたします
焼肉？　牛丼？　などと色々考えましたが、ちょっと小洒落たお店でと神田にある『あばぐら』を訪ねることにいたします






神田駅南口から歩いて5分ほどのところにあるGEMSビルの5階
エレベーターを降りるとすぐにフロントがあります
ちょうど先客の会計中でありましたので、その場で少し待たせていただき店内へと案内していただき、忙しいお昼の営業も落ち着いたタイミングであったようですのでテーブル席をいただきます

鉄板焼きのお店にありがちな緊張を感じるような高級感ではなく、落ち着いて食事を楽しむことができる上質な空間であることでひとりでお邪魔しても肩身が狭い思いをすることなく楽しめますね



こういったお店では洋風のコースとして提供されるお店が多いのでしょうが、こちらのお店では和会席スタイルで提供されるようで…
「季節のすりながし」に始まり、サラダ、本日のひとくち刺身、黒毛和牛すじ煮と続きます
で、今日の擂り流しは冬瓜
〝冬の瓜〟と書きますが歴とした夏を旬とするお野菜でありまして、利尿作用や体温を下げる働きがあることから水分の採りすぎによるむくみを緩和し暑さで火照った身体をクールダウンする効果があるのだとか…
お刺身は"かんぱち"
ペロンと一枚だけ乗せられるビジュアルには笑いが出てしまいそうでしたが、ねっとりとした舌ざわりがおいしいものもでありました
そして"黒毛和牛すじ煮"
いったいどこの位の時間をかけて煮込むとこのようなトロトロになるのでしょう
薄味で調味されていて飽きることなくおいしくいただくことができました



メインとなるステーキは"国産牛サーロイン"
ランチ価格でいただくステーキでありますから、厚みはありませんが180gほどのボリュームはあると思われまして…
焼き加減はミディアムかウェルダンの何れかでとのことでありましたので、できるだけミディアムレアに近く焼いてくださいとお願いさせていただきます

英国王室御用達だという "マルドンの塩" のほか、"藻塩" "塩漬けのブラックペッパー" "わさび" "ニンニク溜まり醤油" と添えられていますので、いろんな味わいでいただくこともうれしく…
どれもおいしくいただけたのですが、おつまみでもいただくことができるという "塩漬けのブラックペッパー" は珍しさもあってお気に入りでありました



1杯だけではありますがお替わりができるというご飯もつやつやとしていておいしいものでありましたし、自家製のぬか漬けだというキュウリのおいししさにビックリであります



【くずし鉄板 あばぐら】
東京都千代田区鍛冶町1-9-19 GEMS神田 5F
03-5289-3471

『つきじ 文化人』 お店で魅かれる十割そばの香りときりっとした辛み大根がおいしいお蕎麦でありました

昨日の夜に揚げ物を食べたせいでありましょうか？
あまり食欲がないことから、ツルツルっとお蕎麦を手繰ることにしようと…
昨日、定休日となっていたことからお邪魔することができなかった『湯津上屋』にしようか、それとも『文化人』にしようかと迷います






散々迷った挙句に選んだのは『文化人』
こちらの「辛味おろし」がいただきたかったことと、『湯津上屋』はてんぷらが食べたい気分の時にお邪魔しようと…
10席ほどの小さなお店はご夫婦で営まれているのでしょう
奥さまの感じが良い接客に和まされます





いただいたお蕎麦は初志貫徹で「辛みおろし」
花がつおやカイワレ、大根おろしはお蕎麦と別皿で提供されまして、丼に蕎麦つゆを入れぶっかけでいただくも良し、そば猪口びっくりおつゆを注ぎつけ蕎麦でいただくも良し！
お好みでどうぞとのことでありましたので、すべての薬味を丼に移しぶっかけスタイルでいただくことにいたします

角が立った細打ちのお蕎麦はほど良い歯ごたえと喉越しとともにほんのりとそば粉の風味を楽しむことができますし、出汁が効いた蕎麦つゆと辛み大根のすっきりとした辛みでおいしくいただくことができました



