ANAは4月27日、旅客機ファンを対象とした「夜の飛行機撮影会 in 羽田空港SPOT」を
羽田空港新整備場地区の202番スポットで開催しました。
これは同社整備センター所属のドックおよびライン整備経験者2名が企画、
3月23日に開催して好評を博した「夜の飛行機撮影会 in 羽田格納庫」に続く
“生きた”ANA旅客機の撮影イベントで、参加代金はひとり25,000円ながら、
今回も30枠のチケットは販売初日に3時間で完売する人気ぶりだったそうです。
この日のスケジュールは、撮影会を企画した整備センター所属の白石明華音さんと
中野裕晃さんによるオリエンテーションの後、ANAエアフレームメンテナンスビルへ移動して
この日の主役、整備を終えたばかりのボーイング787-9(JA836A)と対面、
2班に分かれた参加者は約1時間をかけて202番スポットの787を全周から撮影しました。
撮影会の行なわれたランプは後方に誘導路があり、A滑走路への着陸機も撮影できるため、
撮影機とこれらをワンフレーム内に収めようとチャンスをうかがう参加者も多く見られました。
また2班にはそれぞれANAの各セクション(整備、運航管理、客室乗務員、事務局)から
総勢10名のボランティアスタッフが同行しており、専門的な質問をする参加者もいたそうで、
「さすが皆さん、本格的な旅客機マニア!」と、彼らプロも感心していました。
ANAオリジナルデザインのカメラクリーナーや同フライトタグ(下段写真)など
参加者の好みを意識したお土産(記念品)も、よい思い出になったことでしょう。
ANAでは、今後も同様の撮影会を企画中とのこと。決まり次第、同社HPで告知するそうです。
(取材:ねこやま大吉)