©飛行舘
毎年8月の1ヵ月間だけ開館している河口湖自動車博物館・飛行舘が
今年は特別にゴールデンウィーク期間中もオープン。
日本の技術遺産とも言える、大戦中の歴史的航空機などを一般公開します。
おもな展示機は、お馴染みの零式艦上戦闘機21型と52型の各完成機、
外板を張らずに内部構造が見られるスケルトン状態の零戦21型、
一式戦闘機「隼」1型と2型(日本で隼を見られるのは、ここ飛行舘だけ)、
山本五十六元帥が最期に搭乗したことで知られる一式陸上攻撃機、
特攻機「桜花」、運転可能な零戦用「栄」12型エンジン、旧日本海軍の93式中間練習機、
ブルーインパルス塗装のF-86Fセイバーなど。
また隣接の自動車館では、自動車の発展に重要な役割を果たした車両約100台を展示します。
おもな展示車は、1886年に世界で初めて作られた自動車「ベンツ1号車」、
大正時代にベルトコンベアを使用し大量生産されていた米国車「T型フォード」、
国産乗用車の原点である「戦前のダットサン」、
戦前もっとも美しい自動車と称賛された「ブガッティT57アトランテーク」、
優雅な高級スポーツカー「ベンツ300SLガルウイング」、
フェラーリ365デイトナ、512BB、F40、F50やランボルギーニカウンタック、
世界で10台しか生産されなかった幻の名車「チゼータV16T」のほか、
故・高橋国光氏が50勝目をあげたゼッケン15番スカイライン2000GT-Rレーシングや
1976年の第1回F1日本グランプリで活躍した6輪タイレルP34の特別展示も行ないます。
●開館日:4月27日(土)~5月6日(月)※期間中休館日なし。
●開館時間:10:00~16:00
●入館料(飛行舘):大人1,500円、小人(18歳以下)500円、5歳以下無料、
(自動車館):大人1,000円、小人(15歳以下)500円、5歳以下無料
●住所:山梨県南都留郡鳴沢村富士桜高原内
●電話番号:0555-86-3511
●URL:www.car-airmuseum.com
●アクセス:車なら中央自動車道・河口湖IC、東富士五湖道路・富士吉田ICから10分。
公共交通機関利用なら富士急行または高速バス「河口湖」駅からタクシーが便利。
●注意:館内の撮影は携帯電話、スマートフォンに限り可能です。三脚は使用不可です。