【つきじ 文化人】
東京都中央区築地1-12-16 プレミアム銀座イースト 1F
03-6228-4293

『LA BOTTEGAIA』 お値打ちに提供されるパスタランチを目的に列ができるほどの人気店

良店は裏通りにあり！

銀座の目抜き通りである中央通りではなく、昭和通りと首都高速に挟まれる一角には多くの良店や名店がありまして…
お邪魔した『ラ・ボッテガイア』もそんなお店の一軒であり、田舎風パテを名物料理とすることから随分前にブックマークしておいたのですが中々お邪魔する機会を作れずにいたのであります






そんな名店もコロナ禍にあっては思うように集客することができなかったのでありましょう
姉妹店である『トラットリア・ダ・フェリーチェ』『ラ・ボッテガ・デルマーレ』の2店舗を閉め『ラ・ボッテガイア』1店から再スタートを切られるのだと聞き、これは応援しなければと居ても立っても居られずお邪魔させていただくことにいたします
30人ほどでいっぱいになってしまう小さなお店ではありますが、窮屈さを感じることがないばかりか、落ち着いた雰囲気であることもうれしいですね



提供されるお料理は「パスタランチ」一本でありまして…
3種用意される日替わりパスタに、田舎風パテが乗せられるサラダが添えられます

正直なところレバーは得意ではないのですが、こちらでいただくパテにレバー臭さを感じることはなく、柔らかく滑らかな舌ざわりを楽しむことができるものでありました



スパゲティーは「ボロネーゼ」がイチオシであるようでしたので…
できることならタリアッテレやフェットチーネと呼ばれる平打ち麺に代えていただくことはできないものかと尋ねたのですが、さすがにランチタイムでは個々のお客さまのリクエストに応えることはできないようですね
そしてソース
たっぷりなワインでじっくりと煮込まれる“ボロネーゼ”を期待していたのですが、提供されたのはトマトベースの“ミートソース”であったことに残念さを感じながらもアルデンテに茹でられたスパゲッティーニとの絡みもよくおいしくいただくことができました



デザートは「ライチのムース」
楊貴妃も好んだという南国のフルーツ“ライチ”でありますから、その爽やかさな香りと、甘み酸味のバランスは絶妙である味わいは蒸し蒸しとした季節にぴったりなものでありました



【LA BOTTEGAIA】
東京都中央区銀座3-12-15
03-6264-3565

『鮨 石島』 お値打ちにいただけるお昼のお寿司は赤酢を使ったシャリと天然のお魚

目的としたお店が臨時休業であったことから他を探そうと東銀座界隈を歩き回ったのですが…
どうしたことか、行く店行く店が営業をしておらず…
ひと昔前に流行った「なんて日だ‼︎」ってフレーズが頭に浮かびます






それでお邪魔したのは『鮨 石島』
一度は10人ほどの列ができていたためにスルーしたのですが、戻って来たときには2組3名にまで少なくなっていましたので…
とは言え、お昼の時間は1階のカウンター席だけで営業されているようですので30分ほど待たせていただき、大将の目の前の席をいただきます

古民家を改装されたのか外観は関東大震災後の復興期の看板建築のようでありますが、店内は木の温もりが感じられる落ち着きとセンスを感じることができますし…
100㎜ほどの厚みがある白木の一枚板で作られたカウンターに高級感を感じます























お昼に提供されるお料理は「おまかせ」をメインに「にぎり」と「ばらちらし」
ちょっと贅沢に「おまかせ」をいただこうかとも思いましたが、初見のお店でもありますしリーズナブルにいただける「にぎり」を選びます

握られるお寿司は“鮪赤身" に始まり、”間八" "帆立貝柱" "〆鯖" "真烏賊" "鯵" "山形のだし" "中落ち" “煮穴子"と続く9貫
残念ながら大将に握っていただくことはできませんでしたが、天然ものだけが使われるというネタのおいしさはもとより、赤酢を使ったシャリの円やかな味わいを楽しませていただくことができました
中でも脂がのった中落ちのおいしさは印象に残るものでありました



