
10月7日、“ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA”が千葉県の海上自衛隊館山航空基地で
開催され、出かけてきました。
今年は基地内エプロン地区の工事があり、また来週に迫った自衛隊記念日行事の
観艦式にも関連してか、例年よりはやや地上展示、飛行展示とも少なめのイベントで、
朝は雨がぱらつく天候ではありましたが、朝から終了間際まで体験搭乗や飛行展示で
ヘリが離着陸を繰り返し、それなりに楽しいイベントとなりました。

朝は前夜から続く雨でエプロンはご覧のような状況でしたが、それもまた、趣のある
写真の撮影チャンスと前向きに捉えましょう。
会場には館山の地元、第21航空群の第21航空隊、第73航空隊の機体に加え、観艦式の関係で
第23、25航空隊のSH-60J、第72航空隊のUH-60Jの姿も見えました(上写真は第25航空隊機)。
飛行展示はトップ写真のSH-60J 3機とUH-60J 2機による編隊飛行と、UH-60Jによる
救難展示、空中消火展示が行なわれています。

そして開場直後と午後には、SH-60K、UH-60J各3機による体験搭乗が行なわれました。

写真は体験搭乗に出発する第21航空隊第211飛行隊のSH-60K。
私もズルなしで列に並び抽選に挑戦、見事UH-60Jの体験搭乗に当選、参加しましたが、
館山湾、東京湾から三浦半島付近にいたる10分弱の体験搭乗中、
後方に付いていた僚機のこんな空撮も撮影することができました。

午後、体験搭乗終了間際には空も晴れわたりましたが、もう少し早くこの天候が
めぐってくれば、と残念に思っていた入場者も少なくなかったかもしれません。
会場では音楽ライブ、豪華景品のスタンプラリー、シミュレーター体験や
陸自の高機動車、軽装甲機動車体験試乗なども行なわれていましたが、
自衛隊航空基地イベントの名物でもある、いわゆる花電車、館山ではマリンエクスプレスと
呼ばれる車両の運行も子どもには大人気。
そのマリンエクスプレスの周辺では、謎のヒーロー戦隊も奮闘していました。

写真はマリンエクスプレスの運行を無事終えながらも、キリッとポーズを決めてくれた
ブラックとグリーン。
対して、戦隊のキモでもあるレッドとピンクは…

おちゃめでした(笑)。ちなみにピンクはしっかりWAVE(女性海上自衛官)です。(神野)
私はきちんと確認していませんが、観艦式は当選の場合のみ通知されるとか、そういったシステムではありませんでしたか? 少なくとも乗艦される方々には最初に通知が届き、その後艦艇の名前の入った乗艦券が届いたと聞いています。
SH-60Jに関してはKの配備が進んでいるので、後継機の話はまだないのではないでしょうか。UH-60Jについてはすみませんが今回そういった話はうかがっておりません(航空祭ですし)。