『航空ファン』6月号は、カレンダーの関係でいつもより少し早い
4月19日の発売です(一部発売の遅れる地域もあります)。
特集は「オスプレイ初飛行から35年」、2024年3月に開発初号機が初飛行した
ベル・ボーイングV-22オスプレイがテーマです。
開発当初事故が多発し、一部では今も「欠陥機」として運用に反対する声もあるなかで、
ティルトローター機という新しいメカニズムの運用が
実際に難しい部分も持っていることも紹介しつつ、
どのような経緯で開発され、35年間にどのようなことが起き、
どのように運用が熟成されていったのかを紹介していきます。
また、昨年11月に屋久島沖で空軍のCV-22Bが墜落した事故を受けて
飛行停止となっていたオスプレイが飛行を再開したことに関して、
同じく先日事故調査報告が公表された陸上自衛隊のUH-60JAとともに解説します。
そのほか、表紙と巻頭では
徳永カメラマンによるタイ・シンガポール・米合同航空演習COPE TIGER 2024取材を掲載。
カラーではさらに北陸新幹線敦賀延伸祝賀飛行と
能登半島地震被災地激励飛行を行なったブルーインパルス、
米西海岸(エルセントロ、ユマ、トラビス)のエアショー、
ウクライナと黒海に接するルーマニアでのF-16による航空警戒、
インド海軍演習での公開訓練展示MILAN 2024、報道陣に公開された海自新哨戒ヘリSH-60L、
フランス航空宇宙軍ミラージュ2000D RMV(近代改修型)、
トーネード初飛行50周年記念塗装機、ジム・ラーセンのView Finder、
横田基地国際女性デーイベント“FLYGIRLS 2024”なども紹介します。
読み物も充実。日本政府の閣議決定で一歩前進したGCAP、
T-4後継機は日米共同開発となるのか、初飛行したXB-1とオーバーチュア計画、
立川飛行場戦後抄史などを取り扱います。