しかし、大将から出される指示に応えながら握られていたことでリズム良くお寿司をいただくことができなかったことが残念でありました



【鮨 石島】
東京都中央区銀座1-24-3
03-6228-6539

『のどぐろ専門 銀座中俣 はなれ』 一夜干しにされたことで凝縮した旨味と絶妙な塩味がおいしいのどくろ

閉店してしまうとの情報を得て『ラ・ボッテガ・デルマーレ』を訪ねみたのですが、時すでに遅しであったようで…
向かいにある系列店『ラ・ボッテガイア』はその影響もあってか満席でありますし、さてどうしたものかと思案いたします






そんなとき、対角にある『銀座中俣 はなれ』のスタッフさんに声を掛けていたけたのでありますが…
明るさが伝わる声のトーンと優しさを感じる笑顔に惹かれてお邪魔することにいたします

客席は2階であるとのことで、厨房の前を通り抜けた先にある階段を上がると別のスタッフに迎えられ…
何も男性スタッフでありましたが、とても感じが良い方でありました
いただいたお席は、木の香りがする一枚板で作られたテーブルが置かれる個室でありまして…
6人が座れる大きなテーブルをひとりで使わせていただけるなんて贅沢ですね







いただくお料理は「のどくろ御膳」
15分ほど掛かるとのことではありますが、折角『中俣』へお邪魔しているのですから…
一夜干しであることから生魚に近いやわらかい食感でいただくことができますし、熟成していることから凝縮した旨みをいただくことができるのですが…
それ以上に塩焼きされた塩味が絶妙であることから、甘みがあるご飯が一層おいしくいただけるものでありますし、添えられたまぐろ赤身とかんぱちは旨みがあるづけタレの旨みとねっとりとした舌ざわりにも満足させていただきました



【のどぐろ専門 銀座中俣 はなれ】
東京都中央区銀座3-12-17 小森ビル 1F
03-6264-1034

『SUSHI 権八』 今月末を持って17年間の営業に幕を下ろされるとのことで…

1990年代後半に多くの女子を虜にした『La Bohéme』や『Monsoon Cafe』、小泉元首相とブッシュ元大統領とが会食をしたことでも知られる『権八』などを手掛けるグローバルダイニング傘下5店舗を集めた“G-Zone銀座” が今月末の営業をもって閉店するとのこと






ならば最後に、お邪魔したことのない『SUSHI 権八』へお邪魔させていただこうと思ったのですが…
雨が上がるのを待って出かけたことや、14:30だと思っていたラストオーダーの時間が14:00だったこともあり、暖簾を潜ったのはお昼の営業を終えたばかりの時だったのであります
が、残念な思いをしているワタシを察してくれたのか、「お隣にある『SOBA・KUSHI 権八』のお席へ掛けていただければお作りしますよ」との優しい気遣いをいただけたのであります



いただくお料理は「特製権八丼」
パッと見にはボリューム感もなく割高な感じを受けたのですが、"帆立貝柱" "甘海老" "まぐろ赤身" "ねぎとろ" "サーモン" "カンパチ" "いくら" "雲丹" "玉子"と9種ものネタが彩りよく盛られていますし…
小ぶりではありますが、そのネタのすべてに新鮮さを感じることができる上質な海鮮丼でありました



【SUSHI 権八】
東京都中央区銀座1-2-3
03-5524-3626

『萬福』 ムシムシとした不快感を吹き飛ばそうと「冷しそば」をいただきます

バケツを返したかのように雨が降ったかと思うと、パッと晴れ間が広がって…
かと思いきやまた雨が降る
そんな不安定な空模様であることから湿度も高く、余りの不快感にサッパリとしたもこがいただきたい気分であります






