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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

2018シーズンに向け室屋義秀が始動!

2018-01-18 20:44:55 | BLOG×記事
本日1月18日、都内で室屋義秀選手のレッドブル・エアレース2018シーズンと
国内活動に関するキックオフ記者会見が開かれました。



会場に姿を見せた室屋選手はトレーニングのためか日焼けした健康そうな表情で、
司会者とともに昨年のレビューや今シーズンにかける意気込みを、
ときには笑顔たっぷりに、ときにはシリアスに語ってくれました。





室屋選手は昨シーズンの最終戦インディアナポリスでの優勝でシリーズチャンピオンも
獲得したことはご承知のとおりですが、
その後機体はさっそくアメリカのカリフォルニア州にある
ベンジャミン・フリーラブのホーム飛行場に運ばれ、今シーズンに向けた
整備を行なってきました。
機体はポルト戦での損傷を含めたフレームの修正が必要で、そうした作業には
予想以上に時間がかかったものの、2月2日~3日に行なわれるアブダビでの開幕戦には
しっかりと対策が施された状態で臨むとのこと。
また2戦以降には新型のエンジンカウルの投入も予定しており、
今後のテストの結果によっては、以前いろいろな経緯から導入が見送られた
ウイングレットについても装着する可能性もあるようです。
なお、今年も昨年に引き続きファルケンとブライトリングが
室屋選手のエアレースシリーズ参戦をサポートすることも、あわせて発表されました。

さらに、国内でのエアショーでのエアロバティックスを含む活動にも触れ、
ホームであるふくしまスカイパークに、子どもたちの空への夢を手助けするプロジェクト
「ビジョン2025」の一環として、今年夏ごろから新たな施設の建設に着手することなども
発表されました。



室屋選手のEDGE 540V3のウインターシーズンの様子については、
20日発売の『航空ファン』3月号でも詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

ところで会見会場にはエアレースを取り仕切るレッドブルの試飲缶もあったので、
これに関するちょっとした話題を最後に。
これまで通常の250mlとちょっと小さめの190ml缶があったことは知っていたものの、
最近は少し大きめの355ml缶というのが、ドラッグストアなどを中心に
発売されているそうです。
ちょこっと飲みたい人からガッツリエナジー補給したい人まで、さまざまなニーズに
応えることのできるラインナップになったということですが、
その裏には、大きな缶で勝負をかける黒い缶のエナジードリンク、“M”に対する
ライバル心もあるような気がしてなりません…。




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3月号ではUS-1Aの退役と空自戦闘機搭載ミサイルを特集

2018-01-17 14:25:55 | 告知&ニュース


新年早々の締め切り作業をなんとかこなし、『航空ファン』3月号がまもなく店頭に並びます。
今月は21日が日曜日のため、発売は1月20日です(一部発売の遅れる地域があります)。

今月は「救難飛行艇US-1A退役」と「空自の次世代戦闘機搭載ミサイル」のふたつを
特集として採り上げます。
まずは第1特集のUS-1A。1976年から日本の島しょ部や周辺海域で
患者空輸、洋上救難に従事してきた国産大型救難飛行艇US-1が、後継のUS-2にその任を譲り
昨年12月に退役しました。旧日本海軍時代からの大型飛行艇のノウハウを受け継いだ
US-1/1Aが海上自衛隊第71航空隊でどのように運用されてきたのか、
訓練密着取材やクルーの生の声とともに紹介します。
そして第2特集の次世代戦闘機搭載ミサイルの記事では、
2017年12月に航空自衛隊戦闘機への搭載を前提としたスタンドオフ・ミサイルの
導入のための予算要求を行なうとの防衛省の発表にあわせ、
導入予定のスタンドオフ・ミサイルJSMとAGM-158に加え、
対艦ミサイルや将来空対空ミサイルについても解説します。

そのほか海自P-1年頭初訓練・イタリア空軍アトランティック退役・
台湾空軍S-2T退役とP-3C改編完了など世界の哨戒機の最新情報、
トラッカー関連としてフランス市民安全局の消防機“コンエア・ターボファイアキャット”、
臨戦態勢のギリシャ空軍F-16C/D-52+とJSOW誘導爆弾、コロンビア空軍のクフィルほか、
2018シーズンを始動させた室屋選手、セントレアB.787初号機の大移動、
志太みちるさんによるブライトリングDC-3クルー日記最終回、
JALが支援を発表した超音速旅客機開発の米ベンチャー企業の話題など、
今月も興味深い記事が満載です。
コメント (2)
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中野耕志写真展「WINGS~翼のある風景」開催

2018-01-15 10:42:18 | 告知&ニュース
本誌でもお馴染みの航空写真家、中野耕志氏は
野鳥写真家としても多くの作品を発表されています。


©Koji NAKANO


©Koji NAKANO

このほど、中野氏が愛用のNikon D850/D500/D5を使って、
世界各地で撮影した航空機と野鳥の作品40点を集めたニコン企画展が
東京・新宿西口のニコンプラザで開催されます。
作品はすべてB0およびB2サイズの大判プリントとのこと。
“翼を持つもの”だけが放つ一瞬のきらめきを、ぜひご覧ください。


©Koji NAKANO


©Koji NAKANO

日時:1月23日(火)~2月5日(月)
   10:30~18:30(日曜日休館、最終日は15:00まで)
会場:ニコンプラザ新宿THE GALLERY 1
   東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー28階
   03-3344-0565

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1月11日

2018-01-11 18:47:41 | 編集長日記


2018年最初の『航空ファン』、3月号は今日から明日にかけてが校了作業となります。
仕事始め直後に3連休ということで、今号もシビれる進行です。

表紙と巻頭カラーは、昨年末をもって退役した海自のUS-1A飛行艇ですね。
海自機の表紙は非常に珍しいのですが、本誌としても第1特集に採り上げることで、
多くの人命を救った名機の花道を飾ろうというわけです。

ところで今日は1月11日、「ワン・ワン・ワン」で戌年の犬の日かと思ったら、
ペットフード協会が制定した本当の犬の日は11月1日なのだそうです!
ちなみに下は三井家の愛犬、モルト君(♂)です、ワン!



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岩手の航空写真展始まる

2018-01-09 21:32:10 | BLOG×記事
12月21日に本ブログでお知らせした、岩手県の2会場で開催されている写真展ですが、
開場直後の会場の様子を、主催者の紀さんが知らせてくださいました。

まずは、紀さんの個展「花空HANASORA―花巻の空を奏でる華麗なツバサたち―」(※1)
CRJ200コーナーに展示された模型を興味深そうに手にする女性見学者もいました。





こちらは、紀さんと写真仲間の合同写真展「第2回いわて花巻空港交流倶楽部写真展」(※2)



両写真展とも会期は今月21日まで。
ちなみに紀さんは1月20、21日に、個展会場(北ホテル)に在廊の予定だそうです。
※1 岩手県盛岡市内丸17-45 北ホテル1Fギャラリー、10:00~19:00(最終日は~16:30)
※2 いわて花巻空港新旅客ターミナル2F出発ロビー、7:15~19:30(最終日は~16:30)
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