9月10日には神奈川県の米海軍厚木基地でCONA(米海軍航空100周年記念)
CVW-5フレンドシップデーが開催されました。
残暑の厳しい一日となりましたが、桜祭りを実施できなかった分、このイベントを
楽しみにしていたファンも多かったようです。
CVW-5(第5空母航空団)の各飛行隊と海上自衛隊、ベースフライト、HSL-51からは
各種の航空機が展示されましたが、いつものごとくロープなしの展示で、
開場直後しかクリアな写真を撮ることができなかったのは、写真撮影愛好家の皆さんには
ちょっと残念なところだったでしょうか。
それでもVFA-102のF/A-18F CONA機や、まもなく帰国が噂されるVAQ-136のEA-6B CAG機に
描かれたCONAマークなど、見どころはたくさん。
また各飛行隊、フライトギアを全装備したクルーが登場してさまざまなパフォーマンスを
繰り広げて、格好の被写体となっていました。
今回は1200時からのイベントで、フライトラインの開放は1600時までと時間があまり
長くはありませんでしたが(実際には1100時にゲートオープン、フライトラインは
1630時まで開放)、その間に写真撮影やクルーとのコミュニケーション、部隊の
グッズ購入など、思い思いに忙しい時間を過ごすファンが多かったようです。
また、ステージが作られライブなどが行なわれていたリードフィールド(グラウンド)にも
HS-14のHH-60HとHSL-51のSH-60Bが着陸、展示されたのは画期的で、
今後の厚木基地のイベントでも継続してこうした展示が行なわれることを
期待したいところです。
今後のイベントといえば、今回もゲートでは身分証明書の確認で多くのトラブルが
起こったようです。
8月20日の盆踊りでは身分証明書としてOKになったICチップ入りの運転免許証ですが、
今回のフレンドシップデーではそれ以前と同様、無効とすることが直前に決まりました。
米軍としては国際的なテロリズムが深刻化しているなか、なるべく安全なイベント開催を
目指したいということで、国籍の確認を大きな課題としています。
ICチップ入りの運転免許証は個人情報の保護の観点から本籍の記載がなくなっており、
それを確認できないというのが問題となっているわけです。
なので確実に身分証明書として使用できるのはパスポート、写真付き住民基本台帳カード
(これは本籍の表記はありませんが、日本国民でないと住基ネットに登録されないので
大丈夫なのです)、ICチップのない運転免許証のいずれかとなります。
ICチップ付きの場合、それとあわせて本籍入りの住民票もしくは警察署の発行する
運転免許証記載印字票があれば、ゲートでの身分証明書として認められるそうです。
「親善を目的とした一般開放なのに身分証明書のチェックや手荷物チェックに時間をかけ、
挙げ句追い返されるのは納得いかない」といった声も聞こえましたし、
気持ちも分かるのですが、やはり一般開放日とはいえ、立ち入るのはさまざまな
機密や危険物のある軍事基地であるということを考えれば、ある程度厳密な
チェックが必要になってしまうのも理解すべきことなのかもしれません。
今後の米軍基地のイベントでは、こうしたスタイルがスタンダードになる可能性も
低くありません。お出かけの際には、皆さんも万全を期して準備するようにしてください。
また、直前に告知した9月11日の岡山県岡南飛行場の航空フェアも、晴天のなか
多くの入場者でにぎわったとのことです。
これらのイベントについては、10月21日発売の『航空ファン』12月号で紹介する予定です。
『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
文林堂の本の情報はコチラから!
CVW-5フレンドシップデーが開催されました。
残暑の厳しい一日となりましたが、桜祭りを実施できなかった分、このイベントを
楽しみにしていたファンも多かったようです。
CVW-5(第5空母航空団)の各飛行隊と海上自衛隊、ベースフライト、HSL-51からは
各種の航空機が展示されましたが、いつものごとくロープなしの展示で、
開場直後しかクリアな写真を撮ることができなかったのは、写真撮影愛好家の皆さんには
ちょっと残念なところだったでしょうか。
それでもVFA-102のF/A-18F CONA機や、まもなく帰国が噂されるVAQ-136のEA-6B CAG機に
描かれたCONAマークなど、見どころはたくさん。
また各飛行隊、フライトギアを全装備したクルーが登場してさまざまなパフォーマンスを
繰り広げて、格好の被写体となっていました。
今回は1200時からのイベントで、フライトラインの開放は1600時までと時間があまり
長くはありませんでしたが(実際には1100時にゲートオープン、フライトラインは
1630時まで開放)、その間に写真撮影やクルーとのコミュニケーション、部隊の
グッズ購入など、思い思いに忙しい時間を過ごすファンが多かったようです。
また、ステージが作られライブなどが行なわれていたリードフィールド(グラウンド)にも
HS-14のHH-60HとHSL-51のSH-60Bが着陸、展示されたのは画期的で、
今後の厚木基地のイベントでも継続してこうした展示が行なわれることを
期待したいところです。
今後のイベントといえば、今回もゲートでは身分証明書の確認で多くのトラブルが
起こったようです。
8月20日の盆踊りでは身分証明書としてOKになったICチップ入りの運転免許証ですが、
今回のフレンドシップデーではそれ以前と同様、無効とすることが直前に決まりました。
米軍としては国際的なテロリズムが深刻化しているなか、なるべく安全なイベント開催を
目指したいということで、国籍の確認を大きな課題としています。
ICチップ入りの運転免許証は個人情報の保護の観点から本籍の記載がなくなっており、
それを確認できないというのが問題となっているわけです。
なので確実に身分証明書として使用できるのはパスポート、写真付き住民基本台帳カード
(これは本籍の表記はありませんが、日本国民でないと住基ネットに登録されないので
大丈夫なのです)、ICチップのない運転免許証のいずれかとなります。
ICチップ付きの場合、それとあわせて本籍入りの住民票もしくは警察署の発行する
運転免許証記載印字票があれば、ゲートでの身分証明書として認められるそうです。
「親善を目的とした一般開放なのに身分証明書のチェックや手荷物チェックに時間をかけ、
挙げ句追い返されるのは納得いかない」といった声も聞こえましたし、
気持ちも分かるのですが、やはり一般開放日とはいえ、立ち入るのはさまざまな
機密や危険物のある軍事基地であるということを考えれば、ある程度厳密な
チェックが必要になってしまうのも理解すべきことなのかもしれません。
今後の米軍基地のイベントでは、こうしたスタイルがスタンダードになる可能性も
低くありません。お出かけの際には、皆さんも万全を期して準備するようにしてください。
また、直前に告知した9月11日の岡山県岡南飛行場の航空フェアも、晴天のなか
多くの入場者でにぎわったとのことです。
これらのイベントについては、10月21日発売の『航空ファン』12月号で紹介する予定です。
『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
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