それで向かったのは、木挽町仲通りの一角にある『萬福』ってお店
大正期に創業され現在の地へ移転した1929年以来90余年もの間お客さまからの支持を集めている名店でありまして…
当時は洋食メニューを提供していたとのことからか、店造りは中華そばをメインとしたお店でありながらいわゆる町中華というものではなく、アーチに飾られた窓ガラスなどから大正浪漫を感じる洋館のようでもありますね



いただいたお料理は「冷しそば 鶏ごま味」
香ばしさを感じるごまだれと中細の中華麺との相性がよく、きゅうりのシャキッとしたみずみずしい歯ざわりとともにおいしくいただけたのですが…
しっとりと蒸し上げられた柔らかい鶏肉が乗せられるのかと思いきや、グリルされたように思える鶏肉でありまして…
これが硬く締まったここであっただけでなく塩味が強かったことが残念であります



以前お邪魔した時にはきれいに洗濯された割烹着と三角巾姿で接客をしてくれたスタッフに感じよさを感じたお店であったのですが、今回はそんな好感は微塵も感じることができず…
とても悲しい気分でお店を後にしました



【萬福】
東京都中央区銀座2-13-13
03-3541-7210

『egg baby cafe』 粒マスタードが効いた大人のたまごサラダと半熟の味付け玉子がおいしいサンドイッチを素敵な雰囲気の中でいただきます

いつもと違うものが食べたいと…
久々に雨を心配しなくて良さそうな天気だし、予てよりブックマークしておいた『エッグベイビーカフェ』 を訪ねてみることにいたします










ナビに従いJR線の高架下を歩いていますと、レトロ感が漂うお店が並ぶ中にひと際おしゃれ感が溢れるお店がありまして…
かつて神田駅近くで人気を博した『東京ブッチャーズ』と『エッグベイビーカフェ』の2軒が並びます
この2軒は系列店であるとのことでアメリカンな雰囲気で統一された店内はF1層を中心としたお客さまで賑わいます





いただいたのは看板料理であろうと思われる「エッグベイビーサンド with フレンチフライ」
ウッディーな雰囲気がステキなお店であるにもかかわらず、お料理が乗せられるトレーがアルミ製であるのには何か意味があるのでしょうか？
そんなことはさておき、粒マスタードが効いた大人のたまごサラダにゴロンと半熟たまごがふたつ挟まれたサンドイッチは美味でありましたし…
ほとんどの女性が注文されるという「エッグベイビープリン」もあることから、ランチとして利用されるお客さまだけでなく、カフェとして使われている方も多いようですね



リーズナブルで雰囲気良し、更に美味しいお料理がいただけるとのことで、一昨年末のオープンして以来、話題が絶えないというのも納得でありますね



【egg baby cafe】
東京都台東区上野5-10-9
03-6823-1155

『雲林坊』 自家製辣油の辛みとコク、それに全粒粉が入っているという太麺のもちっとした歯応えがおいしい汁なし担担麺

もうどのくらいスッキリとした晴れ間を見ていないのでしょう
雨が降ったり止んだりとどんよりとした不快な天気ばかりが続いていることから、カプサイシンの発汗作用で身体を冷やすことにいたします








目指したのは『雲林坊』
三越から神田駅へと向かう中央通りから路地へ入ったところにあって、間口も広くないことから然程目立つことはないのですが…
平日には多くのビジネスパーソンで賑わっていることから、お邪魔するのはいつも日祝日なのであります





いただいたお料理は「汁なし担担麺」
全粒粉入りだという太麺にトッピングされた炸醤と芽菜、そしてたっぷりな胡麻とピーナッツが振られていまして…
麺の下に敷かれたタレや辣油を全体に塗すように上下を返しながら丁寧に混ぜ合わせていただきますと、モチっとした歯ごたえを感じることができる麺にタレの香りと旨み、そして辣油の辛みとコクが合わさったおいしさを楽しむことができます
タレには花椒や八角などの香辛料が香る甜醬油が使われているとのことですし、辣油には四川朝天辣椒を使うなど、麺だけでなく細部にまでこだわりが詰まった一品でありますね





