トランプ大統領と習近平最高主席の会談が、ブエノスアイレスで行われ、米中の貿易戦争が3か月ばかり延期になると思っていた矢先に、ファーウエイの副会長がカナダで、イラン向けの禁輸品無断輸出の疑いで、逮捕されたというニュースが駆け巡った。
これで米国国防省など対中強硬派が、ファーウエイやZTEなど中国の大手電子機器メーカーを米国や同盟国の政府機関から両社の機器の使用を排除しようとしているようだ。
しかし米国はサーバーなどの機器を中国メーカーに、大部分委託し、今後始まる超高速通信5Gの通信施設についても、ファーウエイの方が今や、ノウハウや生産能力を持っている。
ファーウエイのサーバーなどの機器に、情報を盗み取るマイクロチップが埋め込まれているという報道が流れたが、まだ明確になっていない。 おそらく米国側からのフェイクニュースのたぐいだろう。
民生用のスマホでも、ファーウエイの最高機種は魅力にあふれている。appleのiPhoneより好印象の評価をする専門家が多い。
最先端のデジタル機器の世界では、米国が焦りを見せるのも当然かもしれない。
しかし、これで米中の関係修復がまたもや遅れて、世界経済に悪影響を与えるかもしれない。
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