明日、7月25日に茨城県小美玉市の航空自衛隊百里基地で
航空祭が開催されるのは既報の通り。そして本日は事前訓練を兼ねた、
関係者・OB・地元住民を対象とした限定公開がありました。
ウワサされていた第302飛行隊のファントム無頼新撰組F-4EJ改
(写真。機番は#402と#398の2機)や
第501飛行隊のシャークティースRF-4E/EJも登場しましたが、
きっと明日の本番でも皆さんを楽しませてくれることでしょう。
ただ、限定公開だった今日も気温は33℃まで上昇、とくに照り返しの強い
コンクリートのエプロン上では過酷な状況となりました。明日は多くの来場者で
会場はごった返し、日陰に入ることもままならないと思います。
日焼け対策、帽子などの暑さ対策、そしてなにより
充分すぎるほどの水分補給用の飲料を必ずお持ちになって出かけてください。
皆さんが百里基地航空祭を楽しまれることをお祈りしています。
『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
文林堂の本の情報はコチラから!
敬具
コメントありがとうございます。機体の老朽化が進むF-4EJ改ですが、そのスタイルはいまでも通用する美しさだと思います。今回の百里でも迫力のフライトを見せてくれました。
7.19付の産経新聞などが伝えた「F-2追加調達」の記事は、編集部でも話題になりました。以前の調達打ち切りの話についてはまた別問題ではありますが、F-X問題の先行きについては本当に気になるところですね。ちょうど次号10月号(8月21日発売)の特集で、「F-Xに新しい動き」と題して候補をF-35、F/A-18E/F、タイフーンの3機種に絞ったという新聞報道の分析をしようと考えていましたので、急きょ「F-2追加調達報道を検証する」(仮題)を国内防衛産業の動向に詳しい小野正春記者に執筆していただくことにしました。こちらもお楽しみに。
でもエアショーは予定通り開催されるそうです、これってどうなのでしょうかね?
日本だったら絶対中止ですからね・・・
ご指摘のとおり、百里救難隊よりUH-60J 2機とU-125A 1機が事故に関連して派遣されたようです。航空祭でも参加機を対象とした航空救難待機に各1機が当たっており、週末の百里救難隊は大変だったことと思います。
>戦闘機さん
おっしゃるとおりアルバータ州レスブリッジ空港でのエアショーのプラクティス中にデモチームのCF-18の墜落事故が発生してしまいました。ただ、その後の対応に関しては欧米では事故後もショーを続行することは少なくないようです。日本ならばすべてキャンセルになるでしょうが、どちらがいいというものではなく、お国柄でもあると思います。日本の場合は欧米に比べれば航空そのものがまだまだ身近ではなく、安全を優先すべきとの考え方が強いのでしょうし、これも行き過ぎや悪いことではないと考えます。
本来の航空祭の話題からだいぶ外れてしまいましたね…(苦笑)。
F-Xに関して選定作業が難航していることは事実ですが、それぞれの新聞報道の信憑性についてはまた検証が必要かもしれません。いずれにせよ、詳しくは月刊誌で紹介する部分がなくなってしまいますので、ここでは触れないことにしましょう(笑)。
航空自衛隊の戦闘機については過去から現在まで、米機に傾倒しており、とくに今回はステルス機に執着している印象は感じますが、国産に関しては別格です。ただしATD-X(心神)はあくまでも実証機、今後の国内の航空技術習得のための開発であり、あれがそのまま戦闘機になるわけではありません。
ご丁寧にありがとうございます。編集部としても皆さんのさまざまな意見をブログ上で拝聴することはとても貴重なことですので、あまり気になさらずに、今後も気軽にコメントいただければ幸いです。