余ったタレにご飯と味付け玉子を合わせていただく"〆ご飯"もお勧めされていましたので、炭水化物を炭水化物で〆てみましょうとご飯と味付半熟玉子をお願いしますと…
ご飯には半分にカットされた味付玉子が乗せられていたんですね



【雲林坊】
東京都中央区日本橋室町4-2-13 津島ビル 1F
03-6262-1360

『BARNEA GRILL』 南部鉄器で作られるココット鍋で一人前から炊き上げてくれるパエリアでランチ

偶には洒落たランチも良いかなと、三井ガーデンホテル銀座プレミアの向かいにある『バルネアグリル』を訪ねることにいたします






路地に面する外観は雰囲気あるものでありますし、木の温もりを感じる店内はここが日本であることを忘れてしまいそうなほどにセンス良くまとめられていまして…
40席ほどではありますが、カウンターあり個室風の席ありと、ゆったりとした空間はいろんなシチュエーションで利用させていただくことができる大人のお店であります





豚肩ロースのグリルやバターチキンカレー、チキンステーキと並ぶメニューからいただいたのは、数量限定で提供される「魚介の鉄鍋炊き込みパエリア」をいただくことにいたします

パエリアというお料理
そもそも大鍋で大量に焚き上げるものでありますし、その調理時間も20分近くを要することからお昼時に一人前を提供してくれるお店は少なく、偶にそんなお店を見つけても事前に炊き上げたものを小分けして提供されることが多いのですが…

こちらでは一人前を注文が入ってから炊き上げてくれるとのことでありますし、その器は一般的なパエリアパンではなく、南部鉄器で作られる厚手のココット鍋で炊き上げられていたのであります
お昼に提供されるリーズナブルなものでありながら、ムール貝やアサリに加えて、海老、ホタテ、イワシが使われていますし、その出汁の旨みが染みたライスもおいしく…
お値段以上の満足感でありました



【BARNEA GRILL】
東京都中央区銀座8-12-5 峯田ビル 1F
03-6264-3163

『蕎麦處 阿さま』 ビジネスパーソン御用達 50余年続く鉄鋼ビルのお蕎麦屋さん

出張から戻った羽田空港
いつもだとリムジンバスで豊洲へと移動するのですが、バスのタイミングが悪いことから東京駅へと向かうことにいたします






で、バスが着く鉄鋼ビルの地下にある『阿さま』で遅くなったお昼をいただくことにいたします
お昼どきには行列ができるほどに人気のお店も、お昼の営業を終える14:00近くということで待つことなく席をいただきますと…
全てのテーブルには向かい合うお客さま同士の飛沫感染を抑えるためにと透明シートの壁が取り付けられていました







「冷やしたぬき」にしようか、それとも「つけカレー」にしようかと迷っていたのですが…
お腹が空いていたこともあって、小冷たぬき付とあるご飯メニューから「カツ丼」をいただくことにいたします
蕎麦屋の出汁で煮込んだカツに落とされる卵は数回だけ箸で切ったもの
でありますから、黄身と白身のそれぞれのおいしさを楽しむことができるのであります

小さめの器に盛られる小冷たぬきではありますが、そのボリュームは他所でいただく一人前あると言っても過言ではないほどでありまして…
スライスオニオンとともに喉越しが良いお蕎麦を楽しみます



そして、今ネットを騒がせている「ポテサラ」
こちらのポテサラはマヨネーズが控えめで、じゃがいもの甘みと香りが活かされたものでありますね



【蕎麦處 阿さま】
東京都千代田区丸の内1-8-2 鉄鋼ビルディング B1F
03-6256-0871

『ひょうたん寿司』 福岡・天神を代表する人気寿司店でいただく贅沢なネタの数々に舌鼓を打ったお昼

福岡・天神で最も人気がある寿司屋さんでありまして…
一度はお邪魔しておきたいと思いながらも長い行列に断念していたのですが…
コロナ禍にあって、韓国からのお客さまがいないことや国内の観光客も少ない今が狙い目であろうとお邪魔してみることにいたします








開店時間は11:30とのことですので、その30分前にお店へ伺ってみますと既に開店を待つお客さまが階段に列を作っていたのですが…
その数は10人ほどでありましたし、2~3Fと2フロアで営業されるお店であることから一巡目で案内していただけることが確実であろうと待たせていただくことにいたします(開店時間直前には50~60人の列になっていました)

こう言った状況ではひとり客をカウンターの端から順番に詰めて案内するお店が多いのですが、こちらではそんなことはせず、ほど良い感覚を空けながら案内していただけたことに好感が持てます(結果的には全ての席が埋まってしまうんですけどね)

















折角なので、一番人気だという「本日の特選ネタづくし」をいただいてきますと、大トロに生雲丹や牡丹海老、さらにはひと口サイズではありますが活鮑と贅沢なネタをいただくことができましたし、鯵やのど黒などの歯ごたえからネタの新鮮さも感じることができ…
なるほど並んででもいただきたいと思えるおいしさとコストパフォーマンスを感じることができました
添えられたあら汁には"鯛のあら"が使われるなどおいしさだけでなく贅沢感もあって十分に満足することができました





生鯖をいただいてないことに気づき、上鉄火巻とともに追加させていただきお腹いっぱいであります



【ひょうたん寿司】
福岡県福岡市中央区天神2-10-20 新天閣ビル2~3F
092-722-0010

『Hamburg Shop Mr.George』 1981年創業 久留米市民に愛され続けるハンバーグ専門店

“お料理の提供時間が早いお店”をテーマにした番組には必ずのように露出する『ミスタージョージ』ってハンバーグ専門店でありまして…
コロナ禍にあってはソーシャルディスタンスを取るために客席数を減らして営業することが余儀なくされるため、分業の仕組みを再構築することで提供時間のブラッシュアップが成されたとのことであります








しかし提供が早いだけのお店ではなく、昭和56年の創業以来、多くのお客さまに支持される人気店でありまして、今では久留米や佐賀を中心に8店舗を構えているのだとか
となれば、一度はお邪魔しておきたいと創業店を訪ねることにいたします

日曜日でもありますし、近くには“ゆめタウン”などの商業施設だけでなく多くの飲食店が並ぶ国道210号線沿いであることから早めにお邪魔しようと向かっていたのですが…
途中で道に迷ったこともあり12:00ちょうどに到着してみますと、20人ほどでいっぱいになってしまうお店は既に満席とのことでありますし、先にお待ちになられているお客さまもひと組いらっしゃるとのこと
仕方なく呼び出しベルを預かり、お店の外で待つことにしたのですがなんと5分ほどで席をいただくことができました



海老フライなどの揚げ物やステーキとのコンビネーションメニューもありましたが、噂の提供時間はいかほどなのかと最もシンプルな「ジョージハンバーグ」をいただくことにし…
選べるソースは、てりやき醤油ベースの“ヤキニク”、和風ニンニクベースの“スタミナ”などなど7種が用意されていましたので、一番人気とある和風玉ねぎベースの“サワヤカ”をお願いいたしますと…
注文を受けてくれたスタッフと入れ替わるように、別のスタッフがお料理を運んできて下さいまして、その時間は、な、な、なんと〝8秒〟だったのであります
でありながらもプライパン型の鉄皿はしっかり熱せられていますし、そこに乗せられるハンバーグも熱々でふっくらとしっとりと焼き上がった柔らかさと見事なものであります



【Hamburg Shop Mr.George】
福岡県久留米市東合川7-13-54
0942-44-0587

『Herbes de Provence』 ハーブのトンネルを抜けた先にある小さく可愛いレストラン

筑後川の堤防沿いに自家製ハーブや野菜を使ったハーブレストランがあるとのことで…
とは言え、この辺りは先日の大雨で水害が出た地域であることから被害にあっているかもと電話を入れてみますと通常通りに営業されているとのことでひと安心
早速、お邪魔させていただくことといたします






店名の由来は、フランス・プロヴァンス地方で日常的に使われるフェンネル、バジル、タイム、ラベンダーと言ったハーブがブレンドされた“エルブ・ド・プロヴァンス”からなのだそうで…
入り口に向かうエントランスにはミントのほかたくさんのハーブが植えられているのですが、残念なことにその姿は鬱蒼とした感じで美しさを感じることはありませんね
しかしそんなハーブを使ったお料理がいただけることや、4~5組のお客さまでいっぱいになってしまう小さくかわいいお店が女性受けしているようであります



おまかせコースやパスタセットなどが用意されていましたが、“ルッコラの生ハムサラダ” “ハーブバターパン” “本日のスープ” “パスタジェノベーゼ”に3種から選べるメイン料理をいただくことができる「おすましセット」をお願いいたします
サラダは酸味がおいしいドレッシングがかけられるだけでなく、フライガーリックの香りとカリッとした歯ざわりが楽しいものでありましたが、スープは野菜の旨みが感じられないばかりかブイヨンの旨みもなく…
温度も熱々でない残念なものでありました



そしてパスタ
これもまた、バジルの香りが物足りないばかりか、パスタのアルデンテを感じることもなく…
残念としか言いようのないものでありました



メイン料理として選んだのは“ポーク香草パン粉焼”
こちらは脂身に甘みを感じることが出来るポークロースでありますし、焼き加減もほど良く歯切れの良い食感を楽しむことが出来るものでありまして…
サクッとしたパン粉とそこにあるバジルの香りもあっておいしくいただくことができました





ハーブにこだわるお店であることから、食事の後にはハーブティーをいただくことにしまして…
3種用意されるハーブティーですが、2種には苦手なレモングラスが入っていますし、ビタミンCいっぱい”とのことにも惹かれてハイビスカスとローズヒップの「ハーブティー」をお願いします
気持ちが良い酸味と甘み、鼻から抜ける香りを楽しむことができました



【Herbes de Provence】
福岡県久留米市北野町石崎240-12
0942-78-2667

『羽田大勝軒』 受け継がれる山岸氏の味を羽田空港でいただけます

福岡への移動を前に羽田空港でお昼をいただくことにいたします
それでいつも同じところじゃつまらないと…
東へのフライトをすることがないために利用することのない北ウィングへと移動してみますと、その一番端に池袋の名店『大勝軒』を見つけます






つけ麺ブームの火付け役ともなった東池袋の大勝軒
残念ながら山岸氏は亡くなられてしまいましたが、全国に広がる暖簾分けされたお弟子さん達が大勝軒の味を受け継がれていまして…
まさか空港にまで姉妹店があるとは驚きであります







そんなお店でありますので、元祖つけ麺とも言われるる「もりそば」をいただくべきなのでしょうが…
いただいたのは「半熟煮玉子そば」
魚介系の合わせスープに中太なストレート麺
そこに大判のチャーシューと煮玉子がトッピングされるのですが、しっとりとした食感に仕上げられたチャーシューは、そのままいただいても薄すぎることなく、スープと共にいただいても濃すぎることがない見事なここでありました
最近のつけ麺屋さんでいただく太麺はゴワゴワとしていて顎が疲れるものが多いように思うのですが、この中太麺はムチっとしたほど良い歯ごたえと麺の旨みを感じることができもので魚介の風味が強いスープとの相性が良いですね



これまでであれば卓上に置かれていたであろう調味料たちは、要望があったお客さまだけに提供するようになっていまして…
スタッフの方には負担なのでしょうが、これもウイズコロナ下のあってはニューノーマルなのでありましょう



【羽田大勝軒】
東京都大田区羽田空港3-3-2 第1旅客ターミナル 2F
03-5757-8851